防犯カメラおすすめ6選【屋外・屋内】危険な製品・設置に注意


防犯カメラおすすめ7選【屋外・屋内】

住宅や店舗、施設などに押し入る強盗や窃盗などの事件が連日報道されています。こうした世相から、防犯カメラを設置したいというニーズが高まっています。しかし、防犯カメラを設置したいけれど、種類が多すぎてどういう基準で選んでいいのかわからないという方も多いはず。本記事では、防犯カメラを選ぶ前に知っておきたいことから設置方法、防犯カメラに求められる機能などについて整理した上で、おすすめの防犯カメラを紹介します。

防犯カメラ導入前に、必ず知っておきたいこと

防犯カメラを導入する前に知っておきたい法律やリスクについて紹介します。知らずに設置してしまうと、後からトラブルになったり、取り外さざるを得なくなったりするため、設置前に知っておきましょう。

防犯カメラに関連する法律

まず、抑えておきたいのが防犯カメラの設置に関連する法律があることです。防犯カメラの設置が法律違反になって処罰されてしまったら、本末転倒です。企業であればコンプライアンスにも関わってくるので、設置前に法律に抵触しないか、関連部門とも連携して確認しておきましょう。

個人情報の保護に関する法律(個人情報保護法)

防犯カメラが収集した映像に、個人を特定できる情報が含まれる場合は個人情報に該当します。よって、個人情報保護法に基づき、個人情報を含むデータの適切な保存・管理が求められます。

個人情報収集にあたっては、情報の利用目的を明確化する必要があり、その目的外での利用は違法となります。防犯カメラの場合は、目的が明らかであるため利用目的の通知・公表は不要とされるものの、店舗や施設では掲示物などで防犯カメラが設置されていることを明示することが望ましいでしょう。個人利用の場合は、設置前に近隣住民に防犯カメラを設置することを知らせ、事前に承諾を得たほうが、後々のトラブルの防止になります。

なお、トイレや更衣室、試着室などに設置することは、プライバシー侵害や盗撮に該当すると判断されます。防犯目的であっても防犯カメラの撮影範囲は、必要最小限に限定し、プライバシーに配慮して運用してください。

加えて、防犯カメラの設置に関しては、各自治体でガイドラインを設けています。個人情報保護法だけでなく自治体のガイドラインにも準ずるように設置してください。できれば設置時に専門家に相談して確認しておくとよいでしょう。

電波法

Wi-Fi接続など無線式のワイヤレス防犯カメラを利用する場合は、無線通信に関する法律である電波法に則って運用する必要があります。製品を選択する際は、必ず工事設計認証番号を取得している製品をお選びください。工事設計認証番号は、総務省から電波法に基づき「高度化省電力データ通信システム」という基本認証を受けた製品に発行されるもので、「技適マーク」として明示されます。

安価な製品や輸入製品の場合、基本認証を取得しておらず「技適マーク」がついていないことがあります。こうした製品を設置した場合、電波法違反として行政処分を受けることがあるため、購入を避けたほうがよいでしょう。

道路交通法

防犯カメラを公道に設置する場合、道路交通法の規定に従って設置する必要があります。設置場所によっては視界を遮る位置や高さ、角度などについて制限があるので確認してください。

Wi-Fi接続のカメラを利用した場合のリスク

Wi-Fi接続など無線式のワイヤレス防犯カメラを設置する場合は、次のようなリスクがあることを知っておきましょう。

・セキュリティリスク
Wi-Fi接続のカメラには、不正アクセスやハッキングなどのセキュリティリスクがあります。Wi-Fiのパスワードが不正に取得された場合、第三者からの録画データへのアクセスや情報の漏洩のリスクが考えられます。

・他の機器からの電波干渉
Wi-Fi接続のカメラは、Wi-Fiルーターからの信号を受信するため、周囲の電波状況によっては接続が不安定になる場合があります。また、他のWi-Fi機器との干渉によって接続が遅延したり、切断されたりする可能性もあります。

・電波遮断
屋外には、建物や樹木、塀などの障害物が多くあります。これらの障害物が電波を遮断するため、Wi-Fi接続のカメラの通信が安定しない場合があります。

・ジャミング
Wi-Fi接続のカメラは、Wi-Fi信号を妨害するジャミングにより、通信を妨げられることがあります。ジャミングによって、無線LANルーターからカメラへの通信が遮断され、カメラの映像を送信できなくなることがあります。

「屋外用で、工事不要で、ワイヤレスの防犯カメラ」は要注意!

リスク

屋外用の防犯カメラとして、ワイヤレス、工事不要で設置可能であることを謳う商品があり、ニーズが高くなっています。しかし、前述したような無線接続によるリスクがありますし、技適マークが付与されていない安価な海外製品を使うと電波法違反となるため、おすすめしません。

屋外用カメラを設置する場合は、費用や手間がかかったとしても、工事が必要で有線LANで接続する製品を選んだほうが安心です。なお、LTE(Long Term Evolution)というSIMカードを使用した通信方式のワイヤレス防犯カメラもあります。ただし、カメラに挿入されたSIMカードの抜き取りや紛失のリスクがあるため、カメラにアクセスできる人が制限されている工事現場などへの設置を想定された製品が多く、一般家庭や商業施設の防犯カメラには適していません。

どうしても、工事不要でワイヤレスの防犯カメラで屋外を撮影したい場合は、屋内用の防犯カメラを窓越しに設置することで対応できる場合があります。ただし、夜間は赤外線カメラで窓ガラス越しに撮影しても、赤外線が窓ガラスに反射して白飛びしてしまうので適していません。

防犯カメラを選ぶためのチェックポイント

確認作業

防犯カメラを選ぶためのチェックポイントを紹介します。

設置場所は屋外か、屋内か

設置場所が屋内なのか、屋外なのかで防犯カメラの選び方が変わります。

屋外に設置する場合は、屋外用の防犯カメラを用意します。屋外用の場合、防水性能が高く、屋外での長期使用に耐えうる製品を選びましょう。設置する場所が高温、低温になる場合は、動作温度範囲を確認します。屋外にカメラを設置する場合には、配線工事が必要で、雨や風による影響を受けないよう適切に配線します。

一方、屋内に設置する場合は、屋内用/屋外用どちらでも対応できます。機能や撮影の距離、範囲、カメラ形状などから選定するとよいでしょう。

屋内/屋外どちらの場合でも、壁面、天井、柱などに取り付けることができるので、防犯カメラの撮影対象となるエリアを確認し、設置場所を決定します。設置する場所を決めたら設置工事前に映像の確認が必要です。対象範囲が撮影できるか、人物は識別できるかなどをチェックして適切な位置かどうかを検証してください。

設置工事はできるか

次のような状況では、防犯カメラの設置工事が必要です。設置工事ができない場合は、工事不要の製品を選びます。

・壁や天井への取り付けが必要
防犯カメラ本体を壁や天井に取り付ける場合、設置工事が必要です。

・電源や通信環境が整っていない場合
防犯カメラには電源が必要であり、通信機能を備えたものの場合は、通信環境が必要です。これらが整っていない場合は、配線工事や電源工事が必要になります。また屋外の設置の場合は配線の防水加工を行います。

・高所に設置する場合
高所に設置する場合は、高所作業や安全対策が必要です。

・特殊な環境に設置する場合
防犯カメラを特殊な環境に設置する場合は、適切な専門知識が必要になります。例えば、可燃性ガスが存在する防爆エリアに設置する場合は、危険度に合わせて防爆対策が必要です。

防犯カメラの設置工事は、専門知識や経験が必要な場合が多く、安全面や法的な観点からも適切な対応が必要です。設置工事を行う業者や専門家に相談し、適切な設置を行うようにしてください。

電源は確保できるか

防犯カメラは電源が必要です。電源の確保の方法はいくつかあり、どのタイプに対応しているか確認します。

・ACアダプターによる直接的な給電
屋内用の防犯カメラであれば、専用のACアダプターを使用して、電源を供給します。

・電源配線による給電
防犯カメラに直接電源ケーブルを引き回して電源を供給する方法です。この場合、電源ケーブルを壁や天井に埋め込むか、表面に取り付けることができます。配線の見え方が気になる場合や、配線を隠したい場合は、埋め込み工事をしたほうがよいでしょう。

・PoE給電による給電
PoE(Power over Ethernet)とは、LANケーブルを通じて電源とデータ通信を同時に行うことができる技術で、比較的容易に防犯カメラの設置ができます。ただし、PoEに対応した機器でなければならない点に注意が必要です。

PoE給電を利用する場合は、接続するスイッチングハブにPoE機能があるか確認する必要があります。また、PoE給電によって供給できる電力には限りがあるため、使用する防犯カメラの消費電力に応じて、適切なPoE機能を備えたスイッチングハブを選択します。

接続方法は有線か、無線か

防犯カメラの接続方法には、有線接続と無線接続の2種類があります。それぞれの特徴と注意点について説明します。

有線接続の場合、配線を通した通信なので信頼性が高く、安定した映像を確保できます。
データ転送容量が大きいため、高画質の映像をストリーミングする場合も安定して映像を送受信できます。注意点として、配線が必要であるため、施工が複雑で、設置費用が高くなる場合があります。

Wi-Fi接続など無線接続の場合は、配線が不要であるため、設置が容易で移動も簡単にできます。注意点としては、無線LANの電波が弱い場合、映像が乱れる可能性があること、防犯カメラ以外の無線機器がある場合電波干渉が起こり、映像の品質が低下する可能性があることです。また無線接続によるデータ通信には、パスワードの漏洩による不正アクセスなどセキュリティ上のリスクがあります。

無線接続でのメリット・デメリットはこちらを参考にしてください。

撮影範囲はどの程度の広さか

防犯カメラの撮影範囲は、カメラのレンズの焦点距離や視野角、カメラの高さなどによって異なります。また、カメラの画素数によって映像の解像度が変わり、解像度が低いと遠方の様子がわかりにくくなります。

通常、防犯カメラの撮影範囲は、レンズの焦点距離によって決定されます。焦点距離が短いカメラは広角に広い範囲が映り、焦点距離が長いカメラは望遠になり狭い範囲が映ります。また、視野角が広いカメラは、カメラからの距離によって撮影範囲が異なるので、カメラの設置高さや角度によって、撮影範囲を調整する必要があります。撮影したい範囲が広い場合は、複数台のカメラを設置します。

一方、画素数は、撮影された映像の解像度に影響します。高画素数のカメラほど高画質の映像を取得できます。ただし、画素数が高くても、カメラのレンズの性能や映像処理技術によって、映像の質が大きく左右されることもあります。

防犯カメラをより活用するための機能

Safie One

利用目的によって防犯カメラに求める機能が異なります。必要に応じて、次のような機能の有無を確認しましょう。

暗い場所・夜でもしっかり映像を残したい

夜間の防犯カメラ撮影映像

暗い場所や夜でもしっかり映像を残すためには、防犯カメラに以下のような機能が求められます。

・赤外線(インフラレッド(IR))カメラ
暗い場所でも撮影が可能な赤外線カメラを使用することで、暗視撮影が可能になります。赤外線カメラは、赤外線を照射して撮影するのでまったく光のない場所でも、白黒映像として撮影できます。

・暗視カメラ(高感度カメラ)
赤外線を使わない、高感度暗視撮影が可能なカメラの場合は、暗視補正機能によって、わずかな明かりでもカラー撮影が可能です。

・逆光補正(BLC)
映像内の指定したエリアの明るさを基準として映像全体の逆光を抑制します。しかし最も暗い部分を基準とした場合、明るい部分は白飛びしてしまうので注意が必要です。

・ノイズリダクション(NR)
映像にノイズが発生することがありますが、そのノイズを低減することで、よりクリアな映像を残すことができます。

・オートゲインコントロール(AGC)
夜間や暗い場所で映像を撮影する際、明るさが不足することがあります。AGCは、カメラが自動的に映像信号の明るさを制御するための機能で、ゲインが高いほど、より明るい映像を収集することができます。カメラが暗い場所で使用される場合自動的にゲインを調整し、画像品質を最適化することができます。

・ワイドダイナミックレンジ(WDR)
強い光源と弱い光源が同時に存在する場合、弱い光源の部分が暗くなってしまうことがあります。この場合、ワイドダイナミックレンジを搭載したカメラで撮影すると、明部と暗部を分けて記録した後合成することによって、明るい部分・暗い部分のどちらも鮮明な映像を録画できます。

これらの機能が備わっている防犯カメラを選択することで、暗い場所や夜でもしっかり映像を残すことができます。

動きがあった部分の映像だけ確認したい

カメラ映像に動きがあったフラグ

人間の出入りなど動きがあった部分の映像だけを確認するためには、以下のような機能が必要です。

・動体(モーション)検知機能
カメラが設置された場所で動きが検知されると、録画を開始する機能です。これにより、不審な動きや異常があった場合に、録画を確認することができます。

・通知機能
動きを検知した場合には、スマートフォンなどに通知を送ることができます。これにより、すぐに異常を察知することができます。

・高画質の映像
映像の画素数が高いほど、映像の精細度が高くなり、動きがあった場所の確認が容易になります。特に、夜間の撮影や暗い場所での撮影では、高感度の赤外線センサーのカメラや暗視カメラなどが必要となります。

音声も残したい

防犯カメラの音声

映像だけでなく音声も保存したい場合、防犯カメラにはマイクとスピーカーが搭載されたオーディオ機能が必要になります。

なお、オーディオ機能を利用する場合は、プライバシーに関する法令や条例に遵守する必要があります。特に、公共の場所や第三者のプライバシーにかかわる場合には、十分に注意が必要です。

カメラのレンズの向きを遠隔操作したい

ドーム型PTZ防犯カメラAXIS M5074 PTZ

カメラのレンズの向きを遠隔操作するためには、パン・チルト・ズーム(PTZ)機能が必要になります。PTZ機能を搭載した防犯カメラは、スマートフォンやパソコンなどから遠隔操作ができるため、カメラの視野範囲を拡大・縮小・左右・上下に移動させることができます。この機能により、広い範囲をカバーすることができます。

防犯カメラの形の違い

防犯カメラは形から分類することができ、各タイプごとに特徴があります。

四角いカメラ=ボックス型カメラ

ボックス型防犯カメラM1124

ボックス型カメラは、四角い箱型をしているカメラのことを指し、カメラ本体とそれを保護するためのハウジングに分かれます。ハウジングは、カメラを守るために耐衝撃性や防塵性、防水性の高い素材で作られています。

ボックス型カメラは、本体が大型であるため、設置場所が限られている場合や、目立たない設置を希望する場合には適していません。反面、ボックス型カメラは設置していることに気づきやすいので、犯罪抑止効果があります。

砲弾のような形のカメラ=バレット型カメラ

バレット型防犯カメラi-PRO WV-U1532LAUX(SF)

バレット型カメラは、筒状のカメラ本体にレンズやイメージセンサーを内蔵し、外観が弾丸(バレット)のように見えることからその名がついた防犯カメラです。

バレット型カメラは、防水性能や防塵性能に優れているため、屋外での使用に最適で、駐車場や建物の外壁や柱などによく使用されています。耐久性が高いので、長期間使用することができます。

半球型のカメラ=ドーム型カメラ

ドーム型の屋外防犯カメラVIVOTEK FD9389-EHV-v2(SF)

半球のドーム状の外観を持つカメラで、天井に取り付けることができるため、屋内に適しています。外観がスタイリッシュで、目立たないため、防犯カメラとして人気です。ドーム型カメラは、レンズが球形になっているため、広い視野角を持ち、広範囲を撮影できます。対象を網羅的に捉えることができ、屋内空間全体を記録することができます。

ドーム型カメラは、レンズの向きを予測しにくいため、記録されていることと意識しづらくなっています。

最近のトレンドは、クラウド防犯カメラ

safieのクラウド録画サービスの仕組み

クラウド防犯カメラとは、ネットワークカメラ(IPカメラ)とも呼ばれ、インターネットを経由して映像をクラウド上に保存し、リモートで映像を確認できる防犯カメラのことです。

一般的な防犯カメラは、カメラからレコーダーなどの録画機器に映像を録画する方式ですが、クラウド防犯カメラはカメラ本体がインターネットに接続され、クラウド上に直接保存された映像を専用のアプリやウェブページにアクセスして視聴します。

クラウド防犯カメラの利点としては、映像データがクラウド上に保存されるため、録画機器を設置する必要がなく、手軽に導入できる点が挙げられます。また、リモートで映像を確認できるため、外出先からでも現地の様子を見られます。

スマホやパソコンの画面から視聴できるため、専用のモニターも必要ありません。会議など複数人がいる場や大画面で確認したい場合には、パソコンから接続したモニターに映し出すこともできるため、シーンに合わせた方法を利用できる点もメリットとなります。

一方で、インターネットを介して映像が保存されるため、ハッキングなどのセキュリティ上のリスクがあることや、通信環境によっては映像が遅れたり、途切れたりすることがある点に注意が必要です。製品を選ぶときは、通信が暗号化されている、カメラへのアクセスができなくなっているなど、高セキュリティなものを選ぶとよいでしょう。なお、映像データをクラウド上に保存するため、月額で費用が発生することがあります。

おすすめ防犯カメラ一覧と選び方

上記の情報を踏まえて、おすすめの防犯カメラを紹介します。
あなたにあった防犯カメラを探してみましょう。

屋内用防犯カメラのおすすめ

マイク・スピーカー内蔵。防犯だけでなく、遠隔でのコミュニケーションをしたいときに

エッジAI搭載防犯カメラSafie One

Safie One

¥41,800(税込)

エッジAIを搭載したコンパクトな屋内用カメラです。壁や天井にネジ止めするだけでなく、ライティングレール・三脚など様々なアダプターが利用可能。場所を選ぶことなくご自身で設置できます。高画質・高感度なため、くっきりとした映像で確認できます。防犯用途だけでなく、業務の効率化やマーケティング活動にも利用可能です。内蔵マイク・スピーカー、Bluetoothを標準搭載しているので、離れた拠点間のコミュニケーションも可能です。Wi-Fi接続、有線LAN接続どちらにも対応しています。録画データをクラウドサーバーに保存することもできます。

小型で暗所撮影に強み

ドーム型防犯カメラVIVOTEK FD9166-HN

VIVOTEK
FD9166-HN(SF)

¥54,780(税込)

コンパクトでスタイリッシュな直径90mmの小型ドーム型カメラです。10mまで照射可能な赤外線機能IRカメラを搭載しているので、暗闇での撮影も可能です。さらに、WDR(ワイド・ダイナミック・レンジ) Pro搭載で逆光など高コントラストの環境下でも鮮明に撮影ができます。録画データをクラウドサーバーに保存することもできます。

PTZ機能搭載の高性能カメラ

AXIS M5074 PTZ

AXIS
M5074 PTZ

113,080(税込)

リモートで屋内向けの、⼿のひらサイズのPTZ(パン・チルト・ズーム)カメラです。±180°のパン、90°のチルト、および5倍の光学ズームで500 m²のエリアを柔軟にカバーします。広範囲の撮影と詳細ズームの両方が可能で、オートフォーカス機能により、ピントを被写体に自動的に合わせることができます。IP51保護等級に準拠し、埃や⽔滴からカメラを保護します。

屋外用防犯カメラのおすすめ

屋外用防犯カメラは、設置工事が必須です。セキュリティの観点からWi-Fi接続の機器は非推奨です。なお、安価な海外製のWi-Fi接続防犯カメラは、日本の電波法に基づいた基本認証を受けていないものがあります。こうした製品を利用すると、電波法違反となる可能性があるため、注意が必要です。

安全・安心の防犯カメラを設置したい場合は、設置工事が必要な有線LAN接続の製品を選びましょう。設置工事が難しい場合は、屋内用カメラ(Safie Oneなど)を窓越しに設置することで、屋外の様子を確認できます。

防水、防塵機能つき防犯カメラ

ドーム型の屋外防犯カメラVIVOTEK FD9389-EHV-v2(SF)

VIVOTEK
FD9389-EHV-v2(SF)

¥57,860(税込)

コンパクトな屋外用小型カメラで、IP66およびIK10に準拠し、防水・防塵と耐衝撃性があり、 -40°〜60°までの幅広い気象条件下でも動作するよう設計されているため、 屋外設置に適しています。暗闇にも強く、30mまで照射可能な赤外線IRに加え、低照度下でのカラー画像を可能とするSNV機能を搭載しているため暗視環境下の撮影を実現します。

さらに音声入力機能がありカメラ周辺の音声取得も可能なため、多種多様な屋外防犯ニーズに対応可能です。WDR(ワイド・ダイナミック・レンジ)搭載により、明るいところと暗いところが混在する映像も鮮明に撮影することが可能です。たとえば、太陽や照明に向かった逆光のときに明るいところが白くボケてしまったり、暗い部分が潰れて見えなくなることがありません。また、IRライト機能や最低照度の低さから、暗闇の撮影に非常に適していることが特徴です。

存在感ありで防犯効果◎な防犯カメラ

i-PRO WV-U1532LAUX

i-PRO
WV-U1532LAUX(SF)

¥66,000(税込)

i-PRO WV-U1532LAUX(SF)は、防犯抑止効果の高い屋外ハウジング一体カメラです。IP66に準拠した防水・防塵性能があり、-30℃~+50℃(電源投入時:-20℃~+50℃)の幅広い気象条件下でも動作するよう設計されているため、屋外設置に適しています。またIK10の耐衝撃性能により外部からの衝撃にも強いのが特徴です。

さらに電動バリフォーカルレンズ搭載で、「手元を綺麗に映したい」「設置場所から遠く離れた場所を見守りたい」といったニーズにも対応しています。

ここまでで紹介した防犯カメラは、Safie(セーフィー)のオンラインストアでも販売しております。カメラの詳細なスペックや価格は、各商品ページよりご確認いただけます。

映像の保存期間で選べる料金プラン

上記の防犯カメラで撮影した映像をクラウドサーバーに保存するための料金が必要です。保存期間に応じてプランを選べて低価格で利用できます。
一番人気は、1ヶ月分の保存ができる30日間の録画プラン。

7日〜365日までのプランがありますので、月額は以下の料金プランページよりご確認ください。

工事現場での利用に適した防犯カメラ

工事現場においては、一般的な防犯カメラでは対応できない特殊な要件があります。求められる機能には以下のようなものがあります。

耐衝撃性

工事現場では重機や材料の運搬などが行われるため、カメラが衝撃を受ける可能性が高いため、耐衝撃保護等級IK10などが求められます。

防塵・防水性

工事現場は屋外であり、天候や環境の変化が激しく砂ぼこりも舞うため粉塵や水の侵入による故障を防ぎましょう。台風などの強い雨風でも浸水しない防塵防水規格IP66などが求められます。

夜間撮影機能

夜間の工事現場でも鮮明な映像が得られるように、暗所撮影に特化したカメラが求められます。

遠隔操作機能

工事現場は広い場所が多く、カメラの設置位置や角度の調整が必要な場合があります。そのため、遠隔操作が可能なカメラが求められます。

高解像度・広角レンズ

工事現場においては、建物や足場など幅広い範囲を一度に記録する必要があるため、高解像度と90°以上広角レンズや操作ができるPTZ機能が求められます。

録画機能

事件や事故が発生した場合に備えて、長時間の録画が可能なカメラやレコーダーが求められます。HDDやSDカードに保存する場合、高解像度であるほどデータ容量が大きくなるため保存容量に注意が必要です。

これらの機能を備えた特殊な防犯カメラが、工事現場に求められます。

現場で電源さすだけすぐに使える防犯カメラ

Safie GO

お問い合わせください

通信回線LTE搭載クラウド型防犯カメラSafie GOは、現場で電源にプラグを刺すだけで使えることが特徴の一つです。IP66防水防塵モデルなので、屋外の厳しい環境での使用にも耐えられ、衝撃耐性もあります。従来の類似製品と比べてもコンパクトな設計なので、現場間の持ち運びや郵送もラクラクです。高解像度と広角レンズで現場の様子が把握でき、夜間の撮影も可能です。リモートからの確認も可能です。(Safie GOは、録画プランの選択がございません)

ダミーカメラよりも、録画機能をもった防犯カメラを

ダミーカメラとは、本物の防犯カメラのように見える偽物のカメラのことです。ダミーカメラは防犯対策の一環として安価で簡単に設置できるため、多くの場所で使用されています。

しかし、ダミーカメラには撮影・録画機能がないため、実際に犯罪が発生した場合、映像を取得できず、証拠として利用できません。また、犯罪者はダミーカメラをすぐに見破るので、抑止効果は期待するほど高くありません。

またダミーカメラが設置されていると、施設管理者が防犯カメラが設置されていると勘違いしてしまう場合があり、本物の防犯カメラを設置すべきところに設置されず、防犯効果が低下する可能性があります。

以上のようなリスクがあるため、ダミーカメラの効果は限定的であり、本物の防犯カメラの設置が望ましいです。

後悔しないために、防犯カメラは安心できる場所で買おう

防犯カメラの選び方、注意点などについて解説してきました。整理すると、次のようなことがいえます。

・目的に合わせたカメラの種類を選ぶ。
屋内用、屋外用、夜間撮影可能なカメラ、高画質カメラ、広角カメラ、工事現場用など様々な特徴を持つ防犯カメラがあります。目的にあわせて選定します。

・カメラの解像度、視野角から選ぶ
解像度が高いほど、より鮮明な映像が得られますし、撮影範囲が広いほど、より広い範囲をカバーできます。

・防犯カメラの接続方法を選択する
ネットワークへの接続方法として、有線接続、無線接続、LTEなどがあります。給電方法も、ACアダプター、配線、PoE給電などの接続方法があります。

・防犯カメラの設置場所を考慮する
屋外、高所、壁面、天井など、設置場所によって工事が必要になったり、求める要件が変わります。

・適切な法律・規制を遵守する
防犯カメラの設置には、電波法や個人情報保護法など、遵守しなければならない法律・規制があります。

これらのポイントを考慮し、目的や設置場所に合わせた防犯カメラを選ぶことが大切です。
自分では選べないという企業さまは、お気軽にご相談ください。


クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」のご案内

いつでもどこでも映像が見られるクラウドカメラを提供しています。課題に合った活用方法についてお気軽にご相談ください。

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