防犯カメラモニターの選び方とスマホ閲覧との違いを解説

防犯カメラモニターと スマホ閲覧との違いとは?

防犯カメラの設置にはカメラ性能だけでなく、映像をうつすモニターの機種選びも重要になってきます。モニターとして主に採用されるのは「防犯カメラ専用モニター」「モニター付きカメラ」そして「スマホやパソコンの利用」の3つの方法です。防犯カメラ選びやモニター選びで迷われている方やスマホ閲覧との違いについて知りたい方はぜひご確認ください。

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防犯カメラモニターの基礎知識

防犯カメラのモニターは、カメラで撮影した映像を表示するための大切な装置です。防犯カメラ選びとあわせて、どのようなモニターを設置すべきか迷うこともあるでしょう。主に「防犯カメラ専用モニター」「モニター付き防犯カメラ」「スマホ閲覧の3種類に大別できます。

防犯カメラモニターの役割

カメラで撮影した映像データを表示するのがモニターの役割です。モニターがなければ、カメラで記録した映像を確認することはできません。従来のアナログモニターから最新の8Kモニターまで、さまざまな規格や種類があります

また、VGAやHDMI、BNCなどの接続端子にも違いがあります。最近ではUSBタイプや無線接続のモニターなど接続の種類も増えてきました。

防犯カメラモニターの最新情報

防犯カメラのテクノロジーは日々進化しており、8K映像やAHD対応、モニター付きカメラ、さらにはスマホと連携したクラウド録画サービスなど、最新の技術が次々と登場しています。

特に、防犯カメラの映像を外出先からでも確認できるクラウド録画サービスの登場は、防犯カメラ業界に大きな変化をもたらしました。

遠隔での映像確認や映像共有、スマホアプリでの映像クリップなど、専用モニターに映像を出力することなく、スマホやパソコンで映像を確認する方法がトレンドになっています

防犯カメラモニターの種類

防犯カメラのモニターにはいくつかの種類があり、4K対応やVGA対応などの細かな種類で分類することもできます。ただし、細かな分類は専門的で難しい内容になるため、ここでは主なモニターの種類を3つに大別して解説します。

防犯カメラ専用モニター・汎用モニター

警備室や中央管制室など、高度な監視が求められる場所で利用される防犯カメラ専用のモニターです。また、テレビやPCモニターを防犯カメラの汎用モニターとして利用することもできます。

複数台のカメラ映像を分割表示でき、映像再生の安定性に優れているのが特徴です。

モニター付き防犯カメラ

簡易的な防犯対策を求めるユーザーに人気の機種がモニター付き防犯カメラです。カメラ本体にモニターが組み込まれているため、新たに機器を買い足す必要がありません。

また、取り付けや設定も簡単にでき、臨時のカメラ設置やトレイルカメラのような短期間の利用に適しています

レコーダー機能を搭載している機種も多いので、カメラ本体から別のモニターへ映像出力することも可能です。

スマホ閲覧(クラウド録画サービス)

スマホやパソコンを使って防犯カメラの映像をチェックできるのがクラウド録画サービスです。Wi-Fiや4G/5Gなどのネットワークを介して、専用アプリケーションから遠隔で防犯カメラの映像を確認できます。

外出先からリアルタイムで映像を確認できるのが特徴です。

防犯カメラモニターの選び方

防犯カメラのモニター選びは、利用目的や必要な機能によってさまざまな要因を考える必要があります。主な3種類のモニターから適切なモデルを選ぶためのポイントを解説します。

モニターの使用目的を明確にする

まずはじめに、なぜモニターを設置するのか考える必要があります。たとえば、複数台のカメラの映像をうつしたい、遠隔でもカメラの映像を確認したいなどです。

複数台のカメラの映像をうつす場合は、4K映像などの高解像度のモデルが適しており、遠隔で映像を確認する場合は、クラウド録画サービスを活用するのが適しています

モニターの機種を選ぶ前にまず利用目的を明確にしましょう。

スマホやパソコンから遠隔で閲覧するか決める

モニター選びでもっとも重要なポイントが、遠隔で映像を確認できるかどうかです。遠隔で映像を確認したい場合は、スマホやパソコンからリアルタイムで映像を確認できるクラウド録画サービスを選ぶ必要があります

オフラインの映像確認を希望する場合は、モニターの選択肢も多くなるため、機種のスペックを比較して理想のモニターを探してみましょう。

また、4K映像の高画質なモニターを利用しながら、遠隔でも映像を確認したい場合は、NVR(ネットワークビデオレコーダー)という選択肢もあります。

画素数や拡張性などスペックを比較する

オフラインの利用やNVRの導入はモニターの購入が必要であるため、機器のスペックを比較してモニターを選びます。

重要なポイントは、カメラやレコーダーの画質にモニターも対応しているかどうかです。画質にはHDや4Kなどの違いがあるため、基本的に同じ画素数のものを選びます。

また、接続端子による違いもあるため、VGAやHDMI、BNCなど、レコーダーに適した機種を選ばなければなりません。

クラウド録画サービスでスマホ閲覧する場合は、モニター選びの手順は必要ありません。

スマホ閲覧と防犯カメラ専用モニターの違い

最後にスマホ閲覧(クラウド録画サービス)の特徴と防犯カメラ専用モニターとの違いについて解説します。

専用モニタークラウド録画サービス
外出先から映像確認×
ケーブル接続×
安定性△(通信環境による)
最高画質8K(7,680×4,320)HD(1280×720)

どこからでも視聴が可能

クラウド録画サービスの特徴は、Wi-Fiや4G/5G通信を利用して、外出先や自宅でも防犯カメラの映像を見られる点にあります。たとえば店舗の閉店中にスタッフが不在であっても、クラウドカメラが不審者を検知して即座にスマホから状況を確認することも可能です。

専用アプリのインストールで手持ちのスマホやパソコンをモニターとして利用できるため、新たにモニターを買い足す必要もありません。

ただし、クラウド録画サービスの利用には、常時500Kbps〜1Mbps程度のWi-FIまたは4G/5G回線が必要になる点は注意しなければなりません。

メリット:遠隔から映像を確認できる

デメリット:安定したネットワーク環境が求められる

遠隔での映像共有が可能

クラウド録画サービスなら、複数の管理者やグループ内で映像データの共有も可能です。専用モニターとは違い、拠点から離れた管理者やマネージャーと映像データを共有でき、現場にいなくてもリアルタイムで迅速な指示出しにつながります。

さらに専用プラットフォームを構築するクラウド録画サービス「Safie」は、外部からカメラにアクセスできない強固なセキュリティを誇ります。利便性が高い仕組みながら、カメラは仮想プライベートネットワークや暗号化で保護され、データ漏えいの心配はありません。

ただし、映像を閲覧するユーザーにITリテラシーが求められる点は注意が必要です。一般的なセキュリティ対策として適切なユーザー管理と定期的な教育が求められます。

メリット:複数人で映像共有できる

デメリット:閲覧者のユーザー管理とリテラシー教育が求められる

初期費用を抑えて設置できる

防犯カメラ専用モニターでは、モニターの費用以外に専用レコーダーやケーブル敷設などさまざまな初期費用が必要です。

クラウド録画サービスは、初期費用は基本的にカメラ代とケーブル敷設代だけです。モニターには手持ちのスマホやパソコンを利用できます。

また、電源接続とWi-Fi設定で利用できるモデルは、特別な工事をせずに防犯カメラを設置できる点もメリットです。

ただし、サービスの利用にはサブスクリプション契約が必要であるため、ランニングコストがかかる点は注意しなければなりません。

メリット:手持ちのスマホがモニターになる

デメリット:ランニングコストがかかる

クラウド録画サービスならモニター選びも簡単に

防犯カメラのモニターは「防犯カメラ専用モニター」「モニター搭載型カメラ」「スマホ閲覧」の3種類に大別できます。さらに、HDMI端子やVGA端子、4Kや8Kなどの違いで、さらに細かく分類することも可能です。

ただし、モニターの性能まで理解することは一般的に難しく、専門の技術者でなければ機器を選ぶまでに多くの時間を費やしてしまいます。また、機能を理解しないままハイスペックなモデルを購入して、高額な請求に驚いた経験を持つ方もいるかもしれません。

このような悩みを解決できるのが、スマホやパソコンを防犯カメラのモニターとして利用できるクラウド録画サービスです。複雑な機器選びが必要だった防犯カメラとは違い、手持ちのスマホやパソコンをモニターとして手間なく安価に導入できます

モニターの性能や接続端子を意識しなくても防犯カメラは設置できますので、クラウド録画サービスが気になった方は、ぜひセーフィーまでご相談ください。

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