防犯カメラ設置費用・見積もりの相場と内訳。安くする3つのコツ

防犯カメラの設置には、本体代や周辺機器代のほかに工事費用が必要となり、初期費用がかかります。
実際の料金は設置業者や取り付ける場所によっても変わりますが、価格相場やどこにコストがかかるのか内訳もあわせて解説します。

安くおさえるための方法もご紹介しますので、ご予算的に設置が難しいとお悩みの方も参考にしてください。

防犯カメラ設置費用の相場（屋内・屋外）

まず、防犯カメラを設置するにあたってかかる費用が3つあります。

こちらは屋内に設置するのか屋外に設置するかで価格が変わってきますので、下記の図を参考にしてください。

設置場所	カメラ代	録画機＋モニター	工事費	備考
屋内	2～50万	30～50万	10～50万
屋外	3～10万	30～50万	50～70万	防水防塵ありのカメラ

カメラ代と工事費は屋外になると少し高くなる傾向がありますね。
これは屋外に設置の際は雨風にも対応できるよう、防塵防水の機能があるカメラを選ぶ必要があるからです。

また、クラウド録画型のカメラであれば録画機はクラウドサーバー、モニターはパソコン・スマホに置き換えられるため追加必要がかかりません。

防犯カメラの必要な機能や設置場所によって変動するため、詳しいお見積りはお気軽にご相談ください。

防犯カメラ設置工事費用の内訳4つ

1章でまとめた図にもあるように、工事費にかかっている費用は大きいですよね。
どういった内訳になっているのか気になる方は多いのではないでしょうか？
調べたところ、内訳は（１）作業費・人件費、（２）材料費、（３）出張費、（４）特別工事費の構成になっていることがほとんどです。

（１）作業費・人件費
カメラの台数や作業時間により変動しますので、1万円から数十万円程度になります。
（２）材料費
細かいネジなどから耐久性LANケーブルの準備、配管の敷設など現場に合った材料を準備しますので、こちらも設置場所により変動します。
（３）出張費
一部の遠方地域を除いて2万円前後です。
（４）特別工事費
高所作業（2名以上の作業が義務付けられています）や壁を貫通する工事、電源の新設工事などを、現地調査を実施し、個別にお見積もりした上で設置工事を実施します。

設置工事を依頼する際にも、どんな業者に頼むか以下の記事を参考に検討してください。

屋外用防犯カメラ設置工事が高額になる理由

屋外設置の場合、特に工事費が高くなってしまう場合が多いです。理由としては、以下のようなケースが多く、特殊な作業が必要となるためです。

• 屋外配線距離が長い
• 高所作業や貫通作業が必要

屋外設置を検討する際は、工事業者からいくつか見積もりをとることをおすすめします。
見積もりを依頼する際は、図面が必要になるので用意しておきましょう。

コストをおさえる方法

防犯カメラ本体や工事費用は、メーカーや設置業者ごとに変わりますが、その他の面からも費用をおさえる方法はあります。

機材を減らす

設置にかかる費用の1つとして挙げた録画機やモニターが不要な「クラウドカメラ」があります。
クラウドカメラに必要なものは、防犯カメラ本体とインターネット環境だけ。

必要な機材が減ることで、費用は減ることはもちろん、設置後にそれぞれの機器の不具合や故障がないかメンテナンスにかかる手間や費用を減らします。
クラウドカメラに関しては、下記の記事で詳細に解説していますので、ぜひご覧ください。

補助金を利用する

自治体の補助金制度を利用することで、一部費用の補填を受けることができます。
補助率や上限額また受給条件は、各自治体によって異なりますので、ご自身の地域ではどのような補助が受けられるかご確認ください。
以下の記事で防犯カメラの補助金について、まとめているので参考にしてください。

工事不要の防犯カメラ

設置工事費用を削減するには、電源があれば工事をせずに使えるクラウドカメラもご検討ください。
ネジやマウントで天井や棚上にも設置が可能な製品もあるので、機能的が利用目的に合えば初期費用はカメラ本体代のみとなります。

セーフィーでも低価格かつ、「工事なし」でご自身で簡単に設置できるカメラのご用意もございます。

まとめ

防犯カメラの費用は設置場所によっても変動しますので、一度お見積もりなど取ると良いでしょう。
セーフィーでも防犯カメラの設置についてご相談を承っておりますので、お気軽にお問合せください。

クラウドカメラの活用方法にお悩みの方は、さまざまな業界・課題での導入事例を紹介していますのでこちらからご覧ください。