青果陳列のコツを紹介|売上げアップする野菜の並べ方や陳列時の注意点も

青果売り場の陳列のコツとは

スーパーの入り口付近に配置されることの多い青果売り場は、お店全体のイメージを左右しその後の買い物にも影響を与えます。

本記事では、売上げにつながる青果の陳列方法や注意点を解説します。商品陳列や改善に役立つAIカメラについても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

青果売り場は適切な陳列をすることで売上げUPにつながる

青果売り場とはスーパーなどの店舗で、その名の通り野菜や果物などの青果を販売している売り場のことです。入り口すぐのエリアに配置されることが多い青果売り場は、お店の顔とも言っても過言ではないでしょう。

青果売り場には、季節感や新鮮さ、商品のお得感などさまざまなイメージを与える役割があり、お客様に心地よく買い物を続けてもらえるような工夫が大切です。入店直後はお客様の購買意識がもっとも高い状態にあるため、青果売り場の陳列により店舗の売上げに影響を与えることも少なくありません。そのため、適切な陳列をして店舗全体の売上げにつなげていくことが大切です。

まずは、青果売り場の基本的な陳列方法を3つ紹介します。

陳列のポイント1:分類ごとに陳列する

商品の陳列は、分類ごとに分けて陳列するのが基本です。青果も同じく、葉野菜や根菜類などと分けて同じ分類を近くにまとめます。青果は、主に以下のように分類できます。

・葉野菜
・根菜類
・イモ類
・キノコ類
・豆類
・ウリ科
・ナス科
・果実類 など

人参や大根などの根菜類、ほうれん草やチンゲンなどの葉野菜といったように分類ごとにまとめて陳列するのが基本です。商品の位置がわかりやすくなるため、お客様も商品をスムーズに探せるようになります。

陳列のポイント2:重さ別に配置を決める

青果の陳列は、軽いものを上にして重いものは下に陳列することも基本の考え方です。青果はそれぞれの形状も異なり、フィルムに包装されているものが多いです。重い商品を落下させてしまうと割れたり折れたりする可能性が高く、下に置いてあるほかの商品にも影響を与える危険性があります。青果の被害が大きくならないように、なるべく重いものは下段に陳列しておくのが安全です。

陳列のポイント3:色合いで配置を決める

青果はほかの商品と異なり、赤・青・黄色と色鮮やかな商品が多く並ぶエリアです。お客様の目を引くように、色合いを意識した陳列も基本的な手法です。基本の陳列方法1で紹介した分類ごとの陳列ももちろん大切ですが、葉野菜ばかりで陳列棚が緑一色となってしまわないように赤や黄色のカラーも意識しながら並べます。青果売り場全体がカラフルな色合いになり、遠くから見ても目立つ、華やかな印象を与える効果があります。

売上げにつながる野菜の並べ方と陳列のコツ

青果の基本陳列を把握したうえで、売上げにつながる陳列のコツを解説します。

売りたい商品は広く陳列する

売りたい商品は、陳列数を増やして広いスペースに陳列するのがコツです。スペースを広く確保することでお客様が商品を視認する機会が高まり、売上げにも比例するといわれています。また、売れ筋のよい商品や人気の商品などは、広い陳列数を設けることで多くのストックを抱えておけるので在庫切れを防ぐといった効果もあります。特に青果は消費期限が短く、仕入れ数や値段も変動しやすい商品です。売りたい青果は積極的に陳列を広げ、お客様の目に留まるようにしましょう。

ボリューム陳列をする

青果は、同じ商品を大量に陳列する「ボリューム陳列」がおすすめです。ボリューム陳列は遠方からでも商品がわかりやすく、同じ商品が並んでいるため商品を手に取りやすいといった効果がある陳列方法です。ボリューム陳列は色鮮やかなものや複数の陳列で美しく見えるものに取り入れる方法のため、青果にぴったりの陳列です。

特に青果では、ボリューム陳列によって新鮮さのアピールや季節感の演出にもつながります。反対に陳列数が少ないと売れ残り感が出てしまう可能性があるため、在庫が少なくなれば補充したり、少なく見えないように一か所にまとめたりと定期的な確認作業が必要です。

サンドイッチ効果を活かす

売上げの少ない商品は、「サンドイッチ陳列」を活かすと効果的です。サンドイッチ陳列は、あまり売れない商品を売れ筋商品で挟むようにして陳列したり、横に並べたりする陳列方法です。売れ筋商品はお客様からの視認率が高まるため、隣に並べられた商品も自然と目にする機会が増えます。売上げが少ない商品でも売れ筋商品の近くに並べることで、売上げ効果が期待できます。

目玉商品はゴールデンラインへ配置する

目玉商品は、「ゴールデンライン」に配置するのがコツです。ゴールデンラインとはお客様が商品を見やすく、手に取りやすい高さにあるエリアのことです。価格や知名度が同等であればゴールデンラインに陳列された商品が購入される傾向にあり、店舗売上げの大半はゴールデンラインの商品が占めるといわれています。

ゴールデンラインは身長によって異なるため、女性や男性、子どもなどターゲットにより変える必要があります。たとえば、160cmくらいの方であれば120cm〜150cmくらい、170cmくらいの方であれば130〜160cmくらいの高さがゴールデンラインです。

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青果売り場の陳列で注意するべきポイント

青果売り場で陳列をする際に、注意しておくべきポイントを紹介します。

陳列前にセールスポイントを明確に決める

商品を陳列する前に、セールスポイントを明確にしましょう。特に青果は、旬のものや仕入れ状況が日々異なるため、売りたいものや目玉商品はなにかを毎日考えて陳列することが大切です。

想定されるお客様の層や青果の特性などを考慮して、セールスポイントを決めましょう。献立をイメージできるような陳列にする、目玉商品を1つに絞る、季節感を演出する、など売り場のイメージや方針により陳列方法は異なります。また、その日に売りたい野菜を明確にすることで、売上げにつながる方法を意識できるため陳列がスムーズになります。

補充をしっかりおこなう

青果の陳列方法が定まったら、定期的に補充をおこなう必要があります。時間の経過とともに陳列が乱れていくため、その様子を見たお客様に新鮮さや季節感、ボリューム感を与えられず、売れ残りのようなイメージを与えてしまいます。補充の際にキレイに並べ直し、補充する在庫がない場合はまとめます。お客様で賑わう店舗や売れ行きのよい商品ほど、補充をしっかりとおこなわなければなりません。

売れない場合は陳列を変える

売りたい商品が思うように売れない場合は、陳列方法を変えることも大切です。陳列方法を変化させるだけで、商品の売上げが伸びることもあります。

以下の点を意識して、陳列方法を見直してみましょう。

  • 補充や整理の時間間隔が長くないか
    陳列が乱れている、商品が少なくなっている状態が長いと、売上げを低下させる要因となります。
  • 補充する際にお客様の妨げになっていないか
    お客様の通行を塞いでいたりスタッフがいて商品が選べなかったりすると、お客様が自然と目先や方向を変えてしまいます。
  • 売り場が汚れていないか
    売り場に野菜くずなどが落ちていたり、床が濡れていたりすると清潔感が失われます。
  • 商品がとりやすいか
    青果は個体差があるため、崩れやすいといった特性があります。陳列の状態により、不安定感や取りにくそうというイメージを与える可能性があります。

青果売り場の陳列はAIカメラの導入で最適化が可能

スーパーの青果コーナー

青果は季節商品や仕入れ状況が日々異なるため、毎日売りたい商品は変動します。また、新鮮さやボリューム感を出すために、こまめな補充や陳列の整理が必要です。そのため、「どのような陳列をすれば売上げ効果が出るかわからない」、「こまめな陳列や補充に手が回らない」といった課題を抱える店舗も多いことでしょう。

AIカメラを導入すると、省人化や効率化、定量的な効果測定が可能となり、店舗が抱える課題の解決につながります。AIカメラにより店舗の購買情報を数値化し、データ分析による売り場作りが実現します。

AIカメラは、カメラ映像から人やエリアを識別できます。任意の条件を設定しておくことで、エリア内の人数や時間を計測してくれます。計測した数値はグラフ化してくれるものまであるため、売り場の状況を自動で可視化できます。

たとえば、青果コーナーをいくつかのエリアに分けてお客様の滞留率を測定することで、一番立ち入りが高いエリアが特定できます。売りたい商品を滞留率が高いエリアに配置するといった判断ができるため、売上げ向上に活かせます。従来はスタッフの経験値をもとに判断していた陳列も、お客様の行動パターンをデータ化することでよりよい陳列につなげられます。

また、AIカメラがお客様の立入や滞留を検知したら、パソコンやスマホなどに通知する機能もあるため、野菜補充の確認としても活用できます。作業の効率化が図れるため、人手不足で定期的な売り場チェックが難しいといった問題も解消されます。

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青果売り場にAIカメラを設置するメリット

AIカメラを設置することで、以下のようなメリットや効果があります。

指定エリアの滞留計測ができる

カメラの画角内にエリアを指定しておくことで、エリア内に立ち入った人を把握し人数や時間を測定します。画角内に複数のエリアを設定することで、エリアごとの滞留の違いを比較できます。スタッフが売り場をチェックして常時計測することは困難なため、自動かつ正確な計測をおこなってデータ化できる点は大きなメリットです。

ファネル分析が可能

ファネル分析とは、お客様が商品を認知して購入に至るまでの行動を分析し、購入に至らなかったポイントと原因を探る手法です。カメラ映像をもとにして商品をスルーしている、手に取ったけど購入しないなど、お客様のようすを把握できます。また、POSレジのデータも合わせて活用することで、商品棚の滞留率と購入データを照合したファネル分析が可能です。

さらに、店舗の入り口や通路などに複数台カメラを設置することで、店舗全体の課題を探ることにもつながります。AIカメラの導入は、青果売り場だけでなく全体の売上げ改善が目指せます。

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映像データによる分析ができる

AIカメラであれば自動でデータ計測をしてくれるため、お客様の滞留率の高い時間帯だけに絞ってチェックすることも可能で、効率よく映像確認できる点がメリットです。映像をチェックすることでお客様の年代や性別を把握でき、表情やようすなどを読み取ることも可能です。

お客様の属性を定量的に把握することで、商品キャンペーンや特売日などいつのタイミングでどのように実施するかを戦略的に検討できるようになります。AIカメラの映像データから売り場改善のヒントを得たり、マーケティングに活かしたりと活用シーンはさまざまです。

まとめ

青果売り場はスーパーの要となるエリアであるため、店舗全体の売上げにつなげられるように陳列方法を工夫しなければなりません。さらに、新鮮さをアピールしてその後も気持ちよく買い物をしてもらえるように、こまめな陳列と整理が大切です。これらの作業を効率よくおこなうためには、AIカメラの設置が有効です。カメラ映像やAIが収集したデータを分析して、陳列方法の改善やマーケティング施策の効果検証などに活用できます。

セーフィーでは小売業・店舗ビジネスが抱える課題を解決する映像ソリューションを提供しています。小売業界の企業様への実績も豊富にあります。セーフィーのAIカメラがあれば、上記で紹介した活用方法を実行できます。青果売り場をはじめ、店舗全体の陳列方法や売上げ向上の課題解決の方法として、ぜひセーフィーのAIカメラをご検討ください。