遠隔臨場システムの導入に必要なものは?メリットや選び方のポイントを解説

遠隔臨場システム導入に必要なものは?

建設現場や工事現場の生産性向上を目的として、導入が広がりつつある遠隔臨場。遠隔臨場を実現するシステムには様々なツールが使われますが、選び方のポイントを押さえて比較し、自社に合った製品やサービスを見つけたいところです。

この記事では、遠隔臨場システムの全体像や必要な要素を、遠隔臨場のメリットやシステム選びのポイントとあわせて解説します。

遠隔臨場システムとは?

遠隔臨場システムとは、遠隔臨場の実施のために必要となる機器やサービス一式のことを言います。一般的に、遠隔臨場システムは次の図のように構成されます。

遠隔臨場システムでは、ウェアラブルカメラやスマートグラス、スマートフォンのような撮影機器と、パソコン、タブレット、スマートフォンのような受信機器を、専用のクラウド配信サービスやWeb会議システムを介して通信させます。これにより、建設現場などの映像をリアルタイムで事務所などに送信し、事務所側が映像を確認しながら指示を出せるようになるのです。

ウェアラブルカメラとは、クリップなどで身につけて対象物を撮影するカメラです。スマートグラスは、メガネのツル部分にカメラが付いたもので、実際に目で見ているシーンが映像となってモニターに映し出されます。スマートフォンは誰にとっても身近なデバイスですが、遠隔臨場に使用する場合は、手ぶれ補正用のジンバルなどを装着して現場の様子を映すのが一般的です。

遠隔臨場システムに必要なもの

遠隔臨場システムに必要な要素は、次の4つです。カメラなど撮影用の機器と映像を閲覧する端末をそれぞれインターネット回線に接続し、リアルタイム配信サービスを使って映像を送受信することで、遠隔臨場が実現します。

  1. インターネット回線
  2. 映像を撮影するカメラなどの機器
  3. 映像のリアルタイム配信サービス
  4. 映像を閲覧する端末

撮影機器は現場作業員のスマートフォン、閲覧端末は事務所のパソコンなど、既存のデバイスを使って始めることも可能ですが、インターネット回線やリアルタイム配信サービスは揃っているでしょうか。特に現場にはWi-Fi環境が整っていない例も多いため、まずは、この4つのうちどの要素を追加で手配する必要があるのかを確認してみましょう。

遠隔臨場のメリット

そもそも、遠隔臨場とは、監督員(発注者)がこれまで現場に出向いて実施していた確認や立会検査を、ウェアラブルカメラなどを利用して遠隔から行うことを言います。建設現場で監督員が行う各種確認作業の効率改善を目的に始まった取り組みです。

遠隔臨場は、発注者と受注者の双方に次のようなメリットをもたらします。

発注者側のメリット:

発注者が現場に出向く必要がなくなり、移動時間や移動で生じるコストを削減できる。その分、より多くの現場に臨場でき、結果的に人材不足の解消にもつながる。

受注者側のメリット:

発注者が現場を訪れることに伴う調整や、受け入れ準備に手間をかける必要がなくなる。また、遠隔臨場の様子をそのまま動画として残せるため、蓄積した映像データを動画マニュアルとして若手社員へのナレッジ共有に活用することも可能。

遠隔臨場システム選びのポイント

遠隔臨場システムには様々な選択肢がありますが、どんなことに気をつけてシステムを選べばよいのでしょうか。ここでは、スムーズに遠隔臨場を始めるためにおさえたい3つのポイントを解説します。

Point1 システム導入のコスト

多くの人が一番気にするのは、システム導入にかかるコストではないでしょうか。導入するシステムによっては新たにコストがかかるため、サービスや機器の質とコストのバランスをよく吟味する必要があります。

コストを抑えたい場合は、手持ちのスマートフォンを撮影機器として使い、ZoomやMicrosoft Teamsのように会社で導入済みのリアルタイム配信サービスを利用することも可能です。ただし、このようにコストをおさえた遠隔臨場システムには注意点もあります。注意点については、次の記事で詳しく解説していますので、スマホで遠隔臨場を実施することを検討している方は、ぜひ確認してください。

Point2 通信環境の確保

遠隔臨場システムを利用するためには、安定した通信環境が必要です。当然ながら、事務所などで使用する閲覧側の端末だけではなく、現場で使用する撮影機器も、安定したインターネット回線に接続されていることが必須。

動画の送受信にかかるデータ通信量は大変大きいため、現場にWi-Fi環境がない場合には、高速通信回線を搭載した撮影機器と通信容量に制限のないクラウド配信サービスがパッケージ化されたシステムを利用するのも一案です。

Point3 誰でも使いやすい製品を選ぶ

遠隔臨場には、現場の若手作業員、事務所にいる現場監督、発注側の担当者など、実に様々な人が関わります。したがって、遠隔臨場のスムーズな実施には、どんな人でもストレスなく使えるシステムであることが欠かせません

特に、遠隔臨場のためにウェアラブルカメラやスマートグラスを新たに導入する場合は、簡単な操作で快適に使える、ユーザーフレンドリーな製品を選ぶのが望ましいでしょう。

オールインワンな遠隔臨場システム「Safie Pocket シリーズ」

Safie Pocket2 Plus

Safie
Safie Pocket シリーズ

現場を見ながらリアルタイムに会話できる

ウェアラブルカメラの「Safie Pocket シリーズ」は、オールインワンな遠隔臨場システム。実際に多くの企業で導入され、遠隔臨場に活用されています。ここでは、遠隔臨場で発揮されるSafie Pocket シリーズの利点を詳しくご紹介します。

遠隔業務を変えていく ウェアラブルクラウドカメラ Safie Pocket シリーズ

Wi-Fiいらずで導入コストを削減

Safie Pocketシリーズの通信の仕組み

Safie Pocket シリーズは、LTE回線を内蔵しているため、Wi-Fiなどのインターネット通信環境を別途用意する必要はありません。ネットワークの設定が完了した状態でお届けするため、面倒な回線契約や設定なしですぐに使用を開始できます。

現場技術員がSafie Pocket シリーズを装着し、電源を入れるだけで、鮮明な映像の撮影と専用クラウドへの録画が始まります。クラウドにアップロードされた映像はライブ映像として遠隔地から視聴可能なので、発注者側は普段使っているパソコンやスマートフォンから映像を確認するだけ

つまり、閲覧端末さえあれば、Safie Pocket シリーズひとつで遠隔臨場が可能になるのです。データ通信料もレンタル料金に含まれているため、通信コストを気にすることもなく、コストを抑えて遠隔臨場を実現できます。

Safie Pocket シリーズのレンタル料金は、お問い合わせください。

誰でも使えるシンプル設計

Safie Pocketシリーズ着用イメージ

Safie Pocket シリーズは、シンプルでわかりやすい操作とスムーズな使用感を提供し、現場での作業ストレスを軽減します。撮影を開始したいときは、電源を入れてカバーを下ろすだけ。もちろん通話機能も搭載されているため、映像のライブ通信をしながらグループ通話ができます。

小型で軽量のウェアラブルタイプなので、ヘルメットや胸ポケットに取り付けたり、アタッチメントで首から下げたりと、場面に合わせて柔軟なスタイルで使用可能。特定の場所を大きく映したい場合は、カメラを手持ちにして対象物に近づければOKですが、お客様の声を受けて機能を充実させた新モデル「Safie Pocket2 Plusなら、最大8倍のデジタルズームが搭載されているため、離れた場所からのズーム撮影も実現します。

国土交通省が認めた「NETIS登録製品」で安心

国交省の遠隔臨場仕様参考値とSafie Pocketシリーズの仕様

Safie Pocket シリーズは、国土交通省が方針を示した「建設現場における遠隔臨場に関する実施要領(案)」の仕様に準拠したウェアラブルカメラ。国交省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録されています。

また、遠隔臨場においては、実施記録のキャプチャに監督員などの画面が表示されていることが求められる場合があります。Safie Pocket シリーズなら、実施記録の撮影時に監督員自身の映像を表示させた状態でキャプチャを撮影することが可能。報告業務もスムーズに行えます。

さらにこんな機能も

そのほかにも、Safie Pocket シリーズは次のような性能を備えており、遠隔臨場システムとして自信を持っておすすめできます。

  • IP67の防水・防塵機能
  • バッテリーは最大8時間稼働で丸1日の遠隔臨場もこなせる
  • 最大16名で映像がシェアできるため、立ち会う関係者が多くてもOK
  • GPS機能付きなので現場担当者の所在地がすぐに確認できる

Safie Pocket シリーズで建設現場の働き方改革を

電源を入れるだけで映像の撮影・録画・共有が可能なSafie Pocketシリーズは、遠隔臨場を手軽に実現できるツールとして、導入企業さまからご好評いただいています。

Safie Pocket シリーズを活用した遠隔臨場実施のステップをまとめた資料は、こちらからダウンロード可能です。現場に手軽に導入できる遠隔臨場システムをお探しであれば、ぜひお問合せください。

遠隔臨場徹底解説

遠隔臨場における、クラウドウェアラブルカメラの活用方法を事例を交えながらご紹介