警備の現場にウェアラブルカメラを導入。
安全担保、抑止から教育まで効果を実感

「セントラル警備保障株式会社」では、ホームセキュリティをはじめとする機械警備、および鉄道警備の現場で、セーフィーのウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2」をご利用いただいています。導入の背景や活用方法についてお話を伺いました。

(取材:2023年3月)

導入の決め手

  • さまざまなクラウドカメラの中でも、ずば抜けてコンパクト
  • 撮影からクラウド自動保存までできるオールインワン型
  • ウェアラブルかつ多機能で用途が広い

導入目的

  • 警備現場の安全担保
  • 警備サービスの品質向上
  • 遠隔でのベテラン警備員による後方支援
  • インシデント発生時のエビデンス
  • 社内の警備教育への活用

導入した結果

  • リアルタイムで本部とつながることで、現場が安心感を得られる
  • カメラ装着がトラブル抑止につながる
  • カメラ装着が警備サービスの付加価値になる
  • 業務中の映像が教育ツールになる
  • 遠隔で、現場の状況を齟齬なく迅速に把握できる

「Creative Security Partner」のコンセプトのもと、最新技術を積極的に採り入れ、常識に捉われない柔軟な発想で新しい警備のカタチを追求し続ける「セントラル警備保障株式会社」。

施設警備、防災の安全管理、要人の身辺警護、ホームセキュリティ、輸送警備から防犯カメラなどの警備機器販売・工事まで幅広く手がけ、社会の安全・安心に寄与しています。

同社は現場の安全担保や社内教育などでセーフィーのウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2(セーフィーポケットツー)」を活用中。

今や警備業務の必携アイテムだというカメラの効果について、トータルセキュリティ営業部の小成さん、鉄道施設警備部の吉田さん、警務統括部の西山さん、そして実際にカメラを装着して警備業務にあたっているパトロール隊員の瀬戸さん、後藤さんにお話を伺いました。

本社オフィスにて左から西山さん、小成さん、吉田さん

携行しやすく、撮影・通話・クラウド自動保存がオールインワンな利便性に惹かれて導入へ

──はじめに、みなさまの担当業務について教えてください。また現在、機械警備および鉄道警備の現場で、ウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2」をご利用いただいていますが、導入の経緯をお聞かせください。

小成さん:私はトータルセキュリティ営業部に所属し、お客様にさまざまな警備サービスをご案内しています。当社の警備機器販売事業では、以前からセーフィーさんの販売代理店としてSafie(セーフィー)カメラを取り扱っていました。その中でSafie Pocket2の発売を受け、社内で情報共有したところ、機械警備、鉄道警備で「使ってみたい」との声が上がりました。

吉田さん:私は鉄道警備を担当し、マネジメントなどの統括業務に携わっています。Safie Pocket2が発売された頃、私たち鉄道警備はクライアントの鉄道事業者様と、大規模な国際スポーツイベントに向けた警備強化プランを練っていました。そこで強化施策の1つとして警備員のカメラ装着をご提案し、実証実験を経て導入に至りました。

西山さん:私はホームセキュリティをはじめとする機械警備や、建物内で常駐して警備する施設警備など、警備業務全般の運用などを統括する部署に所属しています。その中で機械警備という部門でパトロール隊員の遠隔サポートに使えるのではと導入しました。また、現場を撮影した映像を教育に使いたいという意図もありました。

万が一のときも、列車外部にいる関係者とリアルタイムで映像共有。
「カメラ装着の警備員」がトラブルの抑止効果にもつながる

──ではまず、鉄道警備業務においてSafie Pocket2に興味を持ってくださった理由をお聞かせください。

Pocket2を片手に、鉄道施設警備部の吉田さん

吉田さん:クラウドカメラは多くの製品がありますが、Safie Pocket2ほどコンパクトで携行しやすいものはなかなかありません。このサイズ感で撮影・通話・クラウド自動保存ができるオールインワン型というオリジナリティに惹かれ、「さまざまな警備の場面で使えそうだ」と直感しました。

──現在は、カメラをどのように活用していらっしゃいますか?

特急列車での鉄道警備、胸部に「防犯カメラ作動中」と明示したSafie Pocket2を装着

吉田さん:鉄道警備では特急列車に乗車する警備員がSafie Pocket2を携行し、クライアントの鉄道事業者様がライブ映像をモニタリングしています。カメラはトラブル抑止効果を狙って機器本体に「防犯カメラ作動中」と表示し、目につきやすいよう警備員の胸部に装着、原則として常時撮影しています。

──カメラの使用感はいかがでしょうか?

吉田さん:レンズカバーを閉めるだけで撮影を一時停止できるので、撮影NGの場所を通る際はスムーズに対応できて便利です。映像を見るビューアーや管理画面のUIも見やすく、簡単で使いやすいと思います。

──鉄道警備では、カメラ導入でどのようなメリットを感じていらっしゃいますか? 

吉田さん:現場で感じるメリットの1つは、「防犯カメラ作動中」と表示したカメラの装着によるトラブル抑止効果です。そしてもう1つ、遠隔の後方支援が充実し、警備強化につながったことも挙げられます。

実際に利用されているSafie Pocket2

対クライアントという面でのメリットは、警備員が「防犯カメラを装着して巡回を行う」ことによって、さらなる安心を提供できるようになったことです。クライアントはリアルタイム・録画のどちらでも、遠隔で手軽に映像を確認でき、固定カメラが設置できない場所や臨時の案件でも使うことができます。

特急列車は、一度走り出せば密室状態になってしまいます。インシデントが発生した際、Safie Pocket2は列車外部にいる関係者にリアルタイムかつ齟齬なく状況を知らせるという点で、この上なく有効なツールです。しかも映像はクラウドに自動保存され、外部との通話もできます。当社の場合、普段の通話はスマホがメインですが、音声付きの映像を確認しながら双方向通話ができるのは安心材料の一つです。

固定カメラとは一味違ったリアルな映像は、口頭や文書の報告を裏付ける正確さと安心感があり、クライアントにも大変喜んでいただいています。

夜間の単独警備でも、本部とつながっている安心感。
エビデンスや教育ツールとしても大いに活用

警務統括部の西山さん

西山さん:機械警備では、警報発生やお客さまからの出動依頼を受けて現場に向かうパトロール隊員がSafie Pocket2を装着。撮影は現場へ向かうバイクや車の運転中からスタートし、機密情報やプライバシーにかかわる場面以外は、現場対応中も常時撮影します。

実際にカメラを装着した状態

その映像は、遠隔サポートやサービスの品質確認を目的に、信号監視センターや各所属の担当者がリアルタイムでモニタリングする体制を取っています。ほか、日々の業務で自動保存される録画映像も、さまざまな場面のエビデンス、また教育ツールとして大いに活用しています。

Pocket2で撮影の現場映像を機械警備の遠隔サポートに活用

──では、実際にカメラを装着して警備業務を実施されている、パトロール隊員の瀬戸さんと後藤さんにお伺いします。使用感はいかがでしょうか?

パトロール隊員の瀬戸さん(右)と後藤さん(左)

後藤さん:操作が簡単で、電源ボタンを押すだけで迅速に撮影でき、非常に使いやすいです。

──機械警備業務で感じている、カメラの導入メリットをお聞かせください。

後藤さん:パトロール隊員は夜間でも単独行動が多いため、担当者がライブ映像を見ながらリアルタイムで後方支援してくれる安心感は大きなメリットですね。

瀬戸さん:クラウド録画映像がエビデンスとして役立つ場面も多いです。バイク運転中はカメラがドライブレコーダー代わりになり、現場ではインシデントや私たちの業務の記録を残せます。交通トラブルや、サービス品質をめぐるお客様からのお問い合わせがあった場合もスムーズに事実確認できるようになりました。

パトロール中の映像を本部から確認している様子

西山さん:セキュリティに関して細やかに設定できる点も素晴らしいです。映像視聴やダウンロードの権限設定ができますし、接続・切断の記録も残ります。またIP制限をかけ、個人の携帯等からアクセス不可にできるので映像を適切に管理できます。

──新人教育においても、映像を活用されているんですね。

瀬戸さん:新人教育では、業務効率化と精度向上を両立できるようになったインパクトが大きいです。まず業務効率化としては、現場の新人を遠隔でアシストできるので、ベテランが現場に赴く頻度が下がったことが1つ。もう1つは警備業務中の映像をクリッピングすればそのまま教育に使用できるので、わざわざ教育用映像を撮影する人員・工数負担が削減できたことが挙げられます。

教育の精度向上としては、なんといっても「わかりやすさ」でしょうか。静止画や言葉では伝えきれないことも一発で伝えられるので、映像の力を実感しています。また、映像のクリッピングや共有が容易なので、社内でスムーズに水平展開できることもメリットの1つです。コロナ禍以降は集合研修が激減しましたが、本部に集まらなくとも十分な情報共有ができました。

──最後に、カメラ活用における今後の展望をお聞かせください。

小成さん:カメラ巡回、画像解析などのサービスを提供する当社の画像センターとセーフィーさんのカメラの連携で、新しいサービスを生み出すことができないか検討したいですね。 (▶︎CSP画像センターサービス )


セキュリティサービスとクラウドカメラは事業としての親和性が大変高いと思います。今後も広い視野で協業のスキームを検討し、安全・安心な社会づくりに貢献していきたいです。

 

 

お話を伺った方

セントラル警備保障株式会社


営業本部
トータルセキュリティ営業部
小成さん


警務本部
鉄道施設警備部
吉田さん


警務本部
警務統括部
西山さん


東京システム事業部
瀬戸さん


東京システム事業部
後藤さん