
「Log System」×「Safie GO 360」で現場を“見える化”
住宅建築の高精度なリモート管理を実現

藤沢市に拠点を置き、高品質な注文住宅を多数手がけている「株式会社ecomo」。同社は、リモート施工管理プラットフォーム「Log System」を提供する関連会社「株式会社log build」と、屋外向けクラウドカメラ「Safie GO 360」の活用を両輪に、効率的かつ高精度なリモート施工管理を実践しています。
(取材:2026年4月)
導入の決め手
- 屋外で使える広角のクラウドカメラ
- 画質などの性能とコストのバランスが良い
- 比較検証で現場監督からの評価が高かった
導入目的
- カメラを使ったリモート管理で、移動時間を削減
- 現場を俯瞰できる屋外向けカメラで全体の進捗を把握する
- 関係者とのコミュニケーションにおける事実確認、円滑化
導入した結果
- 多様な職種のスタッフの移動時間が大幅に減った
- 進捗が可視化され、営業担当者の業務スケジュールが組みやすくなった
- 現場の職人、近隣住民とのコミュニケーションがスムーズに
- 進捗がタイムリーに把握でき、検査日のスケジュール調整がしやすくなった
INDEX
神奈川県藤沢市に拠点を置き、湘南~東京エリアで多くの注文住宅を手がける「株式会社ecomo」。設計・施工・アフターメンテナンスまでをワンストップで行い、デザイン・性能ともに優れた新築・リフォームで多くの施主に支持されています。
同社は住宅の施工現場で、関連会社である「株式会社log build」のリモート施工管理プラットフォーム「Log System(ログシステム)」と、Safie(セーフィー)の屋外向けクラウドカメラ「Safie GO 360」を併用しています。「Log System」による品質管理に「Safie GO 360」をプラスした活用方法について、「株式会社ecomo」の小村 潤平さん、「株式会社log build」の髙橋 秋博さんにお話を伺いました。
「見える化」でリモート管理を充実させる「Log System」と
現場の俯瞰、タイムリー性に長けたSafie GO 360の強力タッグ
──はじめに、「株式会社ecomo」と「株式会社log build」についてお教えください。

小村さん:私が所属する「株式会社ecomo」は、新築の注文住宅から戸建て・マンションのリノベーションまで幅広く手がけている会社です。不動産事業も行っていて土地探しから設計・施工・アフターメンテナンスまでをワンストップで行っていることが特徴で、お客様の思いを具現化した自然素材の家づくりを大切にしています。
施工では、最新のテクノロジーによって家づくりに携わる全ての人々が幸せになる「Smart Builders(スマートビルダー)」という考え方を持っており、全国でも先駆けて業務のデジタルシフトを推進していることも特徴です。その一環として、住宅建築の現場にSafieも導入させていただきました。
髙橋さん:「株式会社log build」は、「株式会社ecomo」のデジタルシフトを担う一部門として誕生し、2020年に法人化しました。私たちが提供しているのは、リモート施工管理プラットフォーム「Log System」です。360°カメラで現場をVR空間化する「Log Walk」と、現場に特化した遠隔立ち会いアプリ「Log Meet」を中核に、現場の品質・進捗・安全をリモートで管理できる仕組みを整えています。また、この「Log System」を活用したKPO型の現場チェック代行サービス「リモートダイコウ」も展開しており、遠隔チェック専門のオペレーターが全棟を同一基準でチェックする体制で、建築会社のリモート管理をまるごと支援しています。

──「株式会社ecomo」の建築現場で活用なさっている「Log System」についてお教えください。
髙橋さん:「Log System」の中核を担う「Log Walk」は、360°カメラで撮影した現場画像から自動でVR空間を生成し、パソコンやスマートフォンから現場を歩き回るような感覚でリモート管理を行えるサービスです。AIによる安全パトロールや計測、ビスピッチのエラー検知といった機能も順次加わっています。もう一方の「Log Meet」は現場特化の遠隔立ち会いアプリで、職人さんや協力会社とリアルタイムに立ち会いながら確認・是正まで行えます。この2つを組み合わせ、基礎工事から全工程を全棟同一基準でチェックできることが「Log System」最大の強みです。
──現在、「株式会社ecomo」では「Log System」に加え、屋外向けクラウドカメラ「Safie GO 360(セーフィー ゴー サンビャクロクジュウ)」もご利用いただいています。どのような経緯でSafieを導入くださったのでしょうか?
小村さん:もともと私たちには、移動による時間やコストを削減したいという強い思いがあります。現場全体の“いま”を、いつでも常にリアルタイムで見ていたいという思いがありました。現場の俯瞰映像をいつでも確認できる屋外の常設カメラがあれば、その“常時の目”が加わり、進捗把握とリモート管理がいっそう盤石になる——そう考えたことが、Safie導入のきっかけです。

とくに「着工」は、営業担当者がリアルタイムに把握しておきたい重要なプロセスです。以前は職人さんからタイムリーに情報をもらうのが難しく、確認のためだけに現場へ足を運ぶこともありました。「Safie GO 360」があれば現場に行かなくてもその場で確認でき、そうした非効率をまるごと解消できます。「Log System」による工程管理と「Safie GO 360」による常時の進捗把握。この両方が揃ってこそ、リモート管理の精度と生産性が一気に引き上がると考えました。
──カメラの中で、Safieを選んでくださった理由をお教えください。
小村さん:展示会でSafieを知った髙橋からの薦めでデモ機によるトライアルを進めつつ、他社製品との比較も行いました。最終的にSafieを選んだ理由は品質とコストのバランスの良さです。検証を行った現場監督たちからは、同価格帯の中でSafieの映像クオリティが一番良く、現場を俯瞰しながら資材搬入などの様子も把握できてリモート管理に適していると好評でした。
現場監督、品質管理部から職人、協力会社にも映像シェア
リモート管理のみならず、関係者の業務効率化にも寄与
──Safie導入にあたり、現場の方々の反応はいかがでしたでしょうか?
小村さん:非常にポジティブでした。大工職人さんたちは工具の盗難防止など、セキュリティ効果が高まると歓迎してくれました。現場監督たちも、映像があることで職人さんへの進捗確認や近隣住民の方々への対応や事実確認がスムーズになると期待を寄せてくれました。
──現在のSafieのご活用状況をお教えください。
小村さん:Safieは電気事業者さんに用意してもらった仮設電柱を使い、住宅の基礎の着工前に現場監督が設置します。画角が広いカメラなので位置は高めにし、周辺環境に配慮しながら現場を俯瞰するように撮影します。
現場監督は複数の担当現場のライブ映像を見て、朝の作業開始や全体の進捗、納品物などを確認しています。職人さんからの報告を待たずともタイムリーに進捗を把握でき、業務の効率化につながっているようです。また、現場からの問い合わせにはリアルタイムで映像を見ながら対応し、紛失物があった場合は経緯を確認するためにクラウド録画映像を見返す、といった使い方もしています。
着工の確認から近隣対応、防犯、台風などの災害時の現場確認まで、一台で幅広くカバーしてくれています。施工記録として撮影した映像を編集し、完成時のタイムラプス映像を施主様にプレゼントする取り組みも標準化しており、大変喜ばれています。
──現場監督の方以外が映像をご覧になることもありますか?
小村さん:営業担当者および品質管理部の担当者が進捗管理で見ています。営業担当者は、お客様とのコミュニケーションのために把握しておきたい工程の節目を映像で把握します。また、品質管理部は着工~竣工まで図面と現場の整合性をチェックしていく部署ですので、カメラによる全体進捗のリモート管理は訪問回数の大幅削減につながり、重宝しています。

あとは、Safieのシェア機能を使い、大工職人さんや設備などの協力会社さんにも映像をご覧いただいています。カメラで工事の進捗を見て、ご自身が現場に入るタイミングや設備搬入の時期を見計らったり、準備を進めたりしているようです。行き違いや情報不足による無駄足を防げて、とても喜ばれています。
移動時間、電話コミュニケーションが大幅減
今後は大規模現場でもLog System×Safieの連携効果を
──Safieを導入し、良かった点をお教えください。
小村さん:やはり移動時間の削減効果は大きいです。中には往復3時間かかる現場もありますので、これは現場監督、営業担当者、品質管理部など多くの関係者が享受できているメリットです。
また、Safieを入れてからはコミュニケーションも効率的になりました。例えば、これまでは資材が届かないなどのトラブルの際に、営業担当者が現場への急行や関係各所への確認連絡に追われましたが、今はカメラ映像で経緯がわかりスピーディーに解決します。同様に近隣の方からのお問い合わせにも、映像というエビデンスをもとに状況を正確にご説明できるため、安心感のある対応につながっています。品質管理部でも検査日に関する職人さんとのスケジュール調整をする際に、「できましたか」「まだです」という電話のやりとりが頻繁に発生していたのですが、Safie導入後はそうしたコミュニケーションが半分以下に激減しています。

髙橋さん:Safie導入により、「工程ごとの品質チェックは『Log System』」「現場全体の常時俯瞰は『Safie GO 360』」という明確な役割分担を確立できたことも大きな収穫でした。「Safie GO 360」がパートナーとして非常に心強い存在であることが、実運用を通じてよくわかりました。
──映像活用に関する今後の展望をお聞かせください。
小村さん:若手の現場監督をアシストする体制づくりに映像を活用したいです。注文住宅はご要望を丁寧にくみ取る分、現場監督の確認ポイントも多いため、確認時期や留意点を通知・サジェストしてくれる映像×AIのツールがあったらいいなと思います。若手の心細さをフォローしてあげたいですし、会社のノウハウ、知見として蓄積すれば今後の教育にも役立つと思います。
髙橋さん:AIが現場を学び、現場監督を支えていくうえで、現場が常時可視化されていることは欠かせない条件です。「Safie GO 360」が現場全体をとらえ続ける常時の映像と、「Log System」が工程ごとに積み上げる記録。その両方のデータが、現場を学ぶAIを支えてくれます。住宅はもちろん、大規模な建築現場でも、API連携も視野に入れて両者を掛け合わせることで、あらゆる建築現場の「見える化」と生産性向上を、ぜひSafieさんと一緒に実現していきたいです。
※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容はページ公開当時のものです。
※カメラを通じて取得する映像は管理者および、映像閲覧が必要な担当者のみで閲覧しています。法令に基づく場合を除き、第三者提供は致しません。また、映像の活用は事前に特定した利用目的に必要な範囲で行い、個人を追跡することは行いません。







