
ショートステイ施設の全居室にSafieを導入
介護のあらゆるシーンで活用し、手厚い見守り体制と働きやすさを両立

岐阜県で介護・福祉事業を展開する「社会福祉法人 慶睦会」は、運営する特別養護老人ホームやデイサービス、ショートステイ事業所の全居室にSafieを導入。働きやすい環境づくりに力を入れている同法人がカメラ運用をスタートした背景や、現在の活用方法についてお話を伺いました。
(取材:2026年4月)
導入の決め手
- 時間、場所を問わず手元のデバイスで映像を見られる利便性
- オンプレミス型に比べてコストが安価
- サービス提供会社の信頼性
導入目的
- 転倒などの経緯を正確に振り返るため
- 職員が働きやすい環境づくりの一助として
導入した結果
- 転倒など何かあった際に正確な報告ができ、家族の納得感も高まる
- 事実を踏まえた再発防止策を迅速に講じられる
- ショートステイ新規利用者に必要なケアを、早期に把握できる
- 巡視とカメラの併用で、少人数でも夜間見守りが手厚くなった
- ナースコールで事前に緊急性を把握でき、対応の判断に役立つ
INDEX
岐阜市に本部を構え、介護・福祉事業を展開している「社会福祉法人 慶睦会」。岐阜県内で特別養護老人ホームや、高齢者・障がい者共生型のショートステイ、デイサービスの事業所等を運営し、利用者の自立支援を大切にしながら地域に根ざした介護サービスを提供しています。
職員の働きやすさにも力を入れ、「岐阜県ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業」の認定も受けている同法人は介護DXも積極的に推進。職員の業務負担を減らし、利用者と向き合う時間を増やせる環境づくりに向けてSafie(セーフィー)もご利用いただいています。
カメラ導入の背景や実際の活用効果について、「千手の華」施設長の梶野 友季子さん、「ショートステイ千手の華」生活相談員の山本 忠寿さんにお話を伺いました。
Safie導入の決め手はクラウドの利便性、会社の信頼性
推測ではなく、事実をもとにサービス品質の向上を図る
──現在、Safieをご利用いただいている施設についてお教えいただけますでしょうか。

梶野さん:Safieは本巣市にある地域密着型特別養護老人ホーム「ほたるの里 千手」、岐阜市内にある高齢者・障がい者の共生型介護施設「ショートステイ千手の華」「デイサービス千手の華」で導入しています。いずれも共用部のほか全居室にSafieを導入し、介護サービス、施設運営のさまざまなシーンで活用させていただいています。
──Safieを導入いただくことになった背景をお教えください。
梶野さん:きっかけは、現場の生活相談員からの要望です。利用者様に転倒などがあった場合、生活相談員は報告書を作成するのですが、その瞬間を見ていない限りは推測でレポートすることになります。その点に課題を感じた生活相談員から、カメラで事実を把握して適切な改善策につなげたいとの声が上がり、導入を考えるようになりました。
──カメラの中で、Safieを選んでくださった理由をお聞かせください。

梶野さん:導入を検討した2020年頃はオンプレミス型のカメラが主流だったのですが、初期費用が高額で、映像もハードディスクのあるところでしか見られない等、コストや使い勝手で不便な印象を受けました。けれどリサーチを続ける中でSafieを見つけ、設置が簡単なこと、コストが安価なこと、どこにいてもタブレットなどで映像を見られることを知り、オンプレミス型の課題を全て解決した優れたプロダクトだなと感じました。
併せて創業者の経歴や会社のビジョンなども拝見し、「この会社なら信頼できるし、製品も高品質だろう」と思ったこともSafieを選んだ理由の1つです。中でも、セーフィーさんのHPにあった「人の手間を減らす。人の不安感を払拭する。人の時間を生み出す。社会の課題を解決する」というメッセージは刺さりましたね。「デジタルの力で負担を減らし、職員が利用者様としっかり向き合う時間を大切にしたい」という私たちの理念に通じるものを感じました。
全居室にSafieを設置し、手厚い見守りを実現
新規利用者の多いショートステイこそ、カメラが役立つ
──Safieの設置場所や、カメラをご覧になっている方についてお教えいただけますでしょうか。

山本さん:カメラは各階の共用部を俯瞰できる場所に2台ずつ設置しています。また、利用者様が滞在する全居室にも1台ずつ設置しており、こちらは室内の玄関スペースの真上に設置しています。
梶野さん:カメラ映像は、職員室のタブレットにダッシュボードで表示して常時ライブ映像を流しており、業務上必要な範囲で必要な職員のみが見られるようにしています。また私自身はスマートフォンでも視聴します。
──カメラの具体的な活用方法をお聞かせください。まず、共用部のカメラはどんなときにご覧になりますか?
梶野さん:何かあったときの事実確認として、クラウド録画映像を見返すことが多いです。利用者様の転倒、離設などの経緯把握に始まり、お薬をきちんと飲めていたかの確認や、紛失物の追跡などでも見返します。
一方、共用部のライブ映像は常時モニタリングしているわけではないですが、現場の職員と話がしたいときにどこにいるか探したり、声かけのタイミングを見計らったりするときに見ています。ほか、施設のエントランス周辺も映るので、私が休みの日に大雪が降るとスマートフォンでカメラを見て、雪かきの様子を確認・判断・指示出しするといった使い方もします。

──利用者様の居室に設置したカメラの活用についてもお聞かせください。
山本さん:現在、夜間の見守りは巡視とカメラの併用で行っており、職員室で待機中の職員は、居室のライブ映像を常時モニタリングしています。ナースコールが鳴った際も、真っ先にカメラを確認すると緊急性がわかって対応判断に活かせるほか、駆け付ける職員の安心感にもつながっているようです。また、利用者様によっては巡視で目が覚めてしまう方もいらっしゃるのですが、カメラを使った見守りなら睡眠を妨げずにすむという利点もあります。
もう1つの主な使い方は事実確認で、昼夜問わず、居室の中で転倒や転落があった際は、いつどのように起きたかを必ず映像で見返します。以前は、その場を誰かが見ていない限り「おそらくこう転倒したのではないか」という推測で報告するしかありませんでしたが、今はより正確な情報共有が可能になりました。おかげで再発防止策も迅速・的確になっています。
梶野さん:全居室にSafieを入れてつくづく感じるのは、カメラはショートステイと相性がいいということです。ショートステイは急なご依頼で利用される新規の方も多いのですが、カメラは必要とするケアの早期把握に役立ち、とても助かっています。

──カメラの使い勝手はいかがでしょうか?
梶野さん:直感的に操作できるので、職員はどんどん自分たちで用途を考え、使いこなしてくれています。動きのあるシーンを効率的に見返せるモーション検知や、報告の資料映像として部分的に切り出せるムービークリップなど、便利な機能も重宝しています。
再発防止策がスピーディーになり、職員も守れる
全居室設置を武器に「高品質な介護」と「働きやすい環境」を両立
──Safieを導入いただき、良かったことをお教えください。
梶野さん:もう、いいことばかりですね(笑)。特に大きいのは、転倒などが起きた際に状況を迅速かつ正確に把握できるようになったことです。口頭だけではわからなかった転び方や前後の様子もわかり、家具配置や見守り方法の改善など、再発防止策を現場へすぐに還元できるのはカメラの素晴らしいところです。

山本さん:私は生活相談員として、外部の関係者と連絡を取る機会が多いのですが、以前は口頭で説明するしかなかったため認識のズレが生じることがありました。今は映像をもとに解像度の高い話ができ、連携がよりスムーズになっています。また、夜間のナースコールで事前に状況確認ができるのも、現場にとっては大きな変化です。安心して対応できるようになり、心理的な働きやすさという点でもいい環境を整えられたと感じます。
梶野さん:ご利用者様のご家族へカメラによる見守りについて合意を得るため、説明をおこなうのですが、映像があることでこれまで以上に納得感や安心感をお持ちいただけるようになったことも非常に良かったです。ひと昔前と違って、ほとんどのご家族はカメラに対して「安心できる」と好意的に受け止めてくださいます。私たちとしても誠実にケアしていることを証明でき、職員を守る上でも理想的な環境になりました。
──今後、カメラに期待することがございましたらお聞かせください。

梶野さん:私たちは既に全居室にSafieを設置していますから、将来的に新しいAI機能が実装された際、スムーズに運用できる点は大きな強みだと自負しています。
私たちは、最後は「人」が大切だと考えていますので、進化するツールを今後もどんどん取り入れ、職員が働きやすい環境づくりに尽力したいです。それこそが、利用者様としっかり向き合い、人でなければできないことを充実させ、質の高い介護をご提供することに直結すると思っています。
※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容はページ公開当時のものです。
※カメラを通じて取得する映像は管理者および、映像閲覧が必要な担当者のみで閲覧しています。法令に基づく場合を除き、第三者提供は致しません。また、映像の活用は事前に特定した利用目的に必要な範囲で行い、個人を追跡することは行いません。







