省スペース・サーバーレスで設置が可能。安価に導入できるクラウド型入退室管理システム「Safie Entrance2」

安価に導入できるクラウド型入退室管理システム 省スペース・サーバーレスで設置が可能

オフィスではさまざまな機密情報を取り扱っており、セキュリティ対策への関心は年々高まっています。「セキュリティ性の高い入退室システムを導入したい」「できるだけ設置も操作も手軽にできるものがいい」。そういった方には、クラウド型顔認証入退室システム「Safie Entrance2(セーフィー エントランス ツー)」がおすすめです。

Safie Entrance2(セーフィー エントランス ツー)とは?

Safie Entrance2は、顔認証で入退室管理を行うクラウド型サービスです。電子錠と連携させることで、物理的なカギを持ち歩かずに扉の解錠も可能になります。

顔認証で高セキュリティ・非接触の入退室管理を実現

入退室管理システムには、ICカード方式や指紋認証、静脈認証、スマートロックなど、さまざまな方法があります。

ICカード方式は、カードという物理的なカギを持ち歩く必要があります。ICカードを紛失したり、「なりすまし」でオフィスに入室するなど、セキュリティ上の穴ができる可能性もあります。

顔認証や指紋認証、静脈認証といった生体認証システムは「なりすまし」ができないため、ICカードに比べてセキュリティ性が高い入退室管理システムと言えます。

非常にセキュリティ性に優れた生体認証システムですが、指紋認証や静脈認証は読み取りセンサー部分に触れる必要があります。コロナ禍の昨今では非接触が推奨されているため、センサーに触れなくてもよい方法が好まれています。

近年ではスマートロックの需要も増えてきています。スマートロックはスマートフォンを持ち歩く必要があり、ちょっとした出入りの時には不便を感じる方も多いようです。また、出入りのピークタイムには解錠スピードが課題になることもあり、入退室には認証速度の早いシステムの検討も必要です。

「セキュリティ性に優れている」「非接触での認証が可能」。この2点を満たすのが、顔認証システムです。加えて、Safie Entrance2は認証速度が速く、ウォークスルーでの入退室を可能にします。

クラウド型なので導入・管理が手軽。インターネットと専用端末があればすぐに始められる。

顔認証システムは、サーバー据え置きのオンプレミス型()と、クラウド型の大きく2種類に分かれます。

オンプレミス型はサーバーなどハードウェアに関する保守・メンテナンスを自社で行う必要があり、大きな手間がかかります。また、導入時にサーバーを購入しなければならないため、初期費用が大きくなります。加えて、ネットワークに接続する場合はセキュリティ対策を個別に施さなければいけないケースも出てきます。

対して、クラウド型はクラウドサーバーにデータを保管するため、サーバーを購入する必要がありません。インターネットに接続できる環境であれば届いてすぐに使い始めることができます。バージョンアップはクラウド側で行うため、導入する側の運用の負担も軽減されます。

また、クラウド型は多拠点管理を容易にします。たとえば、東京、大阪、福岡など多拠点にオフィスを構える場合、クラウド型は1つのクラウドサーバーを多拠点にまたがって使用するため、東京で顔を登録すれば大阪、福岡でも認証が可能です。

オンプレミス型……自社内にサーバーを設置し、システムを構築する形態。運用も自社で行う。

Safie Entrance2でできること

精度の高い認証が可能な端末

Safie Entranc2では、お客様の声をもとに専用端末を3種類用意しています。屋内で手軽に使える5inch型で安価なスタンダードタイプ、暗所対応に加えて屋外での使用を可能とした屋外対応タイプ、暗所対応に加えてユーザーの表面温度を検知する検温タイプと、用途によって端末を選ぶことができます。

すべての機種で、マスクを着用したままの認証も可能です。

シンプルで操作性の高い管理画面

Safie Entrance2では、「エントランスツール」という管理画面を使って、ユーザーの入退室を管理します。管理画面へはPCやタブレットを使ってWebブラウザからアクセスするため、管理端末や専用ソフトのダウンロードなどは一切不要です。

管理画面で操作できるのは、利用者の顔写真登録・削除や、どの利用者がどの扉に入退室できるかといったエリアの管理、いつ・誰が顔認証されたか/いつ・誰の顔認証が失敗したかの履歴が90日分残ります。こうしたデータは、ダウンロードして手もとで保持することも可能です。

利用者の顔登録が簡単に行えるのも、Safie Entrance2の特徴です。Safie Entrance2では3つの顔登録方法を準備しています。

1つ目は、利用者に登録用URLをメール送信し、利用者自らURLにアクセスしてもらって顔登録をすることが可能です。

たとえば、新入社員に登録用URLを一斉送信し、出社までに顔登録をしてもらえば、初日からスムーズに顔認証で入退室することができます。1日だけオフィスに訪れるユーザーにも、あらかじめ登録用URLを案内して顔登録をしてもらうことで、カギを渡したり、社員の誰かが扉の解錠を行わなくても、オフィスに入室してもらえます。

2つ目は、管理画面から直接顔写真ファイルを登録する方法です。社員の顔写真データがあれば、管理者が登録することが可能です。

3つ目は、一括での登録方法です。一括登録では、メール登録の配信先を多数設定して一斉配信することが可能です。また、管理画面から多数の顔写真ファイルを一括で登録する方法もあります。

入退室管理システムの課題を解決するSafie Entrance2

省スペースで設置が可能

従来の顔認証システムはオンプレミス型が主流だったため、導入するにはオフィスにスペースを確保する必要がありました。Safie Entrance2はクラウド型であるため、サーバーの設置スペースは不要です。インターネットに接続できる環境であれば、顔認証用の端末とドアを制御するコントローラー()を設置するだけで入退室管理システムを利用することができます。さらに、クラウドカメラで培ってきたセキュリティ技術でデータや通信経路を保護するため、お客様で個別にネットワーク等のセキュリティ対策をする必要がありません。

コントローラー……電子錠を制御するための機器。端末で顔認証をした結果を受けて、電子錠に解錠の電気信号を送る。

煩雑なシステムをシンプルに

前述したとおり、従来型の顔認証システムはオンプレミス型が主だったため、導入時にはまずサーバーを設置し、認証端末と扉をつなぎ、さらにサーバーをつなぎ……といった手間がかかっていました。また、保守やメンテナンスなど運用の負担も大きなものでした。

クラウド型のSafie Entrance2は、顔認証システムの仕組みをあらかじめ整えたうえで提供するため、導入時には端末を設置し、インターネットに接続するだけで利用を開始できます。増設や移設も簡単に行えるため、拠点の増加やオフィスの引越しにも柔軟に対応が可能です。

Safie Entrance2導入までの流れ

Safie Entrance2の導入までの流れは、次のとおりです。

錠前と顔認証サービスを連携させる場合は、錠前の電子錠の種類を確認します。また、必要に応じて担当スタッフが現場調査をします。

次に、インターネット環境や電源が確保できるかどうか、扉周り一式の設備を確認します。必要に応じて設計会社などと打合せを実施します。

一通りの設備を確認したら、導入費用を見積もります。現場の条件から、工事にどれくらいの費用がかかるか、端末代金や登録顔数などから、導入費用や運用コストを見積もります。

たとえば、スタンダードタイプの端末を1拠点4ドアに設置し、100名までの顔登録を行う場合の料金事例は以下のとおりです。

初期費用:端末代金 109,230円×4台 436,920円(工事代・ドアコントローラー代別途)
月額費用:100顔登録プラン 16,500円

お申込をいただいたあと、各種機器および、専用端末の取り付け工事をします。管理画面から顔情報を登録して、すぐにご利用が開始できます。

多くの場合、オフィスの移転に伴って入退室管理システムをリプレイスされたり、セキュリティを高める必要に迫られたりしている企業様や内装設計会社様から、Safie Entrance2導入のご相談をいただきます。オフィス移転プロジェクトの設計PMの方や人事・総務の方、社内システムに携わる情報システム部門の方から、広くお問合せをいただいています。

Safie Entrance2で入退室管理を簡単・正確に

Safie Entrance2はクラウド型であるメリットをいかして、安価で手軽に、顔認証による入退室管理システムの導入を実現します。優れた性能の顔認証端末と、自社による工事で初期費用の低価格化を実現。直感的に操作できる管理画面で、入退室管理をする担当者の負担を軽減します。顔認証による入退室管理システムの導入を検討されている方は、Safie Entrance2を候補の1つに加えてみてはいかがでしょうか。