
学習塾の校舎内にSafieを導入
見守り強化で生徒・保護者に安心安全な教育環境を提供

広島県に本社を置き、総合学習塾の「田中学習会」を展開する「株式会社ビーシー・イングス」は、校舎内の見守りにSafieを活用いただいています。教育現場の安心安全を担保する同社の取り組みにカメラがどのような役割を果たしているか、お話を伺いました。
(取材:2025年10月)
導入の決め手
- 購入から設置工事までワンストップで依頼できる
- 高画質
- ICTツールに不慣れでもすぐに使える操作性の良さ
- 料金体系がシンプル、かつ、性能に比して低コスト
導入目的
- 生徒と保護者の安心安全の担保
- トラブル防止と防犯
導入した結果
- 保護者に好評。充実した見守り体制が入塾促進にもつながる
- 講師の言動や授業内容への問い合わせに対し、明確な事実確認が可能
- モーション検知の精度が高く、セキュリティ面の安心感が増した
- 全校導入してマネジメントに生かす等、新たな活用法を見出せた
INDEX
1985年に広島市で創業し、現在は広島県で最大規模を誇る総合学習塾として知られる「田中学習会」。同塾では生徒および保護者の安心安全のため、Safie(セーフィー)を導入。カメラ導入の背景や効果について、運営会社である「株式会社ビーシー・イングス」の総務課に所属する有安 優大さんにお話を伺いました。
欲しい機能をカバーするシンプルな料金体系
Safieは高性能で低コストなクラウドカメラ
──はじめに、御社が運営する総合学習塾「田中学習会」についてお教えください。

有安さん:「田中学習会」は小学生から高校生までの生徒さんを対象に、一人ひとりの学びのスタイルに寄り添う細やかな指導を実践している総合学習塾です。学力と人間力の双方をはぐくむ指導方針を特徴としており、学ぶ楽しさを知ってもらい、学力だけでなく自主性や社会性も伸ばすことを目指しています。
──校舎でSafieをご利用いただいています。導入にはどのような背景があったのでしょうか?
有安さん:カメラ導入のきっかけは、生徒さんの安心安全を心配する保護者の方々からのお声です。昨今、学校教師の不祥事など教育現場における問題行為がニュースなどで取り沙汰され、当塾の保護者の方々からも「どのような対策を取っているのか」というお問い合わせをいただくようになりました。そこで、安心して通っていただくにはカメラによる見守りが効果的だと考え、教室などに設置することにしました。
──カメラの中で、Safieを選んでくださった理由をお聞かせください。
有安さん:実をいうと最初は、自分たちで設置できる安価なカメラを使っていました。しかし、映像の確認が現地でしかできない、録画が不安定などの課題があったのです。もっとしっかりした品質で、管理もしやすいカメラが欲しいと考えて数社の製品を比較検討し、最終的に決めたのがSafieです。

Safieを選んだ理由は、購入から設置工事までワンストップでお願いでき、導入の手間がかからないことが1つ。また、クラウドの高いセキュリティや高画質、直感的に操作できるビューアーの使いやすさにも魅力を感じました。
さらに、コストバランスの良さも大きな決め手でした。カメラだけでなく、「Safie Trail Station(セーフィー トレール ステーション)」も同時に導入し、内蔵メモリに録画してクラウド利用料を抑えることでコストを最適化しています。性能に比して月額費用が抑えられる点や、オプション課金が多い他社と比べて分かりやすい料金体系も評価しました。他社は欲しい機能がオプション課金で結果的に高額になるケースもありましたので、Safieの現実的でわかりやすいコストは好印象でした。

映像で事実を明確に確認
高精度な検知機能でセキュリティも強化
──教室内を撮影することに懸念の声はなかったでしょうか?
有安さん:生徒から不安の声はありませんでした。今の時代はカメラが身近にあり、コロナ禍でビデオ通話などが普及したこともあり、撮影されることに抵抗を感じる生徒は少ないようです。
──スタッフの方々の反応はいかがでしたか?
有安さん:若い講師からは緊張するという声もありましたが、ベテラン講師は「生徒さんや保護者が安心できるなら撮影した方が良い」と前向きでした。また、カメラの操作を知っておいてほしいスタッフに使い方を説明したときには、簡単に使えることにスタッフが驚いていました。ICTツールに不慣れなスタッフでも直感的に扱える点は大きなメリットです。
──では、カメラの具体的なご活用状況についてお教えください。
有安さん:導入した校舎では、教室のほか受付や面談室、共用スペースなどに設置し、校舎内の死角をなくしています。なお、教室のカメラについては、原則として生徒さんの顔が写り込まないように配慮して設置場所や画角を調整しています。

──映像はどんなときにご覧になりますか?
有安さん:映像は私たち総務課のスタッフが視聴できる設定としており、現在は「何かあったら見る」という運用です。多いのは、保護者の方からお問い合わせがあったときに見返す、という使い方ですね。講師やほかの生徒さんの言動に関するお問い合わせや、授業内容についてのご意見をいただいた際に見返しました。Safieは高画質で音声も明瞭に録音されるため、客観的な事実を把握でき、適切な対応につなげられています。
──使い勝手はいかがでしょうか?
有安さん:「Safie Trail Station」は、視聴時のみ通信を使用する仕組みでネットワーク負荷を抑えられ、快適に利用できています。また、実際に使ってみて驚いたのがモーション検知の精度の高さです。これなら、万が一、侵入者がいても見逃すことがないだろうと安心しています。
カメラのある管理体制は保護者に好評
多台数設置に適したSafieのサービスで、全校への横展開を
──Safieを導入いただき、感じていらっしゃる効果をお教えください。
有安さん:やはり、生徒さんの安全と保護者の方々の安心をしっかり担保できるようになったことですね。入塾面談でカメラがあることに気づくと好意的に受け止めてくださいますし、管理体制を心配なさっている場合も「カメラがあります」とご説明すると安心してくださいます。
実際、カメラには抑止力としての効果もあると思いますし、Safieは画質が良く検知機能も優れているのでセキュリティ面での安心感も増しました。もちろん、何らかのトラブルが発生してしまったときに事実確認ができる体制が整ったことも大きな効果です。

──今後のカメラ活用についてのお考えをお聞かせください。
有安さん:当塾は広島、岡山、香川の3県で合計約80校を運営しています。「Safie Trail Station」はネットワーク帯域を効率よく使うことができ、多台数設置に適していると伺っていますので、将来的には全校・全教室にカメラを設置し、エリアマネージャーが担当校のカメラを視聴できるようにしたいと考えています。何かあってもカメラ映像を見てスピーディーに対応できる体制を構築し、より多くの生徒さんと保護者の方に安心をご提供したいです。

ちょっと違う視点での映像活用としては、プライバシーに配慮しながらベテラン講師の授業を映像で共有して、若手講師のスキルを高めるといった取り組みも検討してみたいです。対面で丁寧に向き合う当塾ならではのスタイルで、生徒さんの可能性を拡げる指導をブラッシュアップしていきます。
※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容は取材当時のものです。
※カメラを通じて取得する映像は管理者および、映像閲覧が必要な担当者のみで閲覧しています。法令に基づく場合を除き、第三者提供は致しません。また、映像の活用は事前に特定した利用目的に必要な範囲で行い、お客様個人を追跡することは行いません。






