全国100院を展開する湘南美容クリニックでのセーフィー活用とは。
お客様やスタッフの安全確保が重要に
美容外科、美容皮膚科などのさまざまな美容医療サービスを提供している湘南美容クリニック。個室での顧客対応や医薬品の管理などが多い現場でのセキュリティを目的として、約20院に計93台のセーフィー対応カメラを導入いただいております。
(2020年8月取材)
導入の決め手
- 数台仮で導入した結果、インターフェイスや操作性の良さから本格導入することを決めた
導入目的
- お客様やスタッフの安全確保、防犯目的のために導入
- 以前利用していたアナログの防犯カメラからの切り替えを検討していた
導入した結果
- 操作性やインターフェイスがすぐれていて、外部からもカメラ映像が見られて管理が楽になった
- 問題がおきた時の映像の振り返りが、動体検知や音声検知のフラグのおかげで簡単になった
- ハードディスクの買取が不要になり、カメラ接続の複雑さがなくなった
- 複数のクリニックのカメラを、タグによって管理しやすくなった
湘南美容クリニックを運営するSBCメディカルグループは、2000年3月に湘南美容外科クリニックを開業して以来、美容医療に加えて審美歯科や婦人科、薄毛治療、整形外科など10以上の分野で全国に100院以上を展開しています。
総務グループ グループ長の江住慎太郎さん曰く、美容整形に対する意識の変化に伴い、現在は以前に比べるとお客様の心理的な障壁は下がってきているそうです。美容業界全体の傾向としても、外科のオペよりもレーザー治療など美容皮膚科の需要が伸びているため、利用者は年々増加しています。
多くの企業が新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の煽りを受けていましたが、コロナ禍のダメージは比較的少なかったそうです。
江住さん: 新型コロナウイルスの影響で4〜6月の来院数は落ち込んでしまいましたが、美容へのニーズが堅調なことや新規開院を進めていたことなどもあり、全体の売上は前年比率100〜120%で推移しています。
目標としていた全国で100院開業を達成したので、今後も幅広く展開していこうと思います。仮に1000院の開業を目指したときに、美容外科や美容皮膚科だけではいずれ頭打ちしてしまうので、これからは美容医療などの自由診療に加えて保険診療を伴うクリニックにも、さらに領域を広げていきたいですね。
お客様やスタッフの安全確保にセーフィー対応カメラを利用
SBCメディカルグループでは、湘南美容クリニックなど約20院に計93台のセーフィー対応カメラを導入いただいています。セーフィー対応カメラの導入目的は主に防犯対策だと、総務グループの圓城みさとさんは話します。
圓城さん:セーフィーのカメラを設置することで、お客様やスタッフの安全確保ができる状態をつくっています。具体的に、営業時間内はお客様のお荷物の盗難防止、営業時間外であれば不審者の侵入防止などを目的としています。
出入り口や受付、盗難防止のために薬品庫など、1クリニックあたり最低3台は設置しています。また、当院は女性スタッフや女性のお客様が多いため、防犯対策はとても重要です。
湘南美容クリニックでは、セーフィー対応カメラの導入以前は他社のカメラを導入していました。セーフィー対応カメラに切り替えたきっかけや決め手は次のような理由でした。
圓城さん:以前に利用していた他社のカメラは、レコーダーと電源装置の買取りが必要でした。また、PCでの閲覧に手間がかかったり、社外での映像の確認が難しかったり、複雑なカメラ電源の管理や拠点のインターネット環境などの要因で録画できなかったりと複数の課題があったため、乗り換えを検討していました。
江住さん:セーフィーのことは2018年にオリックスさんから共有していただきました。本部内にカメラを仮で設置してみたところ、録画・再生の利便性やインターフェースの操作性など使い勝手がとてもよかったので、2019年春に各院での導入に至りました。
タグ機能、動体検知……湘南美容クリニックでの活用術
「以後、新規開院する拠点からSafieのカメラを導入しています。別企業のカメラを導入している院でも、将来的にはSafieのカメラに入れ替えていく予定です」と言う江住さん。改めて、セーフィーの使いやすさを次のように語ってくれました。
江住さん:録画再生の容易さやスマホからでもスムーズなアクセス性の高さ、直感的に操作ができるインターフェース、動体検知・音声検知機能などが挙げられます。最近開院したクリニックから音声が聞こえるカメラを順次導入しているので、機能もより良くなっている印象がありますね。
圓城さんはタグ機能を特に気に入っていると話します。各医院に同じ画角でカメラを取り付けているため、タグを利用し「受付」「入り口」など、それらの映像の管理に利用しているそうです。
ほかにも、動体検知(モーション検知)機能についても触れていただきました。クリニックからの依頼があった際には、映像を確認する必要があるため、この機能が役立っているそうです。
圓城さん:閲覧権限は本部のみで、現場のクリニックには持たせていないため、クリニックからの依頼があった場合に確認しています。依頼は全体で月1回程度ですが、先日は営業時間外に外部のセキュリティサービスが発報したので、その確認のためにチェックしました。
江住さん:以前導入していたカメラだと、倍速ですべて見る必要があったので大変でしたが、セーフィーのカメラはモーション確認機能があるので、ピンポイントで映像確認ができました。
最後にセキュリティ以外の目的での活用方法についても伺いました。
圓城さん:最近、六本木にSBC初のフィットネスをオープンしました。トレーナーが個室でお客さんと一対一で対応するので、トレーナーが退室したあともセーフィーのカメラを使ってお客様の状況を確認できるようにしています。
ほかにも、受付での書類や商品の受け渡しで認識相違などのトラブルが発生した際は、映像を確認してお客様に納得していただけるかたちで対応もしています。防犯対策以外にもセーフィーのカメラを活用していきたいと思います。
※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容は、2020年8月公開当時のものです。