
支援中の教室の様子をリアルタイムで自宅からも視聴
映像を通じて、子どもの新しい一面や関わり方のヒントを発見

発達が気になるお子さまとその保護者さまに向け、発達支援の教室を運営するLITALICOジュニア。各地の教室で合計700台を超えるSafie Oneを導入いただいています。導入の背景や活用についてお話を伺いました。
(取材:2026年7月)
導入の決め手
- セキュリティ対策が万全なサービスであること
- 映像や音声がクリアで価格面も魅力があったこと
- 担当者の対応が丁寧でわかりやすく、保守面に安心感があったこと
導入目的
- 従来のオンプレミス型からの置き換え
- 報酬改定による長時間支援化に伴う、遠隔での視聴ニーズへの対応
- 支援の様子を可視化することによる、保護者への安心感の提供
- 保護者が支援場面を見て、子どもへの関わり方のヒントを得られることを期待
導入した結果
- 保護者が支援の様子を遠隔から見られるようになり、利便性が向上した
- トラブル発生時に、映像の検証が圧倒的にしやすくなった
- スーパーバイザーが遠隔から教室の支援状況を確認し、タイムリーに助言できるようになった
- 保護者が子どもの新たな一面や、関わり方の工夫を見つけやすくなった
INDEX
LITALICOジュニアは、障害福祉・教育領域で幅広く事業を展開する株式会社LITALICOが運営する、発達が気になるお子さまとその保護者様に向けた、発達支援の教室です。「そのひとりの『できるよろこび』をちからに。」を掲げ、一人ひとりに合わせた学習やソーシャルスキルアップのためのサポートを提供しています。
同社では、各地の教室で合計700台を超えるSafie One(セーフィー ワン)を導入中。各教室での支援の様子をリアルタイムで視聴できる環境を構築しています。カメラ導入の背景や効果について、同社事業部長の花渕あゆみさんにお話を伺いました。
支援の様子を見せることで安心感を
事業開始当初から教室にカメラを導入
──はじめに、御社の事業内容について教えてください。
花渕さん:LITALICOジュニアでは、児童福祉に関するサービスを行っています。児童発達支援事業、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援事業の3つが柱となっています。
いずれも、発達が気になるお子さま向けのサービスです。児童発達支援事業は、0歳から小学生未満のお子さま、放課後等デイサービスは小学校1年生から高校生までが対象で、LITALICOジュニアの教室に通っていただき、集団・個別でソーシャルスキルや学習の支援を行っています。保育所等訪問支援事業は、幼稚園・保育園、小中学校にお伺いし、発達が気になるお子さまが良い環境で過ごせるよう、先生方と調整を行ったり、直接お子さまに関わったりするサービスです。

──Safie(セーフィー)を導入される以前から、すべての教室でオンプレミス型のカメラを導入されていたとお聞きしました。その背景について教えていただけますか?
花渕さん:LITALICOジュニアの事業は2011年に最初の教室がオープンしたのですが、その当時から教室にはカメラを導入していました。
お子さまをお預けになる保護者の方は、ご自身と離れている間のお子さまの様子を知る機会がないのが現状でした。カメラで客観的に映像を見ていただくことで「うちの子、こんなにがんばれているんだ」という安心感につなげたいという思いがありました。
発達支援の現場をオープンにお見せすることで、保護者の方がお子さまとスタッフの関わりを知り、それをご家庭でも活かしていってもらいたいという思いもありました。
──以前は、どのような形で映像をご覧いただいていたのでしょうか?
花渕さん:各教室の支援の様子を、保護者の方の待機場所であるサロンに設置したモニターにリアルタイムで映し、ご覧いただく形でした。集団支援を行う大きな教室の様子は、壁掛けのモニターを通じて複数の保護者の方にご覧いただいていました。一方、個別支援の教室の様子は、テーブルに設置したモニターで、支援を受けているお子さまの保護者の方にご覧いただいていました。当時は、教室の外から遠隔で視聴することはできませんでした。
長時間支援の開始で、教室外からの視聴ニーズが高まる
高水準のセキュリティがSafie導入の決め手に
──オンプレミス型から、Safieのクラウド型に切り替えを検討されたきっかけについて教えてください。
花渕さん:私たちの事業では、3年に1回報酬改定があり、それに伴ってサービス内容が変わることがあります。これまでは最長でも1時間半程度の支援だったのですが、直近の報酬改定に伴い、3時間を超える支援を行うこととなりました。
そうなると、保護者の方も同じく3時間拘束されることになります。これまで教室に来て見ていただいていた保護者の方が、3時間もの長い時間をこの場で過ごすことは、家事やお仕事などを考えると、ご負担が高い方もいらっしゃると感じました。また昨今はスマートフォンの普及や通信環境の向上もあり、リモートで視聴できる環境が整っています。それならば、保護者の方が生活の中でどんな場所からも様子を見られる環境を作る必要があると考えました。
また、これまでも「映像がクリアでない」「音声が聞き取りにくい」という声をいただいていたので、そこを改善したいという気持ちもありました。
──他社製品も含め、数ある製品の中からSafieを選んでいただいた決め手は何だったのでしょうか。
花渕さん:第一に考えたのは、セキュリティの問題です。LITALICOジュニアは障害という非常にデリケートな情報を扱う事業を行っています。会社としても、個人情報の保護を含め、セキュリティには厳しい対応をしています。その観点で対策がしっかりしていて安心な会社というのが最初の絞り込みの基準でした。
なかでもSafieさんは、映像も見やすくてきれい。音も良い。そして価格面でも魅力がありました。さらに、担当の方が丁寧でわかりやすく使い方なども教えてくださり「保守に関しても安心」と感じたことも大きいです。

──Safieの導入において、ハードルはありましたか?
花渕さん:2つありました。1つめは、実際に使用する現場のスタッフが、新しい製品や仕組みの導入に対して不安をもつのではないか、ということでした。でも実際使ってみると、操作性が良く「これなら使えそう!」と評判も上々でした。
もう1つは、保護者の方に教室の外からご覧いただくための、仕組みづくりと説明です。情報セキュリティのリスクの少ない運用方法をご説明するとともに、保護者の方の利便性が向上することをお伝えしたところ、ご理解をいただくことができました。
──Safieのカメラのご活用状況をお教えください。
花渕さん:事業所ごとに4台ずつ設置させていただいています。当社では、全教室の部屋数が統一されています。集団支援を行う大きい部屋には2台設置しており、全体を映すものが1台、その部屋で個別支援も行うことがあるのでもう1台設置しています。個別支援用の部屋も2つあり、それぞれ1台ずつ設置しています。

利用シーンとしては、先ほどもお話ししたように、保護者の方にご家庭などから支援の様子を見ていただくことがメインですが、支援中に教室でお待ちいただく場合は、タブレットを貸し出してご覧いただくこともあります。
──スタッフの方が映像を活用されるということもございますか?
花渕さん:当社には、スタッフの指導・育成を担うスーパーバイザーと呼ばれるスタッフがいます。教室から「この支援を見てほしい」というリクエストがあれば、遠隔からリアルタイムでその様子を確認することがあります。あまり多いケースではありませんが、映像を見て「こういう関わり方をしてみたら?」と、教室に電話で助言することもあります。
遠隔視聴で保護者から喜びの声が多数
操作性・利便性も向上、業務効率化にも貢献
──Safie導入の効果について教えてください。
花渕さん:保護者の方から、自宅にいながら視聴できるようになったことを喜ぶ声を多くいただいています。食事を作りながらスマートフォンで映像を見て「うちの子、がんばってるな」と感じられることは、保護者の方にとって大きなことなのだと感じています。
また、映像を見て「あの声かけやってみようと思います」「先生のほめ方を使ってみたら、いつもは嫌がるお手伝いもノリノリでやってくれました」といった声もいただきます。
映像を通じて、家族の中での良好な関係の構築を微力ながらお手伝いできていることを、私たちも嬉しく感じています。
──社内では、どういった効果がありましたか?
花渕さん:まず、教室のスタッフからは「映像がキレイになった」「音も途切れずクリア」といった、使い勝手の向上を実感する声が上がっています。拡大できることを喜んでいるスタッフもいました。操作もしやすく、利便性が高まったという声も上がっています。

また、何かトラブルがあった時に、責任者が映像で確認することがあります。私もその一人なのですが、従来の製品に比べて圧倒的に検証しやすくなりました。映像がクリアで操作もしやすく、動きがある箇所にフラグがつく機能などもあるため、見たいシーンにピンポイントでたどり着けます。こうした使いやすさが、教室運営における安心感にもつながっていると感じています。
※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容は取材当時のものです。
※カメラを通じて取得する映像は管理者および映像閲覧が必要な担当者のほか、あらかじめ利用規約への同意と個別登録をいただいた保護者さまのみが閲覧しています。法令に基づく場合を除き、第三者提供は致しません。また、映像の活用は事前に特定した利用目的に必要な範囲で行い、個人を追跡することは行いません。







