フィットネスジム「LifeFit」の店内

無人フィットネスジムの防犯・遠隔管理をクラウドカメラで。
初期コストの低さ・UIの使いやすさでFC拡大を強力アシスト

フィットネスジム内に設置された「Safie One」の外観

ITを活用したフィットネス事業を展開する「株式会社FiT」では、現在、店舗数を拡大しているフィットネスジム『LifeFit(ライフフィット)』の全店にSafieを導入。セキュリティ強化はもちろん、スムーズなFC展開にも効果的だというSafieの魅力についてお話を伺いました。

(取材:2023年10月)

導入の決め手

  • ほかの防犯カメラに比べて低コスト
  • 本部で全店の映像を一括管理できるクラウドカメラ
  • 設置や設定に手間がかからず、FC店でも取扱い易い
  • 映像視聴に便利な検知機能

導入目的

  • 無人フィットネスジムのセキュリティ担保
  • 無人フィットネスジムの遠隔管理

導入した結果

  • 遠隔で全店の映像の一括管理が可能に
  • 導入のハードルが低く、FC店舗数の拡大に寄与
  • 映像による事実確認で、利用者からの問い合わせ対応がスムーズに
  • 映像でFCオーナーと本部の情報共有が効率的に
  • 入会前の見学者の属性や来店時間帯などのモニタリングが可能に
  • マシンの利用状況や動線がわかり、レイアウト検討などに活用

京都に本社を置き、ITを活用したフィットネス事業を全国展開する「株式会社FiT」。同社が運営する無人営業のフィットネスジム『LifeFit』は、24時間営業の利便性、専用アプリですぐに利用開始できる手軽さ、リーズナブルな料金体系などが支持され、フランチャイズ(以下、FC)で急速に店舗数を拡大している注目のジムです。

同ジムでは、全店にSafieの屋内向けクラウドカメラを導入。主目的は防犯や遠隔管理ですが、店舗開発などに携わる網江 睦巳さんによると、「SafieはFC出店を加速させる上でも効果的」とのこと。店舗運営、FC展開の両面におけるSafieの導入効果について、網江さんにお話を伺いました。

初期費用が抑えられ、設置がラクで、映像視聴も効率的。
FC拡大、多店舗展開に適したクラウドカメラ

──はじめに、運営されているフィットネスジム『LifeFit』についてと、網江さんのお仕事についてお教えください。

FiTの店舗開発などを行うGrowth部門の網江 睦巳さん
店舗開発などを行うGrowth部門の網江 睦巳さん

網江さん:『LifeFit』はITを活用した次世代型フィットネスジムとして、2022年2月にオープンしました。ジム通いにハードルを感じていた方々も気軽にご利用いただけるシステム・料金体系を特徴としており、利用者様は専用アプリで最短1分、24時間いつでもジムの利用をスタートしていただけます。料金もリーズナブルで30日間2,980円(税抜)または1回500円(税抜)で利用でき、登録料などの初期費用も不要です。現在はFC出店を主軸に全国約30店舗まで拡大中で、私は店舗開発などを行うGrowth部門に所属し、店舗のオープンから運営までをサポートしています。

──『LifeFit』の全店でSafieの屋内向けクラウドカメラを導入いただいています。導入の背景をお聞かせください。

網江さん:『LifeFit』は無人営業ということもあり、セキュリティを担保する防犯カメラが必要でした。また、今後の店舗数増加を視野に入れると、私たち本部が全店の状況を効率的に把握するツールとしても役立つと考えました。

──防犯カメラの中で、Safieを選んでくださった理由をお聞かせください。

フィットネスジム「LifeFit」に設置された「Safie One」
ジム内を見渡せる位置にカメラを設置

網江さん:理由の1つは、FC展開しやすいコストと仕様です。私たちは、医療費増加などが深刻な社会問題化している日本では、今後日常的なフィットネスのニーズがますます高まると考えています。そのため『LifeFit』は2025年までに1000店という目標を掲げており、目標達成に向けたスピード感を実現する手段として、FC出店に力を入れています。

FC拡大には収益性の高い事業モデルが不可欠ですから、防犯カメラなどの設備を選ぶ際は、コスト圧縮を非常に重視しました。それでいくとセキュリティサービス会社のカメラは高額で、検討はしたものの、私たちの事業モデルにそぐわないと判断しました。一方、Safieは映像や音声が高品質なのにコストが安価、設置や設定も手間がかからず、FC店に浸透しやすい要素が揃っています。スマホなどで手軽に視聴できるクラウドカメラで、私たち本部が全店の映像を一括管理しやすい点も魅力でした。

Safieを選んだもう1つの理由は、動きのあるところにフラグが立つモーション検知や、人物検知など、映像視聴に便利な機能が備わっていたことです。こうした機能があると映像確認の手間が省けて、大きな時短になると思いました。

エントランスゲート付近を映しているSafie Viewer映像
PCブラウザやスマホからいつでも各店舗内の映像を確認可能

導入ハードルが低いSafieだから、FC加盟が順調に増加。
カメラのおかげで無人営業の運営もスムーズに

──店舗では、Safieをどのようにご活用いただいていますか?

網江さん:1店舗につき4~5台を設置しています。設置場所は全体を俯瞰できるところを選定していますが、防犯強化のポイントとして「エントランスゲート」「荷物棚」「水まわり、更衣室周辺」の3か所は、必ず撮影するようにしています。

エントランスゲートに設置された「Safie One」
エントランスゲート付近が確認できる位置にカメラを設置

用途としては、何かあったときの事実確認がメインです。映像の視聴権限は、各店のFCオーナーさんと私たち本部の関係者が持っており、臨機応変に協力し合っています。例えば、『LifeFit』の専用アプリ内に設けたチャットで忘れ物などのお問い合わせがあれば、まずはメッセージを受け取った私たちが映像を確認し、FCオーナーさんに連絡します。逆に、FCオーナーさんが映像を定期的にご覧になっていて、気になることがあったら私たちに連絡をくださるケースもあります。ほか、事実確認以外の用途として、マシンの利用状況を見てレイアウトを調整したり、見学にお越しくださった方の属性や来店時間帯をモニタリングしたりします。

──Safieに対するFCオーナー様の反応はいかがでしょうか?

フィットネスジムの両サイドに設置された「Safie One」
死角が生まれないようフロアの両サイドにカメラを設置

網江さん:カメラがあると安心できると好評です。FCオーナーさんは多忙な方が多いため、いつでもどこでもスマホで映像を見られる利便性も大変喜ばれています。ビューアーアプリも直感的に使えるUIなので、みなさんスムーズに使っていらして、私たちがレクチャーする必要がありません。

──Safieの導入効果をお聞かせください。

網江さん:防犯をはじめとする運営面では、やはり映像は心強い存在です。今のところ重大インシデントで映像確認したケースはありませんが、頻繁にお問い合わせをいただく忘れ物などは、カメラですぐに経緯を調べられるので助かっています。ほか、マナーを守らない利用者様に対するクレームが発生した際も、すぐに録画映像から該当の利用者様を特定できたので迅速に対処できました。いずれも映像を視聴するときは、モーション検知・人物検知があるので効率よく事実確認できます。

録画映像や検知のフラグ確認をするSafie Viewerの画面
録画映像はモーション検知などの際に付くフラグを辿って効率的に視聴

事業面でも、Safieは私たちの重要KPIともいえるFC拡大を強力にアシストしていると感じます。先述の通り初期費用が安価で、カメラ設置のサポートも手厚く、映像視聴のビューアーはQRコードをかざすだけで利用開始できるなど、他社カメラに比べて導入のハードルが格段に低いのです。FCオーナーさんの出店負担をできるだけ軽減する事業モデルの中でSafieは大きな役割を果たしており、『LifeFit』が順調に店舗数を伸ばしている要因の1つだと捉えています。

映像からマシン稼働率や動線を分析し、
多くの人に選ばれる快適なジムをつくりたい

──今後、Safieを活用してチャレンジしてみたいことがありましたらお聞かせください。

網江さん:映像をもとに利用者様の動線やマシン稼働率などを分析してレイアウトやマシン選定に反映し、より良い店舗をつくりたいです。現在も、利用状況を映像で確認してレイアウトを変えたりしていますが、さらに精度を上げた分析にチャレンジしたいですね。映像から得られる情報も駆使して設備やサービスをブラッシュアップし、快適で通い続けたくなるフィットネスジムを全国のみなさまにご提供したいと思います。

FiT本社のロゴと網江さん

※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容はページ公開当時のものです。

お話を伺った方

FiTの店舗開発などを行うGrowth部門の網江 睦巳さん

株式会社FiT
Growth部門
網江 睦巳さん