
透析クリニックの現場や設備をSafieで見守り
医療安全・サービスの品質が上がり患者満足度が向上

腎疾患治療に特化したクリニックを東京都内で運営する「医療法人社団麗星会」は、院内の見守りとしてSafieを導入。管理の効率化や患者の満足度向上に寄与したカメラの活用方法について伺いました。
(取材:2025年10月)
導入の決め手
- 有線、無線どちらでも使える
- 優れたUIによる圧倒的な使いやすさ
- 設置、移設が容易
- コストバランスが良い
導入目的
- クリニックの防犯や災害時の状況把握として
- 運営する複数のクリニックの状況把握と安全管理
- 忘れ物、コミュニケーション齟齬などの事実確認
導入した結果
- 複数クリニックを遠隔から迅速にサポートでき、管理業務が効率化
- 院内の様子や設備の見守りにより、医療安全が向上
- 治療の重要データとなる体重測定の管理が徹底された
- 治療や接遇の映像を勉強会の教育資料として活用
- 忘れ物やコミュニケーション齟齬に対し、スピーディーな対応が可能に
INDEX
人工透析などの腎疾患医療を提供している「医療法人社団麗星会」。都心で3院のクリニックを運営し、腎疾患を持つ患者の豊かなライフスタイルを支えています。
医療DXも積極的に推進しており、院内の見守りのためSafieを活用中。具体的な活用方法や効果について、理事長の若井 陽希さんにお話を伺いました。
柔軟に設置できてコストバランスも良いSafieにリプレース
カメラ活用で管理を一元化すれば、現場は医療に集中できる
──「医療法人社団麗星会」と若井さんのお仕事についてお教えください。

若井さん:私は、腎機能の低下をカバーする「腎代替療法」について大学病院などで研鑽を積んできましたが、よりフレキシブルに治療の選択肢をご提供したいと考え「医療法人社団麗星会」を設立しました。現在は大崎、五反田、恵比寿の3カ所にクリニックを展開し、理事長のポジションで全体の運営に携わりつつ、大崎のクリニックの院長として診療も行っています。クリニックはいずれも、通院の人工透析と自宅で行う在宅血液透析の二本柱で腎疾患医療をご提供しています。
──クリニックでSafieをご利用いただいています。カメラの導入にはどのような背景があったのでしょうか?
若井さん:人工透析が必要な患者様は週に3回通院し、3~5時間の治療を受けていただくのが基本です。腎移植手術をすれば透析が不要になることも期待できますが手術は10年以上待つケースが多いですし、中には持病などで手術を受けられない方や、そもそも手術を希望しない方もいらっしゃいます。
こうした事情から通院透析は患者様の在院時間が長く、かつ、長期にわたって通っていただくことになりますので、スタッフとのやりとりや設備の稼働を見守る体制が必要と考え、開院当初から別会社のカメラを入れていました。また、クリニックが3院体制となってからは、運営側の私たちがカメラを活用してガバナンスを適切に働かせることで、各院の管理負担が減り、診療に専念してもらえるとの思いもありました。
──活用していたカメラをSafieにリプレースした経緯をお聞かせください。
若井さん:元々使っていた別会社のカメラは製品としての品質は良かったのですが、対応が心もとない・手軽に遠隔視聴ができない・無線が不安定・納品に時間がかかる等、サポートや運用面で何かと不便がありました。それでいて高コストなことに疑問を感じるようになりました。
手軽に使えてサポートもセキュリティ面も安心して任せられるクラウドカメラを探していて、いろいろ試してたどり着いたのがSafieです。まず魅力に感じたのは有線、無線のどちらでも使用でき、無線でも稼働が安定していて設置や移設が容易なことです。UIも優れており、今まで使ってきたカメラに比べて圧倒的に使いやすい。コストバランスもいいので、これならコストを圧縮して柔軟に設置できると思い、Safie中心の運用に切り替えることを決めました。

Safieで院内を見守り、遠隔管理も
医療安全が強化され、災害対策も充実
──現在、カメラはどのように設置されていますか?
若井さん:プライバシーに配慮しながら必要な範囲を適切に見守れるよう、すべてのクリニックに複数台のカメラを設置しています。映像は私や幹部スタッフがスマートフォンで視聴していますが、Safieは細かな条件付けができるので、個別に「ライブ映像のみ視聴可」といった権限設定もしています。また、大崎のクリニックはスタッフステーションが少し離れているためステーション内にモニターを置き、スタッフが患者様の安全を確認できるようにしています。
──カメラの具体的な活用方法をお教えください。
若井さん:用途の1つは診療時間中の見守りです。患者様は高齢の方が多く認知症をお持ちの場合もありますので、院内で危険なことがないようにカメラで見守ったり、何かあったときに経緯を振り返ったりして適切な対応に生かします。見守りでは、患者様が感染症を患っている場合の隔離エリアでも一時的に活用しています。同意を得て臨時でカメラを置かせていただき、スタッフの感染リスクを減らしながら、治療中の体調変化を安全に把握できるようにしています。
カメラは、確実な治療を効率的に行うためにも役立っています。遠隔管理はその一例で、私の不在中にスタッフが判断に迷ったら、出先からカメラで状況を確認して指示出しを行います。また、重要な設備周辺には遠隔で首振りやズームなどのリモート操作が可能なPTZカメラを設置しています。設備に異変があった場合、故障だけでなく人や物がぶつかったり、誤操作した可能性も考えられますが、モニターの数値だけでは判断できないため、カメラで周辺の状況も確認できて大変便利です。

同様に、治療のなかでカメラが大きな役割を果たしているのが体重測定です。体重は透析に欠かせない重要なデータであるため、毎回の治療前後に測定を行い、スタッフが丁寧に管理しています。ただ、長時間の治療という特性上、ごく稀に「測定時に上着を着ていたか」「鞄や杖を持っていたか」などが曖昧になる場合があります。そうした際には、服装や測定環境に変化がないかをカメラで客観的に確認できるため、必要に応じて記録を参照することで、正確な管理に役立てています。

──診療関連以外の用途についてもお聞かせください。
若井さん:防犯として何かあったときの事実確認などに使いますし、実際の接遇や診療の様子を適宜ムービークリップし、スタッフの勉強会の教育資料にすることもあります。そしてもう1つ、非常に大切な用途が災害対策です。停電等で透析できない期間が長引くと命にかかわりますので、当院では衛星通信を独自契約して、停電時には自動的に衛星通信とポータブル電源に切り替えるなど万全を期しています。そこにSafieが加わって院内の被災状況を迅速に確認できるようになり、心強く思っています。
──カメラの使い勝手はいかがでしょうか。
若井さん:無線でも安定して使えて、とても満足しています。当院では固定設置のほか、場所を固定しないフリーなカメラも用意しているので、隔離エリアや認知症の方の一時的な見守りなどでフレキシブルに使用でき、助かっています。
遠隔で設備の正常稼働を確認できる安心感
24時間、必要時に院内状況を把握できる安心感
──Safieを導入いただき良かった点をお聞かせください。
若井さん:先述の通り管理の効率化、医療安全の向上など良かったことはたくさんあり、患者様の満足度につながっているという実感もあります。認知症の方も多い中で、お忘れ物や所持品の取り違えはカメラで経緯を確認してスピーディーに返却できるので喜んでいただけますし、Safieは音声も聞こえるので、コミュニケーションに行き違いがあった際も、状況に沿った丁寧な対応ができます。さらに、設備のメンテナンスでは機器メーカーさんに映像を送ると対応がスムーズになり、患者様に安定した治療をご提供できるというメリットもあります。
私たち管理者と現場のスタッフの双方が、「遠隔で確認や相談ができる」「経緯を見返せる」といった安心を得られたことも良かったです。休日にビルの停電点検が行われるときなども、電力復旧後の正常稼働に異変があればカメラで気づいてすぐに対応できるので、インシデントの防止にも繋がります。どこにいても必要時には院内の状況を24時間視覚的に確認できることの効果は大きく、本当に安心感があります。
──今後、カメラをどのように活用していきたいとお考えでしょうか?

若井さん:患者様の同意を得て在宅血液透析でカメラを活用できれば、患者様はご自宅にいながら私たちに相談することもでき、さらなる安心につながるのではないかと考えています。映像ならではの情報量の多さとクラウドカメラの利便性を生かし、腎疾患をお持ちの患者様が充実した生活を送ることができるよう、これからもお支えしていきたいです。
※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容は取材当時のものです。
※カメラを通じて取得する映像は管理者および、映像閲覧が必要な担当者のみで閲覧しています。法令に基づく場合を除き、第三者提供は致しません。また、映像の活用は事前に特定した利用目的に必要な範囲で行い、お客様個人を追跡することは行いません。
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