【介護施設向け】会話できる見守りカメラの選び方と活用事例

【介護施設向け】カメラの選び方・活用事例

介護施設に見守りカメラを導入したい事業者が増えています。しかし、見守りカメラには「通話機能」「夜間撮影」「セキュリティの高さ」などの特性があり、事業所のニーズによって選ぶべきカメラは異なります。そこでこの記事では、介護施設向けにおすすめの見守りカメラの選び方と活用事例について紹介します。

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介護施設向け見守りカメラの選び方

介護施設の見守りカメラに求められる主な機能について解説します。これらの機能を持ち合わせた見守りカメラを選ぶことにより、事業の補助やスタッフの負担軽減につながります。

双方向通話機能

介護現場では入居者とのコミュニケーションが大切です。しかし、多くの施設ではスタッフの人手が足りず、入居者からの呼び出しにすべて答えるのは難しい場合もあるでしょう。

双方向通話機能を備えた見守りカメラであれば、入居者からの呼び出しに対して、スタッフルームから呼び出しに答えることも可能です。入居者とスタッフとの円滑なコミュニケーションを支える大きな助けになることでしょう。

動体検知機能

徘徊などの行動異常がある入居者の見守りは、職員の努力だけでは難しいものがあります。動体検知機能は、見守りカメラが映像内の動きを検知して、録画を開始したりスマホやパソコンに通知を伝えたりする機能です。

例えば、夜間に施設の出入り口に近づく人物を検知して、管理者のスマホに通知を入れる機能を搭載することできます。さらに進化した、AI機能を備えたカメラであれば、ドアの前を検知対象に設定するといった特定のエリアのみを見守ることも可能です。

夜間撮影モード

老人ホームでは24時間の見守りが求められますが、夜間撮影モードを搭載していない見守りカメラでは、暗やみのなかで映像を記録することはできません。

入居者が就寝する時間帯も見守り続けるには、夜間でも昼間のようにくっきりとした映像を記録できる夜間撮影モードが必要です。夜間スタッフが懐中電灯を持って巡回するよりも効率的な見守りを実現できます。

広角レンズ(画角90°以上)

標準のカメラレンズでは、撮影できる画角はおよそ45°程度しかありません。そのため、防犯カメラや見守りカメラに搭載されるレンズは、画角が60°以上の広角レンズを搭載しているのが一般的です。

しかし、広角レンズでも性能によって画角は異なるため、見守りカメラを選ぶ際は画角90°以上のものがおすすめです。90°のレンズであれば部屋の角に設置することで、部屋全体を一目で見渡せるようになるためです。

高画質とズーム機能

見守りカメラは遠隔で映像を確認して、素早く状況を把握するために活用できます。画質の低いカメラでは、ズームしても細部を確認するのが難しく、状況の把握に時間がかかる可能性があります。最低でもHD(約100万画素)以上の画質があり、ズーム機能も搭載している見守りカメラが理想的です。

PCやスマホでの映像確認

遠隔から状況を把握できない見守りカメラは、防犯カメラの機能しか果たせません。見守りカメラには、インターネット接続により、PCやスマホからリアルタイムで状況を確認できる機種を選びましょう。

インターネットや設置工事が不要

見守りカメラを設置する際の費用も重要な要素です。見守りカメラを設置するために工事が必要であったり、光ケーブルが必要な場合は、設置費用にかかる初期費用が大きくなります。特に大量に見守りカメラを導入する場合は、電源ケーブルをつなぐだけで利用できる見守りカメラが適しているでしょう。

強固なセキュリティ機能

見守りカメラの導入には、データ流出などのセキュリティ問題も管理しなければなりません。外部から不正なアクセスを防ぐ強固なセキュリティ機能を搭載した見守りカメラを選ぶことが重要です。

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介護用見守りカメラの活用方法

Safieの見守りカメラをご利用いただいている実際の介護事業者からお伝えいただいた、見守りカメラの具体的な活用事例を紹介します。

入居者の転倒・転落の防止

入居者の転倒や転落は、大きな事故につながる可能性のある避けるべき状況です。見守りカメラを導入しておけば、万が一にも事故が起きた場合に、その状況を第三者視点で確認することができます。例えば、バスマットで転倒した、杖が床の小さなくぼみに引っかかってしまったなど、原因の解明と具体的な防止策の実践につなげている事業者もいらっしゃいます。

暴言・暴行・嫌がらせの防止

介護の現場では、入居者同士のトラブルやスタッフからの暴言、または入居者からスタッフへの嫌がらせなどの問題行動が取り上げられることもあります。問題が起きた場合に、当事者同士の証言だけではなかなか解決に結びつきません。

見守りカメラがあることにより、客観的な視点で状況把握を可能にし、入居者とスタッフのどちらの安全も守る手段となります。この観点から見守りカメラを導入している事業者もいらっしゃいます。

働きやすい環境の実現と介護職員の負担軽減

一日に何度もナースコールを鳴らす入居者の話も介護施設ではよく聞く話です。

その都度、スタッフが部屋を訪れ、状況を把握して入居者に安心させる言葉がけをすることも確かに大切でしょう。しかしながら、その結果としてほかの入居者の介護がおろそかになったり、未完了の業務が山積みとなったり、スタッフの負担が重くなってしまっては事業が成り立ちません。

双方向通話のできる見守りカメラであれば、スタッフは何度も部屋を訪れる必要はなくなり、入居者にも安心できる声がけを伝えることが可能です。これにより、効率的な施設運営が可能となり、スタッフの負担も軽減できる可能性があります。

介護施設の防犯対策

施設内の通路や出入り口付近などに見守りカメラを設置することで、スタッフルームからでも入居者の徘徊にすぐに気づくことができます。Safieの見守りカメラにはAIを搭載したモデルもあるため、特定のエリアに人がいることを即座に検知して、管理者やスタッフに通知を入れる仕組みを構築する事例もあります。

介護現場でおすすめ見守りカメラ

Safie One

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エッジAIを搭載。画像解析による業務効率化も叶えるカメラ

¥41,800 (税込)

外形φ76.5×92.5mm
重さ360g
防水性能なし
ネットワーク接続有線LAN、Wi-Fi
PoE給電対応
画角水平114° 垂直60°
ズームデジタルズーム 最大8倍
マイク(音声入力)あり
スピーカー(音声出力)あり
暗所撮影対応

インターネットを介してスタッフルームと入居者をつなげる双方向コミュニケーションを実現します。ナースコールが鳴るたびに、入居者の部屋まで直接訪れる必要なく効率的です。

オプションのLTEドッグを導入することで、インターネット環境の整っていない場所でもクラウド録画サービスを利用することができます。また、すでにWi-Fiが整っている環境であれば、Wi-Fi接続での利用も可能です。

Safie(セーフィー)のクラウド録画サービスは、月額利用料金1,320円から利用できます。ハードディスクや録画機器、専用モニターなども必要ありません。見守りカメラを購入するだけで、お手持ちのスマホやパソコンから利用可能であるため、初期費用も抑えられます。

ネットワーク接続でも高いセキュリティ機能を実現します。外部からカメラへアクセスすることはできないため、不正アクセスなどの心配もありません。面倒なグローバル固定IPやDDNSの取得、ポート解放などの設定も必要なくご利用することができます。

介護の困ったことは、映像から解決するSafieへご相談ください

この記事で紹介したように、介護施設に設置する見守りカメラには、搭載すべき必要な機能があります。しかし、すべての見守りカメラが介護施設向けに必要な機能を搭載しているわけではありません。

Safieの見守りカメラは、この記事で紹介した必要最低限の機能をすべて満たしています。それだけでなく、レジの内引き防止や来所人数の把握などの機能を提供できる機種もございます。介護事業にて困ったことがありましたら、映像から問題解決を実現するSafieまでご相談ください。

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