
管理の精度が上がり安全対策・防犯も充実
全現場にSafieを導入し、人手不足の課題に挑む

岐阜県に本社を置く「佐伯綜合建設株式会社」は、設計から施工・鉄骨加工・修繕までをワンストップで手掛ける総合建設会社です。同社は進行中の全ての現場にSafieを導入。進捗管理や安全管理に加え、防犯にも活用しています。
(取材:2025年9月)
導入の決め手
- 操作が簡単で使いやすい
- コストバランスが良く、予算内で多台数を一括導入できる
導入目的
- 遠隔管理による人手不足の解消
- 現場の安全対策および進捗管理
- トラブル時の事実確認
導入した結果
- デスクワークと並行して現場をモニタリングできる
- ベテランが遠隔サポートでき、現場の若手の安心感を確保
- 盗難発生時の証跡になる
- 不安全行動や事故の経緯がわかり、有効な再発防止策を取れる
- 協力会社が映像で進捗を確認し、業務のスケジュールを調整できる
- 記録データをお客様への資料として活用できる
INDEX
「一度建てたら最後まで」をモットーに、設計から施工・鉄骨加工・竣工後の修繕までをワンストップで行う「佐伯綜合建設株式会社」。1953年、岐阜県川辺町で鉄工所として開業した同社は現在も自社グループに鉄骨工場を持ち、高品質な建築を提供。地域に根差した事業展開で岐阜・愛知を中心に多くの企業から信頼を得ています。
BIMなどのデジタル技術導入にも積極的で、現在は全ての現場でSafie(セーフィー)を活用中。導入の目的や活用方法、メリットなどについて、建築部の小川 達也さん、伊藤 遼祐さんにお話を伺いました。
人手不足の中、現場は増加&大規模に……。
課題解決に向け、カメラで管理を効率化
──はじめに、お二人のお仕事についてお教えください。

小川さん:私と伊藤が所属する建築部は現場の着工から竣工まで、さらに竣工後の改修工事なども手がける部署です。私は課長として全現場の状況を把握しつつ、若手育成も行っています。伊藤は若手社員として、担当現場の進捗管理などを担当しています。
──2023年よりSafieを導入いただいています。どのような経緯で導入に至ったのでしょうか?
小川さん:当社では2021年頃から、カメラを活用した現場の遠隔管理をスタートしています。しかし現場の数が増加し、また、従来の管理手法では対応しづらい大規模な現場も増え、管理者の人手不足や、管理手法の見直しが課題となっていました。これらの課題解決には、カメラを増設し、管理の効率化を図ることが有効と考え、Safieを導入しました。
──カメラの台数増加に当たり、Safieを選んでくださった理由をお聞かせください。
小川さん:きっかけはカメラのリース会社さんの紹介です。はじめにウェアラブルタイプの「Safie Pocket(セーフィー ポケット)シリーズ」を導入し、その後、屋外用カメラの「Safie GO(セーフィー ゴー)シリーズ」を使い始めました。いずれも現場で使いやすく、多台数を導入しやすいコスト設計だったため、すぐに本格導入に至りました。
──導入に当たり何かハードルはありましたでしょうか?
小川さん:もともと当社は「先進ツールはどんどん使ってみよう」というスタンスなので特段のハードルはありませんでした。Safieはクラウドカメラですが、セキュリティが強固だと評判でしたから、情報保護の面でも安心できました。

伊藤さん:私はカメラの使用感を重視していましたが、Safieは全く問題がなく、アプリのUIも優れていてすごく使いやすいという印象でした。実際に導入してみても直感的に操作でき、スムーズに使えています。
現場を俯瞰する広角カメラ、ズーム可能なPTZカメラを併用
デュアルモニターで常にライブ映像を表示
──Safieのご活用状況をお教えください。
小川さん:全ての現場で「Safie GOシリーズ」をミニマム1台、大規模なところでは3~5台を導入しています。現状では全16現場の約7割で複数台のSafieを設置しており、合計で約50台が稼働中です。全体や外周部の把握には画角が広い「Safie GO 180(セーフィー ゴー ワンエイティ)」や「Safie GO 360(セーフィー ゴー サンビャクロクジュウ)」を、出入口などその他の場所に遠隔操作でズーム等ができる「Safie GO PTZ Plus(セーフィー ゴー ピーティーゼット プラス)」を設置するケースが多いですね。

カメラは資材を置くタイミングから設置し、現場ごとに共用アカウントをつくって担当スタッフみんなが視聴できるようにしています。また、私たち管理者も別途共用アカウントを持ち、全現場を見られるようにしています。このほか、グループ会社にも映像をシェアしており、協力会社さんについても、要望があれば情報管理の誓約書を交わしたうえで映像共有しています。
──カメラ映像は、どんなときにご覧になるのでしょうか?
伊藤さん:私たち担当スタッフは現場付設の事務所のデスクにデュアルモニターを設置してカメラとつなぎ、折に触れて安全対策や進捗状況を確認しています。また、盗難などが発生した際は過去映像を見返して経緯の事実確認を行います。

小川さん:私たち管理者がいる事務所のモニターではダッシュボードやスライドショーで全ての現場のライブ映像を流していますし、外出時もタブレットなどで随時確認しています。特に、朝一番は必ずカメラをチェックし、安全対策に問題がないか、前日と比べて異変がないかなどを確認します。ときには、重点的に見たい現場を大きく映し出して遠隔で見守ることもあります。「Safie GO PTZ Plus」はズーム性能が高く、注視したい工事を細部までしっかり確認できて助かっています。
一方、グループ会社や協力会社さんのほうでは、自分たちが現場に行って作業ができる状態か、遅延等はないか、進捗状況を事前に確認するために映像を見ることが多いようです。
──ウェアラブルクラウドカメラの「Safie Pocketシリーズ」の活用法もお教えください。
小川さん:私が現場に行けないときに、現場に赴くスタッフに携行してもらい、必要に応じてカメラを介した遠隔サポートを行います。建物が形になってきたら建物内部をモニタリングするために、三脚で固定して撮影することもあります。「Safie Pocketシリーズ」はウェアラブルも定点撮影もできる2WAY仕様ですし、コンパクトでいろいろな場所に置けるので便利ですね。
いつでも見られるから管理の精度が高まり、現場の若手も安心
新設の「集中管理センター」でもカメラの活躍に期待
──Safieの導入メリットをお聞かせください。
伊藤さん:デスクワークをしながら作業状況を見られて、リアルタイムで進捗を把握できることが一番のメリットです。頻繁に巡回する必要がなくなり、業務が効率的になりました。何かあった際、遠隔の上司から指示をもらいやすくなったこともうれしいです。私はまだキャリアが浅いので、現場の映像を見てもらいながら相談できることは大きな安心感になっています。

小川さん:全現場の状況を一覧で把握できるおかげで管理の精度が向上し、今まで以上に不安全なポイントに目が届き、タイムリーに注意喚起できるので事故防止にもつながっています。万が一、事故が起きた場合も、映像の振り返りで的確な原因分析と再発防止策が可能です。
また、以前は休日に電話で報告を受け、後日現場を見たら認識の違いに気づくといったケースもあったのですが、カメラを入れてからはそうしたコミュニケーションの齟齬を防げています。お客様から急なご依頼があったときに、遠隔で立ち合いを行えるのもいいですね。どこにいても手元のデバイスでカメラ映像を見られるメリットは非常に大きいです。
──カメラ活用に関する今後の展望をお聞かせください。

小川さん:まもなく竣工する新社屋には、さらなる安全性の向上、若手の早期教育、サービス品質の均一化などを目指す「集中管理センター」を新設する予定です。そこでは大型モニターに現場のカメラ映像を映し出し、BIMを併用した進捗管理、ベテラン社員による複数現場の遠隔サポートなどをセンター化して実施していく計画です。現在オペレーションの詳細は検討しているところですが、カメラの重要性がいちだんと高まることが想定されます。より高品質な建築サービスをご提供できるよう、今後も活用方法をさらに磨いていきたいと考えています。
※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容は取材当時のものです。
※カメラを通じて取得する映像は管理者および、映像閲覧が必要な担当者のみで閲覧しています。法令に基づく場合を除き、第三者提供は致しません。また、映像活用において、作業区画の近隣住民をはじめとする生活者個人を特定、追跡することはございません。






