全国の拠点をつなぐコミュニケーションツールとして。
組織の一体化をサポートするセーフィー活用方法

株式会社BizPlatformは、「日本中のすべての中小零細・スタートアップ企業が、事業成長、およびサービス向上など“本業に集中”できる環境を作る」というミッションの下に、中小企業やベンチャー企業のビジネス支援を行う会社です。現在、全国4箇所にある営業所内で、セーフィーのカメラを設置いただいています。

(取材:2018年8月)

導入の決め手

  • 映像の鮮明さと集音機能の高さ

導入目的

  • 全国の拠点を中継化できるコミュニケーションツールが欲しかった

導入した結果

  • 違う拠点をつないで朝礼ができるようになった
  • 人数が少ない拠点でも孤独を感じずモチベーションがアップした
  • 普段モニター越しに会話しているので実際に会ってもコミュニケーションが円滑
  • カメラを利用した研修で社員のスキルアップにつながった
  • 別拠点への離席中の無駄な電話が減り、業務効率につながった
  • 他拠点移動のコストが削減できた

中小企業経営者にとって、必要不可欠な存在である税理士の紹介事業をはじめ、様々な側面から企業をサポートしている株式会社BizPlatform。大宮にある本社を含め、全国にある4つの営業所内にセーフィー対応カメラを導入されています。

全国の拠点をつなぐセーフィー対応カメラは、株式会社BizPlatformにどのような価値をもたらしているのでしょうか?「セーフィー対応カメラは、社内のコミュニケーションツールです」と話す、株式会社BizPlatform マーケティング事業部 部長 吉野浩一さんにお話を伺いました。

税理士から電力会社まで。中小企業のコスト削減につながるソリューションを提供

株式会社BizPlatformの主力事業となっているのが「5,000円×12ヶ月(年間6万円)」の顧問料支援サービス(顧問料キャッシュバックサービス)「顧問料無料.com」。中小企業向けに税理士の紹介を行うサービスです。本サービスの特徴は「電話一本で丸投げ可能である点」と「手数料無料である点」。BizPlatformは「あらゆる中小零細・スタートアップ企業のサポートを行う」というミッション達成のために、このサービスを提供しています。同社が中小企業支援に取り組む理由を、吉野さんは次のように語ります。

吉野さん:弊社代表の渡邉は、もともと通信機器商社でコンサルティング営業をしていました。多くの中小企業と関わるなかで、渡邉が抱いた「彼らの支援がしたい」という想いが、創業につながっているんです。事業アイディアを模索していくなかで、辿り着いたのが税理士紹介事業でした。企業経営において、税理士の存在は必要不可欠です。しかし、先生によって報酬額が大きく違う。弊社の創業時も、税理士費用の相場がわからずに苦労した経験がありました。そこで、中小企業に税理士をおつなぎすることができれば、企業経営をサポートできると思ったんです。

「顧問料無料.com」は、クライアントである中小企業とパートナーである税理士、双方のネットワークによって成り立つ事業です。同社はそのネットワークを広げるために、全国に支店を設けています。大宮と広島には、中小企業へ税理士の先生のご紹介を行うコールセンターを設置。税理士とのパートナーシップを結ぶ事業部は、名古屋、大阪、広島、福岡に設置されています。その結果、北は北海道、南は鹿児島までネットワークの輪が広がっているのだそう。

BizPlatformは「新しい中小企業支援」として、金融機関やクラウド会計ソフトと業務提携を結び、中小企業の資金繰りや会計業務のサポートをしています。今後も「中小企業のコスト削減をサポートしていきたい」と吉野さんは話します。

吉野さん:現在、USENさんの手がける新電力事業「U-Power」とも業務提携をして、中小企業の方々にご紹介をしています。既存の電力会社から「U-Power」に切り替えるだけで、電気代が大幅にカットできることもあるんです。企業のコスト削減につながるソリューションは、今後も提供していきたいですね。そのために、常日頃から中小企業にご紹介できる優良商材を探しています。

新しいソリューション開発のために、業務提携先を日々探している吉野さん。行っている情報収集の最中に、セーフィーの存在を知ったのだとか。

各拠点を中継し、組織を一体化。コミュニケーションツールとしてセーフィーを活用

現在セーフィー対応カメラは、大宮と広島にあるコールセンター、名古屋と大阪にある営業所と4つの拠点で活用されています。セーフィー対応カメラを導入した理由を吉野さんは次のように語ります。

吉野さん:創業から10年ほどは、大宮にコールセンターを構えて1都6県の中小企業向けに営業をしていました。関東圏ではかなりの反響があったため、昨年の8月に全国展開を決めたんです。

全国に支店を構えるにあたって浮上したのが、各拠点間でどうコミュニーションをとるか、という問題です。そこで、映像を通して各拠点をつなぐことができるクラウドカメラを導入することになりました。複数のカメラを比較したのですが、映像の鮮明さと集音機能の高さが決め手となり、セーフィーさんにお問い合わせをさせていただきました。

各拠点の様子を鮮明に映し、クリアに音を拾うセーフィー対応カメラ。その性能の高さを、吉野さんは毎朝実感していると話します。

吉野さん:大宮と広島のコールセンターでは、毎朝セーフィー対応カメラを使用して、朝礼をしています。お互いのオフィスの様子をモニターに映しているのですが、喋っている人の表情や声がはっきりと伝わるので、円滑なコミュニケーションが取れていますね。

大宮には3台、広島には6台のセーフィー対応カメラが設置され、日中の業務中も双方のフロアの様子が常に映し出されています。この映像を通して、オフィスの雰囲気を相互に共有することで、社員のモチベーションがアップしているのだとか。

さらに名古屋と大阪の営業所においては、「セーフィー対応カメラの存在が、スタッフの孤独を救っています」と吉野さんは話します。

吉野さん:名古屋と大阪には、常駐している社員がいるのですが、各拠点に日によっては1~2名の社員しかいない時もあるんですね。誰もいない環境で1人で黙々と仕事をしていると、普通は心が折れてしまいますよね。しかし本社や別拠点の映像がリアルタイムで映されていれば「頑張ろう」と思える。さらに、普段モニター越しに会話をしていた人と実際に会った時に「初めて会った気がしない」と言われることもありますね。

全国の営業スキルを上げるため、遠隔で社員研修も

BizPlatformのビジネスを支えるのは、一人ひとりの営業活動です。顧客となる中小企業、そしてパートナーとなる税理士や、業務提携先への営業によって、サービスが成り立っています。

だからこそ、同社はスキルシェアの場として、定期的に社員研修を開催。研修の場でも、セーフィー対応カメラは一役買っているのだそう。

浅見さん:名古屋と大阪の営業スタッフは、現地で採用を行なっています。もちろん入社後1ヶ月間は、本社で研修を行っているものの、1ヶ月だけでは伝えきれないこともたくさんあるんですよね。セーフィー対応カメラを通じた研修で、足りない部分を補うことで、関わる社員全員のスキルアップを目指しています。もちろん、お客様対応スキルが問われるコールセンターのスタッフに対しても、定期的に研修を開催していますね。

セーフィー対応カメラには、録画機能がついています。研修に参加できなかった人には、録画した研修内容を後日共有できるため、社員教育の効率化にもつながっているのだそう。

全国の中小企業をサポートすべく、今後も拠点を拡大

つねに各拠点の様子が確認できることで、日々の業務効率も上がっているのだと、吉野さんは話します。

吉野さん:別拠点にいる人に電話するとき、相手が席にいるかを確認できるので、無駄なコールをすることもなくなりました。セーフィー対応カメラにはズーム機能がついているので、席の様子まで鮮明に見ることができるんです。

「全国の中小企業を支援するために、今後も拠点を増やしていきたい」と話す吉野さん。セーフィー対応カメラは、同社の全国展開におけるコスト削減にも貢献しているようです。

吉野さん:もしもセーフィー対応カメラを導入していなかったら、今よりも頻繁に大宮と広島を行き来する必要があったと感じます。往復で5時間かかるので、移動コストの削減もできていると思いますね。セーフィー対応カメラがあることで、無駄な出張や移動が削減できると思います。今後も拠点の拡大を目指しているので、活用していければと思っています。

※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容は、2018年12月公開当時のものです。

お話を伺った方

株式会社BizPlatform 吉野浩一さん 浅見真実さん