クリアな映像・音声で、ヘアサロンの「安心」を担保
技術指導、業務改善への活用も

洗練されたヘアデザインと、新感覚の「整体ヘッドスパ」で顧客に支持される美容室「alon」。同店ではセーフィーのクラウド録画カメラ「QBiC CC-2L」を導入。セキュリティ対策としてSafieカメラを選んだ理由、導入効果や今後の活用方法について伺いました。

(取材:2022年8月)

導入の決め手

  • 店舗の防犯カメラとして必要な要件を満たしていた
  • 映像、音声のクオリティが高い
  • 他サービスよりも低コストで導入できる

導入目的

  • 店舗の防犯、スタッフの安全の担保
  • イレギュラー発生時の事実確認のため

導入した結果

  • 24時間、高品質な映像で記録されているという安心を担保
  • リアルタイム視聴により、店舗にいなくても遠隔で指示ができる
  • イレギュラー発生時にクラウド録画映像で経緯や事実確認ができる

五反田駅からほど近い、山手通り沿いに店舗を構える「alon」。

一人ひとりの魅力を引き出すヘアデザインと、リラクゼーション効果の高い「整体ヘッドスパ」が人気のヘアメイクサロンです。

同店では、店舗移転を機にクラウド録画カメラ「QBiC CC-2L」を導入いただいています。

かねてより防犯意識が高かったという代表の菅さんは、さまざまなセキュリティサービスの中から、なぜSafieカメラを選んでくださったのでしょうか?

導入の背景や感じているメリット、カメラ活用の今後の展望についてお話を伺いました。

欲しいのは何かあったときのエビデンス
Safieカメラは、品質とコストの納得感が高かった

──はじめに、「alon」のヘアサロンとしての特徴をお聞かせください。

菅さん: 当店は大人のヘアケアに特化したサロンとして男女問わず幅広い年齢層のお客さまにご来店いただいています。

ヘアカット、カラーにとどまらず、自律神経にアプローチして体の不調を緩和する「整体ヘッドスパ」も提供し、大変ご好評いただいていることも特徴の1つです。

店舗にはメインフロアと分かれたシャンプーブースを設け、ゆったりとくつろぎながらヘッドスパ体験を楽しんでいただけるようにしています。

──店舗移転に伴い、屋内防犯カメラとしてSafieカメラを導入いただきました。防犯カメラの設置を考えたのはなぜですか?

菅さん: ヘアサロンの店舗には、現金だけでなくプロ用のシザー(ハサミ)など、高額な道具や機器があります。

そのせいかヘアサロンを狙った窃盗犯罪は一定数発生しており、以前から防犯の意識はありました。

ただ、以前の店舗は比較的落ち着いたエリアで、建物自体のセキュリティもあったので、店内に防犯カメラを導入するまでには至っていませんでした。

そこから、五反田という繁華街へ移転することになり、これまでとは環境が異なることから店内に防犯カメラを、と考えるようになりました。

──セキュリティサービスの中で、Safieカメラを選んでいただいた理由は何だったのでしょうか?

菅さん: 最初は一般家庭でも利用されている警備会社の防犯カメラも考えましたが、警備員の方の駆け付けサービスがあるからなのか、多くはコストが高額でした。

けれど当店の場合、欲しいのは「何かあったときの証拠映像」で、駆け付けサービスの必要性はあまり感じていませんでした。

どうしたものかと迷ってしまい、そんな話をお客さまとの世間話でしていたら、あるお客さまがセーフィーさんを教えてくださったんです。

純粋に映像記録に絞ったサービスは当店にとって理想的だったので、セーフィーさんに問い合わせて実際の映像を見せていただきました。すると想像以上に映像が鮮明なうえ、音声もクリア、クラウドに録画されているので遠隔からも確認でき、さらに低コストであることがわかりました。

クオリティの高い映像記録、どこにいてもスマホやPCで映像を見られる利便性を、このコストで実現できる──。Safieカメラは欲しい要素だけが備わっていてコストバランスにも納得感があり、導入を決めました。

クリアな映像と音声で、店舗の様子を遠隔確認
効率的に視聴できる「モーション検知」が便利

──現在は、Safieカメラをどのように活用されていますか?

菅さん: カメラは通用口、スタッフルーム、メインフロアの3カ所に設置しており、メインフロアにはもう1台設置予定です。

通用口は外部の方も行き来できる共用通路に面していて、かつ、合鍵をお渡ししている協力事業者さんも出入りするところなので、セキュリティ目的で取り付けています。スタッフルームも金庫や貴重品があるため、同じく防犯目的で入れました。

メインフロアもセキュリティとしてレジまわりが見える場所に付けていますが、同時に、スタッフやお客さまの動きも確認できるように撮影しています。

──カメラ映像は、どんなときに視聴されるのでしょうか?

菅さん: 私が店舗にいないとき、店内の様子を遠隔でリアルタイム視聴するケースが多いです。

具体的にはお客さまの入り状況や、スタッフの身だしなみ、顧客対応といったことを見ており、気になることがあれば電話で指示もします。

クラウド上の録画映像を遡って視聴できるので、カラー剤で床が汚れてしまったときなど、店内の変化に気づいたときにその経緯を映像で確認して再発防止に役立てています。

──実際に使用されて、使い勝手はいかがでしょうか?

菅さん: 映像がきれいで見やすく、音声も鮮明に聞こえるので満足しています。これなら、もしお客さまとのコミュニケーションでトラブルが起きたとしても、録画映像を遡って速やかに事実確認ができそうです。

ビューアーのアプリも感覚的に使えてスムーズに操作できます。機能でいうと、人物などの動きを感知してフラグが立つ「モーション検知」が非常に便利ですね。人の出入りを確認したいときはフラグのある場面だけを見ればいいので、視聴時間を短縮できて効率的です。

夜間に練習するスタッフも安心
技術指導やオペレーション改善への活用も

──Safieカメラを導入し、感じていらっしゃるメリットをお聞かせください。

菅さん: 「何かあったときに証拠映像をたどれる」という安心感が、一番のメリットだと思います。スタッフには女性もいますので、閉店後に夜遅くまで練習しているときなどは、カメラの存在が安心材料になっています。

また、クラウドカメラですから、店舗のリアルタイム映像を出先や自宅で遠隔確認できる安心感も大きいです。カメラ導入後、私が1週間ほど不在だった時期があるのですが、そのときもスマホやPCから店内の様子を確認できてとても助かりました。

──今後、Safieカメラを活用してチャレンジしてみたいことがありましたらお聞かせください。

菅さん: Safieカメラはムービークリップ機能があり、必要なシーンだけデータ保存できます。おかげで万一の際も証拠映像のストック・共有がしやすいですが、この機能をスタッフの技術指導にも活用してみたいですね。

今考えているのは、ベテランスタイリストのカットシーンを教育用映像としてアシスタントに見せること。お客さまに施術しているところをスマホで撮るのはなかなか難しいですが、Safieカメラは映像のクオリティが高いので、別途撮影しなくても十分活用できそうです。

また、オペレーション改善にも生かしてみたいと考えています。映像からスタッフの動きを分析して動線を検討したり、スタッフルームで休憩中にメインフロアの映像を確認し、お客さまが来店したらすぐに出て行って対応したり…。

今、店舗を増やす計画が進んでいますが、Safieカメラは活用範囲が広いですから、新店舗にもぜひ導入したいですね。現在の店舗でも必要に応じて台数増加を検討しつつ、お客さまはもちろん、スタッフにとっても安心・快適なサロン運営を実現したいと思っています。

※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容は、2022年11月公開当時のものです。

お話を伺った方

alon(アロン)
代表 菅 智幸さん