大規模な婚活パーティーの会場に簡単に設置。
お客様の安心とスタッフサービスの品質をスマホで見守る

株式会社IBJは『「ご縁がある皆様」を幸せにする』を経営理念に置いた日本最大の結婚支援サービスを提供している企業です。 出会いから成婚まであらゆる婚活ニーズをオンライン(ネット)とオフライン(リアル)で手掛けることで、高い成婚率を実現しています。

(取材:2017年6月)

導入の決め手

  • スマホで現地を確認できる
  • 音声が入る

導入目的

  • お客様の荷物の見張り・防犯として
  • 遠隔からイベントの現場を確認するため

導入した結果

  • もし何か起こった際に振返り確認できるので安心できる
  • 接客スキル向上の資料として使えることが分かった
  • 画角が広いため死角なく設置することができた
  • 映像が鮮明でしっかり現場を見ることができるようになった

ユニークで成約率の高い婚活パーティーを開催する「IBJ」

今回お話を伺ったIBJのイベント事業部では、婚活パーティーの企画・運営をすべて自社で管理しています。中でも特徴的なのは、婚活ラウンジを自社で運営していること。 フランチャイズも含めれば、その数は全国で31にものぼります。 その中でも結婚相談所が併設されている婚活ラウンジは11ヶ所あり、手厚いサポートを受けられると参加者に好評です。

カメラの話の前に、IBJ独自のユニークな婚活ラウンジの裏側を覗いてみましょう。

IBJの婚活ラウンジでは、個室で1対1で相手とお話できるパーティーを月間3,000本以上、毎日のように開催しています。

その中でも、200人から300人もの男女が集まる大規模なイベントやパーティーも魅力の一つです。

椎名さん:例えば、犬や猫などがいる動物カフェを貸し切って、動物たちにキューピッドになってもらうパーティーや、ゲテモノや辛いものを食べるパーティーなど、ユニークな婚活パーティをいっぱい企画しているんです。 こういったパーティーは趣味や趣向などの共通点がわかり、話が弾みやすいので、人気があるんですよ。

椎名さんも、ご自身が好きなバスケと婚活をかけ合わせたイベントを開催したことがあるのだとか。

椎名さん:今年の3月と4月に、2016年秋に始まった男子バスケットボールリーグ「Bリーグ」とコラボして、婚活イベントを開催しました。 アルバルク東京とコラボして、試合の観戦後に選手と握手や写真撮影ができるというイベントです。

こちらのイベントは大盛況で、80名の定員で4回も開催されました。同じく最近特に人気があったものが「肝試し婚活パーティ」だったそうです。

椎名さん:昨年の夏に開催した肝試しイベントは、参加者の距離が非常に縮まりやすく、大人気でした。 初対面の男女が手を繋いで廃病院で肝試しをするんです。開催地は初台にある廃病院で、演者さんも仕込んだかなり本格的な内容です。ドキドキと密着度が功を奏したようで、成約率も高かったんです。

会場の盗難・トラブル防止と
スタッフサービスの様子をチェック

IBJさんは、渋谷や新宿南口にある婚活パーティー会場にセーフィー対応カメラを7台設置されています。

全体を見渡すことができるように、会場内に複数台のカメラを設置。現在は大きな会場の店舗にだけカメラを設置していますが、今後は個室がある中規模の店舗にも導入を検討中です。

導入に至った経緯は、過去にあった盗難事件でした。

小平さん:イベント中に、お客様の荷物がなくなってしまったんです。 それまでも別の防犯カメラをつけていたのですが、死角があり、そこで何が起きたのか確認できなかったんです。 もっといい監視カメラはないか探していたところ、弊社の代表からセーフィー対応カメラを紹介されたんです。
決め手となったのは、画角が広い点です。 なるべく死角をなくすよう設置して、パーティー会場の防犯・監視に活用しています。

防犯はもちろんのこと、現在はパーティー会場のスタッフサービスレベルの確認にも使われています。

小平さん:会場が多いので、全てのパーティー会場に足を運び、スタッフの様子を確認することは難しいです。セーフィーで、朝の出社と夜の帰宅タイミングですべての会場を映像で確認しています。

小平さん:出社タイミングには、スタッフが出勤し、掃除などの決められた業務を行っているか確認します。 帰宅タイミングには、パーティー終了後に残業するスタッフがいないか確認します。 もしスタッフが残っていたら、その場で連絡して早く帰るように促しています。

「現場のスタッフは『見られている』という意識を持ちつつも、何か問題が起きた時の保険と納得してくれています。」と小平さんは語ります。

接客のアドバイスにも映像を活用していきたい

小平さん:こんなに様々な機能があるのに、まだ使いこなせていないというのが正直な感想です。 例えばパーティー会場でお客様から聞かれたことに対応できないスタッフを映像で見つけたら、そのスタッフにすぐに答えを教えてあげられるなあと考えています。 また、タイムラプス機能を使って、何時間もあるパーティーの雰囲気を数分の動画にまとめて社内共有できたら、イベントの雰囲気が伝わりやすく便利だと思って検討しているところです。

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椎名さん:イベントごとに設置して、現場の様子を見たり、スタッフにアドバイスを伝えられる使い方もできそうです。

小平さんも椎名さんも検討中のアイデアをお話してくださいましたが、その中でも一番映像を役立てたいことは、スタッフの方への接客指導だと語ります。

小平さん:遠隔地のスタッフひとりひとりに対して、映像を見ながらお客様への対応に関するアドバイスをしたいですね。 現在も接客指導自体は全店で行っているのですが、東京以外の店舗は時間やコストの都合上で、月に一回くらいしか私が直接見に行けないので映像を使って サービスの品質を向上できたらと思っています。

機械的になりがちなパーティー進行の中に「温かみ」を取り入れて、より良い婚活パーティーを開催する。 そんなビジョンを掲げながら、IBJさんがイベント事業に取り組んでいる様子が伺えました。

※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容は、2017年8月公開当時のものです。

お話を伺った方

株式会社IBJ イベント事業部 椎名麻里さん