
名神高速道路・高架橋耐震補強工事にSafieを導入
現場の安全・進捗確認や立会の遠隔化を実現

総合建築会社として、建築工事・土木工事・都市開発・再生可能エネルギーなど幅広い事業を手がける「戸田建設株式会社」。同社は道路工事や河川整備、橋梁などの公共工事にも携わっており、全国の現場でSafieのカメラをご活用いただいています。
今回は、名神高速道路小曽根高架橋耐震補強工事の管理を担当する松井 真輝さんに、現場へのカメラ導入の背景と効果、今後の展望についてお話を伺いました。
(取材:2025年12月)
導入の決め手
- 会社がもともと現場確認のためにSafieを導入していた
- 以前の職場で利用していた社員の推薦があった
- 設定が容易で導入後すぐに使用できる
導入目的
- 工事進捗や安全の遠隔管理
- 発注者による現場の遠隔立会の促進
- 夜間の侵入や盗難などの防犯対策
導入した結果
- 現場の進行・安全管理を遠隔で行えるようになった
- 現場巡回する時間を削減することができた
- 遠隔立会がより効率的に行えるようになった
- 検査に備えるツールとして映像を活用できるようになった
INDEX
高速道路の造成・改良など、全国の公共事業を請負っている「戸田建設株式会社」。現場代理人 監理技術者の松井さんが担当する高架橋耐震補強工事の現場では、工事の安全・進捗管理の遠隔化を実現するべく、クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」を導入していただいています。実際の現場でどのようにSafieのカメラを活用されているのか、お話を伺いました。
10年前から会社としてSafieの固定カメラを各現場に設置。
評判の良さから現場判断でウェアラブルカメラを追加導入
――はじめに、松井さんの現在のお仕事内容について教えてください。

松井さん:戸田建設は、道路工事や河川整備、橋梁などの公共事業を数多く請負っています。いま私が担当しているのは「名神高速道路小曽根高架橋他2橋耐震補強工事」という現場で、工事の進捗や安全を管理するのがおもな業務です。
名神高速道路は、日本で最初にできた高速道路で、開通から60年が経過しています。小曽根高架橋では「ロッカー橋脚」と呼ばれるタイプの特殊な橋脚が用いられているのですが、この橋脚も老朽化が進んでいるため、2023年3月から柱の周りをコンクリートや炭素繊維シートで補強する耐震補強工事を行っています。
――現場で使用されているカメラの台数と、導入の背景について教えてください。
松井さん:いま現場で使っているのは、固定カメラ「Safie GO(セーフィー ゴー)」とウェアラブルカメラ「Safie Pocket2 Plus(セーフィー ポケット ツー プラス)」それぞれ1台ずつです。「Safie GO」は、本部が全国の現場を遠隔で確認する目的で10年前に導入され、いまは各現場に必ず設置されています。
一方「Safie Pocket2 Plus」は、発注者が品質検査などを行う立会の遠隔化(遠隔立会)を実現するために、現場の判断で導入しました。立会件数が増えるなか、発注者から「遠隔で立会できるようなシステムを作ってほしい」という要望が上がっていたことが理由です。

遠隔立会で現場の様子を発注者に伝えるにあたっては、画角をズームしたり、引いたりする必要があります。これにはウェアラブルカメラの方が便利なので導入を検討していたところ、以前いた現場で「Safie Pocket(セーフィー ポケット)」シリーズ」を立会に使っていたという社員がおりまして。その社員の勧めもあり、導入を決めました。箱から出してすぐ使えるくらい設定も簡単だったので、導入もとてもスムーズでしたね。
――現場では他社のカメラも使用されているそうですが、Safieと他社を比較して、使い勝手の違いなどがあれば教えてください。
松井さん:私自身はSafieのカメラが一番使いやすいですね。もっとも気に入っているのは、画角を変更するときの操作性のよさ、反応の早さです。希望する向きにセットすればワンクリックですぐに変更できるので、使い勝手が非常によいですね。
他社のものは操作してからカメラの向きが変わるまで3~5秒程度のタイムラグがあるので、毎回となるとややストレスに感じます。あと、Safieのカメラは映像を遡って見るときに30倍速にできる機能があるところが気に入っています。必要な映像にすぐにたどり着けるので、とても便利です。
固定カメラで現場の安全・進捗管理、ウェアラブルで遠隔立会。
2種のカメラを使い分けて業務の効率化を図る。
――固定カメラ「Safie GO」の現場での活用方法を教えてください。

松井さん:「Safie GO」は、現場の入り口を含めた全体が俯瞰できる場所に設置しています。私は基本的に事務所にいることが多いため、事務所から工事の安全・進捗管理を行っていますが、会議などでどうしても現場に行けないときは、カメラ映像を見ながら遠隔でこの業務を行っています。カメラを見るタイミングは特に決まっていませんが、デスクワークをしながら必要に応じて映像を確認する感じですね。
あと、現場に搬入車両が入ってきたことをカメラで確認し、現場の社員に荷下ろしの指示を行うこともあります。現場には道幅の狭い道路しかなく、資材などを搬入してきた車両が路駐して待機する場所もない状況なので、遠隔ですぐに対応できるのはありがたいです。
また、夜間の防犯目的でも活用しており、何者かの侵入が疑われるときは、映像を遡って確認することもあります。

――さきほど「Safie Pocket2 Plus」を遠隔立会で使われているとお聞きしましたが、具体的にはどのように活用されているのでしょうか。
松井さん:試験場や工場など立会の場にカメラを持っていき、その映像を発注者に遠隔で確認していただく形で使っています。「Safie Pocket2 Plus」をBluetoothにつなげばカメラのマイクで発注者とコミュニケーションを取ることができるので、映像を見ながら双方でやりとりする感じです。
このような立会が平均して1カ月に5〜6回あるのですが、現場に足を運ぶ時間を節約できるので、発注者には非常に喜ばれています。

カメラ映像を検査やパトロールなどに幅広く活用し
安全行動の促進や移動時間削減に活かす
――Safie導入後、どんな効果を感じられていますか?
松井さん:そうですね。いまはほとんど事務所で業務を行っていますので、デスクワークをしながら現場の状況を把握できるというのは、とても便利だなと感じています。
現場に行くとなると、30分で戻ってこようと思っても、気づくと2時間経っていた、みたいなこともあるんですよ。やっぱり現場は色々なことが起こりますからね(笑)。そういう意味でカメラの導入は、業務時間の大幅な短縮につながっていると思います。
――カメラ活用について、今後の展望があれば教えてください。
松井さん:発注者との間では、工事の品質や進捗状況にまつわるさまざまな検査が行われるのですが、今後はこの検査をよりスムーズに行うために、カメラ映像を活用できたらと考えています。
検査の状況を動画で残しておけば、新任者が来た場合でも、押さえるべきポイントが分かりやすいですよね。また、発注者が同じであれば検査内容も基本的に同じなので、さまざまな現場で映像を横展開することができれば、業務効率化につながるのではと考えています。
あと、新たな取り組みも始まりました。戸田建設では、他の現場を第三者視点で見た良い点や改善点を自分の現場でフィードバックすることを目的に、社員が他の現場のパトロールに行くという取り組みを行っています。
遠方で足を運ぶのが難しい現場を見に行く場合もあるので、私から本社の担当者に「遠方の際はその現場の社員がウェアラブルカメラを付けて、その映像を必要なメンバーが見られるようにすればよいのでは?」と提案したのです。その意見が通り、いままさに、トライアルが行われているところです。

――今後カメラの導入は増えていきそうですか?
松井さん:増えると思いますね。現場によっては、発注者の方から「Safie Pocket2 Plus」を貸与するから現場に置いてほしい」という要望をいただくこともあります。やはり遠隔で必要なときに現場を確認したいというニーズがあるのだと思います。
あと、カメラで安全確保のための補助的な確認できますので、現場の職人さんの安全行動の促進になっている部分もあると感じています。業務の効率化だけでなく、安全確保のためにも、今後さらに、カメラの活用が進んでいくのではないかと考えています。
※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容はページ公開当時のものです。
※カメラを通じて取得する映像は管理者および、映像閲覧が必要な担当者のみで閲覧しています。法令に基づく場合を除き、第三者提供は致しません。また、映像の活用は事前に特定した利用目的に必要な範囲で行い、お客様個人を追跡することは行いません。






