
先進性と充実した機能に惹かれてSafieを導入
オンプレ型特有の機器管理の負担が大幅減

スポットワーク市場のパイオニアとして躍進する「株式会社タイミー」は、セキュリティおよび社内のガバナンス強化を目的にSafieを活用中。Safieを選んだ理由や実際の使用感についてお話を伺いました。
(取材:2025年4月)
導入の決め手
- クラウドカメラの先駆け的存在としての知名度、安心感
- 周辺機器やサーバーの管理が不要
- 設置が簡単
導入目的
- オフィスの防犯やトラブル時の事実確認
- 労働安全衛生向上
- オンプレ型カメラの管理負担の軽減
導入した結果
- 周辺機器の管理、サーバー容量オーバーのストレスから解放
- アプリやブラウザで視聴でき、専用環境が不要
- 付帯された機能で効率的に映像を見返せる
- カメラの台数増減が容易
- AI機能が充実し、さまざまなシーンで活用できる
INDEX
スポットワークサービス「タイミー」を開発・運営し、急成長を遂げている「株式会社タイミー」。同社の事業はサービス開始の2018年8月からワーカー数1,100万人以上、登録事業所36.9万拠点以上のサービスに成長し、2024年7月には東証グロース市場に上場。働き手が、履歴書・面接なしですぐ働けるスポットワークサービスとして、利用率No.1の実績となっています。
同社では社内のセキュリティやガバナンスの強化に向けてSafie(セーフィー)を導入いただいています。時代の先端を行く同社がSafieを選んだ理由や実際の使用感、映像活用における今後の展望などについて情報システム部コーポレートIT Gの小池 光亮さん、矢部 武士さんにお話を伺いました。
クラウドの利便性、セーフィーという会社の先進性が導入の決め手
──はじめに、御社の事業とお2人の所属部署のご紹介をお願いいたします。
小池さん:当社は「『働く』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」をミッションに掲げ、「働きたい時間」と「働いてほしい時間」のマッチングによって自由な働き方を提供するスキマバイトサービス「タイミー」を開発・運営しています。その中で私と矢部は社内のインフラおよび端末、SaaS製品の管理運用統制を図るコーポレートITに所属しており、あらゆる社内ツールをはじめSafieの選定や運用にも関わっています。

──屋内用カメラの「Safie One(セーフィーワン)」をご利用いただいています。Safie導入のきっかけについてお教えください。
矢部さん:きっかけはオフィス増床による防犯カメラの追加です。当社ではオフィスの防犯用に他社のオンプレ型のカメラを設置していましたが、近年は、オンプレ型特有の機器管理に負担を感じるようになっていました。まず、録画映像のデータがサーバーにたまっていくので、運用年数が経つとハードディスクを買い足す、容量を増やすなどの対応を考えなくてはなりません。容量の課題はカメラの台数を増やすときにも影響し、場合によっては環境全体を見直す必要が出てきたりもします。そこで、クラウドカメラにすればこうした問題から解放されると考え、まずは増床による追加分のカメラからSafieを導入させていただきました。

──なぜ、クラウドカメラの中でSafieを選んでくださったのでしょうか?
小池さん:セーフィーさんはクラウドカメラ業界での知名度が高く、新しいことに挑戦している会社、というイメージがあります。私たちもスポットワークという先進的な市場で事業を行っていますので、先進的な取り組みをなさっているセーフィーさんとつながりを持てたら、楽しいシナジーが生まれるかもしれないという期待感がありました。中でも、カメラのAI機能の進化などはメディアを通じて興味深く拝見しており、今後の映像活用における将来性の高さがSafie導入の大きな決め手になりました。
Safieはシンプルなのに高性能
便利な機能も多く、業務効率がアップ
──カメラの設置場所や、映像をご覧になる方についてお教えください。
矢部さん:現在、社内では他社のオンプレ型カメラとSafieを併用しており、 今回増床した執務スペースにSafieを設置しています。映像データの管理・視聴は総務の担当メンバーが行っていますが、デバイスやアカウント、ネットワークなどの管轄部署は私たちコーポレートITです。
──どのようなときに映像をご覧になるのでしょうか?
小池さん:カメラの目的は、防犯および労働安全衛生向上のほか、トラブル時の事実確認ですので、基本的には「インシデント発生時、早期解決の一助として見返す」という運用です。例えば紛失物があったとき、どのタイミングでなくしたかなどを確認しています。

──カメラやビューアーの使い勝手はいかがでしょうか。
小池さん:オンプレ型のような周辺機器がなく、使い勝手がいいです。例えば、カメラを増設する際はネットワーク環境さえあればデバイスを足すだけでいいので、サーバーの容量追加などを考える負荷がありません。また、映像はアプリのほかブラウザでも見られるので、専用の環境を整える手間もかかりません。性能面でも満足していて、特に、画質は想像以上のクオリティで驚きました。夜間は消灯後の暗闇の映像でもかなり鮮明ですので、セキュリティ的にも心強いです。
矢部さん:性能でいうと、直感的に操作できるUIもいいですね。付帯されている機能も気の利いたものが多く、重宝しています。
──どのような機能をお使いいただいているのでしょうか?
矢部さん:事実確認などで映像を見返すときは、タイムラプスと人検知機能を使います。この2つを併用すると、人が写っているシーンをスピーディーに確認できて効率的です。ほか、施工会社さんがカメラの設置工事にいらした際は、別のフロアにいる当社担当者がカメラのスピーカー機能を使い、画角などの希望をお伝えしました。カメラから音声を発せられることが斬新かつ便利で、この機能はさまざまなシーンで使えそうだねと、社内で話題になりました。

──サポートに関する感想もお聞かせください。
矢部さん:ご担当の方のレスポンスがとにかく速く、困ったときは素早い対応で早期解決してくださるので感謝しています。設置プランに関する要望をご相談した際も社内で尽力くださったようで、私たちが希望するプランがほどなく実現して感動しました。プロダクトの品質もさることながら、顧客に寄り添うホスピタリティや柔軟なサポートが素晴らしいと思います。
デバイスそのままで性能アップを享受できるのもクラウドの魅力
カメラのAIを活用し、オフィス環境の最適化を図りたい
──Safieを導入いただき、良かった点をお聞かせください。
矢部さん:メンテナンスの負荷が大きい周辺機器がないので、管理がとてもラクになりました。設置の際もカメラをネットワークにつなげるだけで大掛かりな工事は不要ですし、性能の高さに比してコストが抑えられているので、フレキシブルに「つける」「外す」を判断できるのも管理側としてはうれしいです。
小池さん:AI機能などのソフトウェアがアップデートされていくのも、すごくいいなと思っています。デバイスを買い直さなくても性能アップを享受できるのはクラウドならではの利点ですね。オンザゴーで使える手軽さといい、Safieを通じて時代の進化を感じたというのが正直な思いです(笑)。
──最後に、映像活用における今後の展望をお聞かせください。

矢部さん:プライバシーに配慮した上で、カメラのAIを活用したオフィス内の混雑状況の可視化を考えています。社員に適宜アナウンスすることで、社内のスペースを快適に使ってもらえたらと思っています。
小池さん:カメラの人検知機能を活用し、オフィスを最終退出する人に注意喚起を行う、というオペレーションにもチャレンジしてみたいです。総務のメンバーの管理負担が減り、セキュリティの省人化につながるのではないかと思っています。セーフィーさんのお力も借りしながら有効な機能をもっと使いこなし、オフィス環境の最適化や業務改善に生かしていきたいです。
※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容はページ公開当時のものです。