工場にカメラを設置するメリットやおすすめのクラウドカメラを紹介！

工場にカメラを設置すると、品質管理に役立ったり生産性の向上につながったりします。しかし、どのようなカメラでもいいわけではなく、設置する環境や目的にあったものでなければなりません。

本記事では、工場にカメラを設置するメリットや活用方法、またカメラを選ぶときのポイントを解説します。さらに、おすすめのクラウドカメラについても紹介しますので、カメラの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

工場にカメラを導入する6つのメリット

工場にカメラを導入することで、防犯だけでなく、さまざまなメリットを得られます。主なメリットは、次の6つです。

• 品質管理（トレーサビリティ）の強化
• 生産性の向上
• 安全対策
• 遠隔操作での見守り
• 防犯対策
• 従業員の作業の見守り

次に、これらのメリットをひとつずつ解説します。

1.品質管理（トレーサビリティ）の強化

工場にカメラを導入すると、品質管理（トレーサビリティ）の強化が図れます。製造過程を映像として残しておけば、何らかの問題が発生した際も、商品がどこで誰によって作られたのかを追跡することが可能です。

トラブルに対して迅速に対応できるため、企業の信用も上がる可能性が高まるでしょう。

2.生産性の向上

生産性の向上もカメラを導入するメリットのひとつです。従業員の動きを映像で振り返ることで、無駄な作業を把握できます。丁寧に無駄な作業を省いていくことで、より効率的に作業を行えるようになるでしょう。

3.安全対策

巨大な機械が稼働している工場や危険な作業を伴う場合は、カメラの導入で安全対策が図れます。カメラで工場内を見守ることで、機械の不具合などを早期に察知でき、大きなトラブルを防げる可能性があるからです。

また、異常や故障を察知できるカメラであれば、より安全性が高まります。トラブル発生の映像を動画として残しておけば、トラブル回避のマニュアルづくりに役立つのもメリットです。

4.遠隔操作での見守り

工場にカメラがあれば、遠隔で工場を見守れます。とくに複数の工場を所有している企業であれば、遠隔操作での見守りは大きなメリットです。従業員が、工場に移動するための時間や費用を減らせるため、コスト削減にもつながります。

また本社から、工場の現場スタッフに指示を出すのも容易です。同じ映像を共有しながらコミュニケーションが取れるため、意思疎通もスムーズに行えます。

画像解析や検知機能などと連携し自動化できれば、より人件費の削減が可能となるでしょう。

5.防犯対策

工場にカメラを設置することで、本来の機能である防犯対策として役立ちます。工場で扱う商品が高額である場合は、侵入盗を防ぐためにもカメラは不可欠です。また、従業員による内部不正の抑止にも効果的でしょう。

盗難などのトラブルが発生した場合は、映像を証拠として提出できるため、早期の問題解決を見込めます。

6.従業員の作業の見守り

カメラでの映像は、従業員の勤怠状況を把握するのに役立ちます。工場内にカメラを設置することで、従業員の気持ちも引き締まり、作業効率も上がるでしょう。また、工場内の見回り業務の効率化にもつながります。

カメラ映像の新たな活用方法

カメラで撮影した映像の活用方法は、ほかにもあります。ここでは、映像の新たな使い道をお伝えしましょう。

報告書や資料作成への活用

カメラの映像は、報告書や資料を作成する際に活用できます。万が一、事故やヒューマンエラーが発生した場合、原因についての報告書や資料を作成することが一般的です。報告書などに映像を添付すれば、より説得力のある資料に仕上がります。

従業員の研修資料としての活用

従業員の研修資料としても、映像を活用できます。新しい技術を学びたい人にとって、自分のペースで、何度も繰り返し映像を見て学べるのは嬉しいポイントでしょう。

また、ベテラン従業員の動きを映像に残しておけば、技術の伝承にも役立ちます。映像があれば、たとえベテラン従業員が辞めてしまっても、映像をもとに技術を次の世代につないでいけるでしょう。

工場に設置するカメラの選び方

ここでは、工場に設置するカメラの選び方を解説します。次の3つのポイントが重要です。

• 必要な機能が備わっているかどうか
• 工場内の環境に適応可能かどうか
• セキュリティ面は万全かどうか

以下に、それぞれのポイントを解説します。

必要な機能が備わっているかどうか

工場にカメラを設置する場合は、必要な機能が備わっているかどうかが重要です。たとえば、天井のような高いところにカメラを設置すると、人の動きを全体的に掴むのに役立ちます。しかしズーム機能がなければ、細かいところをピンポイントで確認するのは難しいでしょう。

作業の手元を映したい場合は、ウェアラブルカメラがおすすめです。ヘルメットや作業服にカメラを装着して使うため、ハンズフリーで撮影でき、作業の邪魔になりません。

＼ウェアラブルカメラの基本内容と活用場面はこちら／

工場内の環境に適応可能かどうか

工場内の環境に適応可能かどうかも大切です。製造の過程で、工場内が暗くなったり極端に温度が下がったりする工場もあるでしょう。場合によっては、通常のカメラでは適応できず、故障の原因となります。

工場にカメラを設置する場合は、防塵機能や防水機能、温度や熱に対して十分に耐性があるかどうかを確認することが必要です。

セキュリティ面は万全かどうか

カメラを設置する場合は、セキュリティ面が万全かどうかもきちんと確認しましょう。とくにクラウドカメラは、インターネット上で情報を保管するため、不正アクセスにより情報が漏れないように管理する必要があります。

クラウドカメラを選ぶときは、高いセキュリティを誇るサービスを選ぶことが重要です。

おすすめのクラウドカメラ「Safie」の特徴

ここでは、おすすめのクラウドカメラ「Safie」の特徴を解説します。Safieの主な特徴は、次のとおりです。

• 高画質で高いセキュリティ
• デバイスを問わずいつでも視聴が可能
• 複数のカメラ映像を一括管理
• LTE通信対応機種ならインターネット回線が不要
• 本体のマイクとスピーカーを使って会話が可能
• ウェアラブル型ならピンポイントでの撮影に対応

それぞれの特徴を詳しく解説します。

高画質で高いセキュリティ

Safieの大きな特徴は、高画質で映像が鮮明なことです。HD画質×最大30fpsで、くっきりとしたなめらかな映像を実現します。HD画質で100万画素があると、テレビと同じような滑らかさで確認でき、長時間の視聴でも疲れません。

こちらの動画はSafieのウェアラブルカメラ「Safie Pocket2（セーフィー ポケットツー）」を使った、あるハウスメーカー様での遠隔品質検査の様子です。映像のなめらかさや鮮明さがわかります。

＼Safie Pocket シリーズの特長はこちら／

また、Safieはカメラで撮影した映像をクラウド上に録画・視聴できるサービスです。クラウドに保存されるお客様の録画データは、不正アクセスを防ぐ強固なセキュリティ設計により守られます。

▼セーフィーのセキュリティについてはこちらをご覧ください。

デバイスを問わずいつでも視聴が可能

撮った映像をクラウド上に保管するため、パソコンやスマートフォンなど、デバイスを問わずいつでも情報にアクセスできるのも特長です。必要なときに、どこからでもリアルタイムで工場内を確認できるのは大きな強みでしょう。工場内にいなくても、従業員の作業の様子や製造過程を見ることが可能です。

複数のカメラ映像を一括管理

Safieでは、工場内の複数のカメラ映像を一括管理することができます。パソコン上で、表示切り替えや画像の並び替えも容易です。これにより、複数のカメラがあっても欲しい映像を見つけやすくなるため、万が一事故が起こったときも迅速な対応ができるでしょう。

本体のマイクとスピーカーを使って会話が可能

会話機能が備わっている機種ならば、本体のマイクとスピーカーを使って会話が可能です。先述したSafie Pocket シリーズに加え、工事不要で天井や壁などにネジ止めで簡単に設置できる「Safie One（セーフィーワン）」もおすすめです。

Safieなら、高画質の動画をリアルタイムで共有できるだけでなく、遠い場所にいる作業員と遠隔で作業を進める際にも役立ちます。グループ通話もできるため、複数人が参加する場合にも役に立つでしょう。

LTE通信対応機種ならインターネット回線が不要

先述したウェアラブルカメラのSafie Pocket シリーズ（セーフィー ポケット シリーズ）は、LTE通信機能が内蔵のため、カメラ単体でクラウド上に撮影データをリアルタイム録画できます。それにより、インターネット回線を別途用意しなくても使うことが可能です。

また、Safie Oneにはオプションで追加できるLTEドックがあるため、工場内にネットワーク回線がなくても工事不要で利用開始できます。

ウェアラブル型ならピンポイントでの撮影に対応

ピンポイントでの撮影が希望であれば、ウェアラブル型のSafie Pocket シリーズが最適です。移動しながら製造工程の気になる箇所を撮影できます。ウェアラブル型ではあるものの、三脚やアームなどを使って定点撮影も可能です。手ぶれ補正の機能もついており、動きながらの撮影でもきれいな映像を残せます。

工場内での課題解決にはクラウドカメラ「Safie」がおすすめ！

工場にカメラを導入すると、品質管理の強化や生産性の向上が見込めます。また、遠隔での見守りが可能となり、点在する遠方の工場にわざわざ出向く必要もありません。従業員が移動する時間や手間を減らせれば、コスト削減にもつながるでしょう。

ただし、カメラを導入するときは、工場内の環境や導入の目的にあったものでなければなりません。特殊な環境の工場であれば、カメラが正常に作動するかどうかのチェックは必須です。

本記事で紹介した「Safie」の機種ならば、ウェアラブルタイプのSafie Pocket シリーズや、簡単に取り付けが可能なSafie Oneがおすすめです。高画質な映像をいつでもどこからでも視聴できるうえ、会話機能も備わっているため遠隔での作業も容易です。工場にカメラの導入を検討しているなら、ぜひSafieを検討してみてください。