安全管理を強化!すばやく異常に気づきその場で警告できるシステム連携方法

特集

常時人員を配置できない場所の防犯や異常な動きの早期発見、危険エリアへの立ち入りなど、遠隔地からリアルタイムで現地の状況を把握したいという企業の担当者さまも多いのではないでしょうか。

この記事では、セーフィーのクラウド型防犯カメラとパトライト社のネットワーク制御信号灯を連携して、遠隔地の安全対策・業務改善を一元管理で行う方法をご紹介します。

「気づくのが遅れた」「気づけなかった」をなくしたい

防犯カメラが映像から何かを検知した場合、これまではメール通知もしくはアプリのPUSH通知のみでの送信でした。しかし、業務中ではずっとデバイス画面を確認し続けることは難しく、通知を見逃してしまうことも。防犯カメラと信号灯を連携することで、「通知に気づくのが遅れた」「通知に気づけなかった」という機会をなくすことができます。

カメラがレジに並んだ人を検知し、バックヤードに設置した信号灯が鳴動してお知らせしている

たとえば、店頭にスタッフを配置していない店舗などでレジにお客さまが並んだ場合、防犯カメラが人を検知し、バックヤードに設置した信号灯が点灯・点滅・ブザー吹鳴ないし鳴動してお知らせします。バックヤードで業務をしていても、すばやく通知に気づき対応に向かうことができます。

safie対応カメラが立ち入り禁止エリアへの人の立ち入りを検知し、信号灯が大量の光や音で警告している

また、工場や建設現場内などにある危険エリア・立ち入り禁止エリアへの作業者の立ち入りを防犯カメラが検知し、信号灯によってその場にいる当該者に大量の光や音・音声で警告・警報することができます。

さらに、信号灯を管理事務所や警備室で点滅や鳴動させることで、管理者等に通知を行うことも可能です。

防犯カメラで検知できる内容は記事内で詳しく解説していきます。

不審者・侵入者に威嚇・警告したい

夜間などで無人状態のオフィスや店舗において、防犯の強化や犯罪抑止としても活用いただけます。

防犯カメラが侵入者や不審者を検知、現地に設置された信号灯が大量の光と音で威嚇・警告を行うことで、犯罪抑止の効果を高めることができます。

遠隔地の異常や動きを早期発見&警告する仕組み

セーフィーのクラウド型防犯カメラと、パトライト社のネットワーク制御信号灯の連携が可能になりました。

クラウド型防犯カメラとネットワーク制御信号灯が連携

連携の仕組み

クラウド型防犯カメラがセンサーとなり、任意の撮影場所の異常や不正を映像から検知。カメラから送信されたメール通知をネットワーク制御信号灯が受信し、光と音、音声で即座に報知します。

連携の効果

カメラが検知した異常に対して、ネットワーク制御信号灯が大量の光や音などでお知らせしてくれることで、担当者がすばやい発見と対処を行うことができます。

カメラで撮影している映像はリアルタイムに手元のスマホやPCで視聴できるため、報知を受け取り次第、「現地で何が起こっているのか・起こったのか」をすぐに確認できます。

また、常時人員を配置できない場所や夜間のオフィス・店舗、立ち入り禁止エリア等にネットワーク制御信号灯を設置して報知を行うことで、威嚇・警告を行うことも可能です。

クラウド型防犯カメラでさまざまな検知が可能

クラウド型防犯カメラにて検知できる種類をまとめています。

1.モーション検知機能

撮影している映像内で「動き」があった場合に検知する機能です。

撮影範囲の中で検知するエリアを細かく指定(最大4エリアまで)することも可能です。たとえば、オフィスの出入り口付近を撮影している場合に、ドアの開閉のみ検知する設定などができます。

(参考)モーション検知の詳細設定(エリア、感度)- Safieサポートセンター

2.サウンド検知機能

撮影している映像内で「音」が発生した場合に検知する機能です。

3.映像切断・接続通知

カメラのネットワーク切断・接続を検知する機能です。

なお、①〜③までの検知については、詳細や注意点がまとめられた下記のヘルプページをご参照ください。

(参考)モーション検知・サウンド検知・接続検知機能について – Safieサポートセンター

4.人検知機能

撮影している映像内で「人物」のみを検出する機能です。

モーション検知との違いは、モーション検知が映像内の「動き」に反応するのに対して、人検知機能では「人」のみを検知することができる点です。

(参考)人検知機能について – Safieサポートセンター

5.立ち入り検知機能(有料のオプション機能)

あらかじめ設定したエリアに人の立ち入りがあった際に検知、通知します。

※対応カメラ:Safie One(セーフィーワン)
※対応するカメラにAI-App 人数カウントをインストールしていただくことで利用可能です。

クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」

Safieでは、インターネットに繋ぐだけで、Safie対応カメラにて撮影された映像がクラウドプラットフォームを通じ、お手元にあるPCやスマートフォン、タブレットなどのデバイスから閲覧できるようになります。

Safieカメラの特徴

HDの高画質映像

Safie対応カメラで撮影すると、HDの高画質(1280×720px)で録画できます。一般的な防犯カメラはVGA画質(640×480px)が多いため、比較すると格段に違うことがわかります。

カメラにアクセスさせない強固なセキュリティ

Safieは、カメラからクラウドへ映像を送信しますが、外部から直接的なアクセスを防ぐ、オンラインバンク並みのセキュリティ対策を施しています。悪意のある第三者の不正アクセスやサイバー攻撃などのリスクからカメラを守ることができ、安心してご利用いただけます。

リーズナブルかつシンプルなクラウド価格

Safieは月額1,320円(税込)から非常にリーズナブルにご利用いただけます。また、専用の録画機器やモニターが不要なので、初期費用を大幅にカットできます。7日〜365日まで複数の録画プランを提供している点もポイントです。詳細なプランは以下のページより確認できます。

料金プランについて

業種や目的に合わせた多種多様なカメラ

Safie対応カメラには、屋内用のドーム型カメラや屋外用の防水機能を備えたバレット型カメラなど、さまざまな機種を取り揃えています。これにより、さまざまな業種や目的に合わせて最適なカメラを選べるため、幅広いシチュエーションにも柔軟に対応可能です。

主なカメラの機種はこちら

パトライト社のネットワーク制御信号灯

セーフィーのクラウドカメラと連携可能なパトライト社の音声対応ネットワーク制御信号灯「NHV4-3M-RYG」と「NHV6-3M-RYG」についてご紹介します。

製品概要

パトライト社の音声対応ネットワーク制御信号灯

ネットワークを通じた特定情報を光と音・音声で即座に報知します。Text to Speechを搭載のため、文字情報を音声情報に変換が可能です。

LTE回線での通信も可能なため、 インターネット接続のハードルが高い環境・場所においても手間や時間をかけずに使用開始できます。

対応している制御信号灯は屋内のみ設置可能です。

より詳細な製品情報をお知りになりたい方はこちらのページをご確認ください。

仕様

パトライト社の音声対応ネットワーク制御信号灯の仕様表

設置方法

本製品は設置する場所に合わせてさまざまな設置が可能です。

パトライト社の音声対応ネットワーク制御信号灯の設置方法

活用シーン

防犯の強化(犯罪抑止)

夜間のオフィスや店舗・施設など、無人状態の空間において、不審者や侵入者を検知。信号灯が威嚇・警告することで、犯罪抑止の効果を高めることができます。また、信号灯を管理室や事務所に設置した場合には、管理者側が侵入にすばやく気づくことが可能になります。

異常の早期発見・人の動き検知

病院や高齢者施設などでの夜間徘徊をカメラで検知、看護ステーションなどに信号灯を設置しておくことで、通常とは異なる動きがあった場合にすばやく気づき対応することができます。

安全対策の強化・立ち入り検知

建設現場や工場内の危険エリアや立ち入り禁止エリアへの侵入を検知、管理事務所などに設置した信号灯が光と音で報知することで、危険行動を即座に発見、対応することができます。

業務効率化

レジ待ち行列が起きた場合、防犯カメラが検知、バックヤードに設置した信号灯が報知することで、すばやいレジオープン対応が可能になります。

店頭にスタッフがいないオペレーションの店舗などでは、気づきにくい来客のお知らせをバックヤードで即座に受け取れるようにすることも可能です。

連携方法について

クラウド型防犯カメラとネットワーク制御信号灯の連携には、カメラが映像から検知した場合のメール通知設定と、信号灯やがその検知メールを受信できるようにメールサーバー側の設定を行う必要があります。

詳細な連携方法につきましては、こちらのページよりお問い合わせください。

導入にあたっての注意点

導入をご検討いただくにあたり、下記ご注意ください。

・GmailもしくはOutlookのメーラーを利用していることが必要となります。

・セーフィーのクラウド型防犯カメラの連携に対応しているネットワーク制御信号灯は、屋内用となります。

お問い合わせ先

クラウド型防犯カメラとネットワーク制御信号灯を連携することで、カメラで撮影している範囲で発生した異常の早期発見と迅速な現場対応が可能になります。信号灯による大量の「光」「音」「音声」の報知は、担当者の見逃しや気づきの遅れを防止します。また、常時人員を配置できない場所や夜間のオフィス・店舗、立ち入り禁止エリア等に信号灯を設置することで、対象者や侵入者に威嚇・警告を行うことも可能となります。

クラウド型防犯カメラとネットワーク制御信号灯の連携についてもっと詳しくお知りになりたい方は、お気軽にお問い合わせくださいませ。

FAQ

(よくあるご質問)

Q:パトライト社の音声対応ネットワーク制御信号灯「NHV4-3M-RYG」「NHV6-3M-RYG」はセーフィークラウドに繋がっていますか?

→直接連携はしておりません。セーフィーのメール通知機能と、信号灯のメール受信機能を組み合わせて連携しております。

Q:今回の連携ではどの色が点灯しますか?

→お客さまが設定したフィルタールールごとに光らせるランプの色を設定いただけます。

Q:音声対応とありますが、点灯と同時に何か音声を流すということでしょうか?

→音声対応には3つの種類がございます。

  • プリセットで入っている音声を使用
  • 登録した音声を使用
  • テキストから音声を合成して使用

パトライト社の製品に関してお調べになりたいときは下記ページをご確認ください。

Safie対応カメラに関しての詳細は下記ページをご確認ください。

Safieサポートセンター ヘルプページ

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