老人ホームに防犯カメラは必要?おすすめカメラと設置するメリット

老人ホームに防犯カメラは必要?

高齢者が安心して生活できる環境を提供するために、老人ホームにおいて防犯カメラの設置が必要不可欠となっています。介護施設の利用者の徘徊対策やトラブル防止、ご家族・スタッフなどさまざまな方の見守りに活躍する防犯カメラ選びの参考にしてください。

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老人ホームに防犯カメラが必要な理由

昨今、高齢者に対する犯罪・窃盗などが多く報告されるようになり、老人ホームなどの職員による入居者への虐待も増加傾向です。
高齢者へのさまざまな虐待をまとめた厚生労働省のデータによると、家族からの虐待は年間1万7,000件以上、介護施設や老人ホームなどの職員によるものは年間約500件。

入居者の安全やトラブルの早期発見・対応が求められるようになり防犯カメラの必要性が高まっています。

防犯カメラの導入メリット

老人ホーム職員
認知症の入居者の方の安全確保などにも防犯カメラが活用されています。

防犯カメラを導入するとさまざまなメリットがあります。防犯対策やトラブル抑止効果を目的とするだけでなく、運営の改善にも役立つため利用シーンを一部紹介します。

安全の確保

老人ホーム内では転倒や火災などの事故、入居者同士やスタッフとのトラブルが懸念されますが、防犯カメラを設置することで施設内の見守りができ事故やトラブルの早期発見、早期対応、トラブル内容の確認が可能になり、入居者の安全確保に役立ちます。

事故対策

老人ホーム施設の全体の映像を定期的に確認することで、障害物など事故に遭う可能性がある場所に気づけ、入居者が怪我を負うなどの事態を防ぐことができます。

また、転倒などの事故がおこってしまった場合も実際の映像を確認できるので、体のどの部分を打ったのか?なぜ事故がおこったのかまで検証可能です。

徘徊の対策と職員の人手不足の解消にも

出入り口にセンサー付きのカメラを設置することで、認知症の入居者の方が外に出ていこうとした場合にすぐに気がつくことができます。
万が一外に出ていったしまった場合でも、どの方向へ行ったのか、どのような服装だったのかを確認することができます。

人員が少ない夜勤の時間帯であっても、暗闇でもクリアな映像をみられるカメラなら職員の目の代わりとなり、入居者の見守りができるため安心です。
入居者の集まる食堂や廊下、施設前の道路など広域にわたるチェックを少人数で実施でき、人手不足の現場でも役立ちます。

不法侵入の防止・対策

侵入される危険性がある場所にカメラを設置し周知することで、抑止効果を発揮できます。
万が一不審者に侵入された場合もカメラ映像から検証が可能です。

防犯カメラの導入の注意点・デメリット

患者トラブル
入居者のご家族の方に防犯カメラの運用ルールなどを事前にご説明をすることで、安心・安全な運用ができます。

防犯カメラの設置はメリットだけでなく注意点やデメリットもあるので事前に理解しておくことが重要です。
注意点・デメリットを適切に認識しておけば安全に運用・活用が実現できます。

プライバシーの保護

個人が個室で過ごす場所や、トイレや浴室などのプライバシーが重要な場所にはカメラを設置しないよう設置場所への配慮。入居者や職員の同意を得ることも必要です。映像の取り扱いについてルールの設定、入居者・職員への共有を行いましょう。

職員のストレス

映像で上司や管理者に監視されていると感じた場合、プレッシャーや緊張感からストレスを感じる可能性があります。
事前に防犯カメラ設置の目的や職員へのメリットを共有しておきましょう。

システムの維持費用

防犯カメラの老朽化によるメンテナンスや機器の故障による修理費がかかります。カメラ本体だけでなく、レコーダーやモニターも用意している場合には、それらの維持も必要です。

レコーダーやモニターを必要とせず、インターネットを通じてデータをクラウドに保存する防犯カメラもあります。クラウド型カメラでもデータ保存のための月額がかかってしまう点はデメリットとなります。

しかし、レコーダーやモニターの初期費用を抑えられるというメリットがあります。また、一般的な防犯カメラは、レコーダーの故障時にデータの保存もできなくなってしまいますが、クラウド型はレコーダーに当たる部分がネットワーク上に存在するため故障の心配が減ります。
一般的な介護施設の映像保存期間の目安は2週間から1ヶ月程度ですので、必要な期間での料金を事前に確認してください。

老人ホームに設置するカメラに必要な機能

入居者同士や入居者とスタッフでトラブルがおきた際、どのような内容でおこったのか確認が必要なため、音声も録音できるカメラが望ましいです。

入居者の夜間徘徊に対応するため、夜間の野外など暗い場所でも鮮明に録画できる必要があります。
入居者が無断で外に出ていこうとした際に、防犯カメラから察知しアラートを送る仕組みをもっているカメラが安心です。

検知機能がスピーディーな対応に役立つ

夜間のアパレル店内

標準で動体検知や人検知機能がついているので、映像から動きや音を検知しメールやPUSH通知でお知らせできます。
ナイトビジョンモード搭載で、夜間徘徊にも対応できます。

介護現場を「守る」防犯カメラ活用事例

Safie(セーフィー)の防犯カメラが実際の介護現場で活用されています。

介護施設利用者とスタッフを「守る」ために映像を活用。介護施設でのセーフィー対応カメラ初導入の舞台裏

複数ある事業所の現場確認やセキュリティといった目的でカメラをご活用されています。
以前のカメラではPCから映像確認する必要がありましたがセーフィーカメラはクラウド型で、スマートフォンから映像確認できるため出先でも現場の様子を見守れるようになりました。

グループホームの入居者とスタッフを守る「あんしんカメラ」クラウドカメラが支える介護の現場

万が一の事故やトラブルがおこった際の状況確認、なにかあった場合の見守りとしてご活用いただいています。
導入により正しい状況の把握が可能になり入居者と職員を守れるようになりました。

介護現場におすすめの防犯カメラ

Safie One

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エッジAIを搭載。画像解析による業務効率化も叶えるカメラ

¥41,800 (税込)

外形φ76.5×92.5mm
重さ360g
防水性能なし
ネットワーク接続有線LAN、Wi-Fi
PoE給電対応
画角水平114° 垂直60°
ズームデジタルズーム 最大8倍
マイク(音声入力)あり
スピーカー(音声出力)あり
暗所撮影対応

工事不要で置くだけ、またはネジで天井や壁など好きな場所に固定も可能なカメラです。撮影場所の音声の取得もでき、こちらから声かけも可能で。映像内の動きを検知して通知もできるため、徘徊対策やトラブル時の早期発見に役立てやすい防犯カメラです。設置も移動もカンタンなので、実業務の中でより適切な位置はどちらかなどを比較してみることもできます。

まとめ

防犯カメラを活用すれば職員や入居者を守ることができます。
活用次第でオペレーションの改善にも役立つ大きな存在となります。必要な機能や費用を踏まえ施設にあったカメラを選びましょう。

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