「防犯カメラを設置する前には、スタッフへの説明が本当に大切ですね!」これは、セーフィーを導入頂いているお客様皆様がおっしゃるポイントです。今回のコラムでは、スタッフさんにどうやって防犯カメラの導入の説明をすると円滑に進められるか、ご紹介します!
目次
どうしてそんな誤解が生じるの?
今やどこにでも設置されている防犯カメラ・監視カメラ。
スタッフさんを犯罪やクレームから守るためにカメラ設置を決めても、その意図をきちんと伝えなければ、スタッフさんの心境として「監視される」「信用されていない」など、意図と全く逆のイメージを持ってしまわれることになり、いらぬ心の溝をつくる原因になります。
元々カメラが設置されていれば全く気にならないものも、急に新たにカメラの設置工事をします!となると、現地でお仕事されているスタッフさんは「急にどうしたの?」「え?なんかあった?」と不安な気持ちになります。
「自分たちが監視されるんじゃないか」「疑われているんじゃないか」という、反発や反抗といったマイナスの感情が生まれるのも何となく理解できますよね。
そんなマイナスの感情を少しでもなくすために「何のためにカメラを設置するのか」「カメラを設置したことにより何が変わるのか」をしっかり説明して誤解を生まないようにするのがポイントです。
めんどくさがらずに説明することが大切!
コミュニケーションがうまくいかない原因の1つとして、「言わなくても分かってくれるだろう」という自分本位な考え方があります。
これは設置をする側が一方的にそう考えてしまう場合が多いようで、「防犯カメラ・監視カメラ」を設置する意味を、言葉にして伝えないと、互いに分かり合えることはありません。
「面倒だから」「時間がないから」と、設置の際に説明を省略してしまうと、後々トラブルが起こる可能性が高くなります。
①「きちんとコミュニケーションを取って、納得してもらい気持ちよく仕事してもらう」
②「お互いに認識が合わずぎくしゃくしたまま仕事をしてもらう」
①の方が、設置する方も、その場で働く方も気持ち良いですよね!
きちんと伝えてほしい3つのこと
防犯カメラ・監視カメラを設置すると決めたら、まずはスタッフさんに下記の3つのポイントをお伝えすると良いと思います。
その①「映像を振り返ることで事実を確認し、問題を早急に解決するためにカメラを設置します!」
トラブルの際には、「言った」「言わない」や「やった」「やってない」という問題がよく起こります。
防犯カメラ・監視カメラの映像といった証拠がない限り、誰が本当のことを言っているかを判断することが難しく、問題がそのままになってしまいます。
まずは真実を知ることで迅速かつ正しい解決法に辿りつけるのです。
その②「トラブルの際の対応をもし間違えていても責めるためではなく、なぜ問題が起きたかの原因を探求し、繰り返さないようにするためにカメラを設置します!」
トラブル発生の原因は誰かという「犯人探しではない」ことを、はっきりお伝えしてください。
2度と同じトラブルを起こさないオペレーションをつくるのにはもちろん失敗は必要なので、怖がらないで「いつも通り仕事をしてもらうこと」が大切です。
その③「クレーマーやトラブルに巻き込まれることからスタッフさんを守るため、カメラを設置します!」
どんなに素敵な接客をしていても中には、あらぬことを言い出すお客様もいらっしゃいます。
そういう方が現場で実際にスタッフとどのような会話や応対をしていたのかなど残しておくことで、いざクレームが来た時に時系列を整理して経緯を説明し、解決を導くことができます。
防犯カメラ導入前に知っておきたい知識やその他のおすすめ機種はこちらを参考にしてください。
より良好な関係性を築くための+α
いくら「守るため」と言われてもやっぱりカメラ設置は気になる…という空気は完全になくならないかもしれませんが、今回1番お伝えしたいことはこの言葉。
「いつも通りのオペレーションをやってくれてたらOK!カメラに構えないで!」
カメラを設置して1週間もすれば、たいてい慣れて気にならないようになることが多いです。(私はそうでした!笑)
設置前にきちんと意図を伝え、自分たちのために設置してくれるんだということを理解してもらうのが、スタッフとの溝をつくらないポイントです。
設置前にきちんと目的を説明して、「カメラの映像活用」をぜひスタートしてみてください!
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