電気工事なしで設置ができる電源不要の防犯カメラは、停電時でも撮影できるだけでなく、屋外など電源がない場所に設置ができるなどの利点があります。電源が確保できない遠隔地や屋外の防犯に役立つ、電源不要の防犯カメラのメリットや活用シーン、おすすめの防犯カメラなどを紹介します。ぜひ防犯カメラ選びの参考にしてください。
目次
電源不要の防犯カメラとは?
電源不要の防犯カメラとは、コンセントからの給電が不要なタイプの防犯カメラのことを指します
一般的な防犯カメラは、コンセントからの給電を要するため、設置環境によっては電気工事が必要な場合があります。しかし、電源不要の防犯カメラであれば、電気工事なしで簡単に設置できます。
電源不要の防犯カメラは主に4種類
電源不要の防犯カメラには、乾電池式カメラやソーラー式カメラ、トレイルカメラなどの種類があります。
ここでは、電源不要の防犯カメラの種類を4つ紹介します。
乾電池式防犯カメラ
乾電池式の防犯カメラは、比較的安価で入手できます。
比較的場所を選ばずに設置できますが、定期的に電池の交換が必要になる点は、考慮する必要があります。
バッテリー式防犯カメラ
バッテリー内蔵の充電式カメラも電源不要で使用できます。
乾電池式の防犯カメラと同様、場所を選ばずに使うことができ、設置も簡単です。
充電は、スマートフォンで使用するUSBケーブルなどで行います。
バッテリーを定期的に充電する必要がありますが、大容量のバッテリーが搭載された製品を選べば、6ヶ月程度使用することもできます。
ソーラー式の防犯カメラ
ソーラー式の防犯カメラは、太陽光発電システムを利用したタイプです。
バッテリー式や乾電池式に比べ、初期コストは高くなりますが、バッテリーが内蔵されており、基本的に電池交換は不要で利用できます。
さらに、無線LAN接続に対応していたり、インターネット通信機能が搭載されている機種も多く、そういった機種であれば通信ケーブル不要で使用できます。
トレイルカメラ
トレイルカメラは、主に不法投棄の監視や野生動物のモニタリングなどに使用される防犯カメラです。
動物やひとなどの動きを感知して録画を開始するのが大きな特徴です。
また、屋外で使用することを想定しているため、頑丈に作られており夜間の撮影にも対応しています。
電源は乾電池式になっていることが多く、定期的に電池を交換する必要があります。
電源不要の防犯カメラのメリット
電源不要の防犯カメラには電源工事が不要で設置しやすい、停電時でも撮影できるなどさまざまなメリットがあります。
屋外など電源が無い場所に設置できる
電源不要の防犯カメラを設置するメリットとして、電源が無い場所にも設置できる点が挙げられます。
例えば、公園や農地、山間部などの電源を確保しづらい屋外でも設置することが可能です。電源不要の防犯カメラにより、これまで防犯対策が難しかった場所の安全を守ることができます。
設置しやすい
設置しやすい点も、電源不要の防犯カメラのメリットです。
電源不要の防犯カメラは、基本的に電気工事を必要としないため、専門の業者に依頼する必要がありません。自分で簡単に設置できる種類の防犯カメラも多く販売されており、手軽に入手・設置することができます。
停電時でも安心
外部電源が必要な防犯カメラは、電気の供給が止まってしまうと撮影できなくなってしまいますが、電源不要の防犯カメラであれば停電などの影響を受けず撮影を続けることができます。
災害による停電時でも撮影できるため、避難所の防犯対策などに使用すると非常に効果的です。
ワイヤレス接続が可能な製品は通信ケーブルが不要
現在販売されている電源不要の防犯カメラの多くは、ワイヤレス通信が可能です。
通信ケーブルが不要であるため、設置が非常に簡単になり、移動や再配置が可能で、ネットワーク配線がない屋外などでの利用も可能になります。
また、ワイヤレス通信が可能な機種には、スマートフォンなどで映像を確認できるものも多く、遠隔地から必要なときに映像チェックができます。
初期コストを抑えることができる
設置時に電気工事を必要としないので、初期コストを抑えることができます。
電気工事が必要な場合、少なくとも3万円程度かかります。複数台設置する場合は、その分のコストが増えます。しかし、電源不要の防犯カメラであれば、そういった初期コストを削減できます。
電源不要の防犯カメラのデメリット
電源不要の防犯カメラのデメリットについても紹介します。
バッテリーの充電や電池の交換が必要
電源不要の防犯カメラを設置するデメリットとして、電力に限りがある点が挙げられます。
乾電池式の防犯カメラの場合、定期的な電池交換が必要ですし、バッテリー式は定期的な充電が必要になります。撮影時間に応じて、適切な容量の製品を選ぶこと、ソーラー式のカメラを選ぶなどして工夫することが大切です。
ソーラー式の場合は十分な日光が必要になる
ソーラー式の防犯カメラの場合、天候に左右される点が懸念されます。
天候や設置場所の影響で日光を十分に確保できないと、バッテリー残量が減ってしまいます。また、ソーラーパネルが落ち葉や埃で隠れると、太陽光の変換効率が低下してしまうので注意が必要です。
太陽光を確保しやすい角度に設置する、定期的にソーラーパネルを掃除するなどして、充電を維持できるように対策しましょう。
常時録画されない
常時録画されない機種もある点も、電源不要の防犯カメラのデメリットと言えます。
例えば、一部のトレイルカメラは、動体検知機能や赤外線センサー機能により、動きや熱に反応したときにだけ録画を開始します。対象物の距離が遠いと反応しないことがあるため、注意して選びましょう。
解像度や機能が制限される
電源不要の防犯カメラは電力量に限りがあるため、画質や機能が制限されている場合があります。そのため、カメラを選ぶ際は、解像度や機能など必要な要件を満たしているかを確認しましょう。
防犯カメラごと盗まれる
電源不要の防犯カメラを設置するデメリットとして、防犯カメラごと盗まれる可能性がある点が考えられます。
電源不要の防犯カメラは、簡単に設置できる反面、簡単に取り外すこともできます。さらに、録画媒体が内蔵されている防犯カメラの場合、防犯カメラごと盗まれてしまうと映像データが残りません。
このため、目立ちにくい場所に設置するか、録画データがクラウドにアップロードされるものを選びましょう。
電源が必要な防犯カメラが適している場合
電源が必要な防犯カメラは、コンセントから給電を行うため、バッテリー切れの心配がありません。
このため、常時撮影が求められる場所では、電池交換や充電の必要がない防犯カメラが適しています。
電源不要の防犯カメラはどのようなシーンで利用できる?
電源不要の防犯カメラは「コンセントからの給電が難しいシーン」と「簡単な設置・撤去が必要なシーン」で利用することができます。
コンセントからの給電が難しいシーン
電源不要の防犯カメラは、コンセントからの給電が難しいシーンに適しています。
例えば、森林地帯や田畑などに設置し、野生動物の調査や農作物の盗難防止、不法投棄監視などの目的で利用することができます。また、登山道に設置し、クマの出没などを早期に認知する目的で使用することもできます。
簡単な設置・撤去が必要なシーン
電源不要の防犯カメラは、簡単な設置・撤去が求められるシーンでも利用できます。
例えば、野外イベントなど、一時的に防犯カメラを設置したい場合には適しているでしょう。その他にも、建設現場での進捗状況の確認や、建設資材の盗難防止など、期間が限定されるシーンにおすすめです。
おすすめの電源不要の防犯カメラは?
クラウドカメラの「Safie GOシリーズ」と「Safie Pocketシリーズ」を紹介します。
Safie GOシリーズ
「Safie GO(セーフィー ゴー)シリーズ」は、LTE搭載の屋外向けクラウドカメラです。
さまざまな用途に対応するために、360度カメラ、180度広角、PTZ操作が可能なカメラを揃えています。
別途提供しているソーラーパネル・バッテリーと組み合わせることで、電源の確保が難しい場所でも利用することが可能。IP66の防水・防塵規格を満たしているため、建設現場や野山など厳しい環境でも設置することができます。
映像視聴はスマートフォンやPCブラウザからできるため、いつでもどこからでも見たいときに映像を確認することができます。
また、タイムプラス撮影やムービークリップなど便利な機能も充実しています。
Safie Pocketシリーズ
「Safie Pocket(セーフィー ポケット)シリーズ」は、身につけたり三脚で設置して撮影できる、携行性に優れたウェアラブルクラウドカメラです。撮影データは、Safieクラウドに30日間分保存されます。
Safie GOと同様に映像視聴が遠隔から確認できるだけでなく、通話機能を使えば会話もできるため、遠隔から指示を出すこともできます。
まとめ
今回の記事では、電源不要の防犯カメラの概説や種類、電源不要の防犯カメラを設置するメリット、電源必要タイプ・電源不要タイプの防犯カメラにおける特徴を解説しました。
電源不要の防犯カメラは、初期費用を抑えられるだけでなく、電源が確保できない場所にも設置することができます。
セーフィーでは、電源不要でクラウド上に録画できる防犯カメラを提供しています。
電源不要の防犯カメラを検討している方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。
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