カメラのピープルカウンター機能を解説していきます。この機能は、店内の混雑状況に合わせたスタッフ配置、レイアウト改善など、顧客にとって快適なお店作りに役立ちます。そのためAIカメラなどを用いて、店舗のみならず宿泊施設、美術館・博物館、駅・空港など様々な場面で活用されているのです。
施策の効果、定量的に測れていますか?
リアルタイムなAI解析で見える化。来店数や混雑状況を計測して、次の施策や接客につなげる。集客力・販売力、業務効率の改善に役立つ、さまざまな機能をご利用いただけます。
目次
ピープルカウンター機能とは
ピープルカウンター機能とは、センサーや防犯カメラなどに搭載される機能で自動的に人数を数える機能のことをいいます。SafieではAIカメラで使用可能なオプションアプリケーション「AI-App 人数カウント」に搭載されています。
ピープルカウンター機能を活用するメリット
ピープルカウンター機能を活用すれば、目視や体感に頼っていた数値を自動でカウントできます。店舗運営において、人の流れや訪問者数をリアルタイムに把握することが重要とされています。飲食店やスーパーマーケットなどの来店状況や、顧客の行動パターンなどを分析できるため、効率的な店舗運営が可能です。
店舗だけでなく、不特定多数の人が集まる商業施設や公共の場でも人流解析に活用されます。混雑緩和や動線設計など幅広く活躍し、売上向上や防犯対策などさまざまな効果が得られます。
売上や業務効率のアップ
訪問者数・顧客の行動パターンなどの分析をもとに、売上アップに向けて適切な施策が打てます。購入者の行動や未購入者の計測もでき、より細かい顧客の行動パターンを定量化。売上につながる商品レイアウトや、効果的なキャンペーンの実施に役立ちます。
店舗の混雑しやすい時間帯やエリア別の訪問データを活用して、計画的な人員配置による効率化・人件費節約につながるでしょう。オフィスでは、ワークスペースの使用率や従業員の動線などの測定が可能です。活用されていないスペースの有効化や従業員が動きやすい設計により業務効率のアップに貢献します。
レジ混雑や滞留を解決
混雑によるお客さまの待ち時間解消は、顧客満足度につながります。顧客満足度を決める要素には、商品の品ぞろえだけでなく快適な買い物ができるかといった利便性も含まれます。どれほど魅力的な商品が並んでいても、常に混雑した状態でレジ待ちが長ければ客足は遠のいてしまうでしょう。
レジ待ちなどの解消方法には、店内状況に合わせたスタッフの配置、混雑の原因となっているレイアウトの改善などがあります。定量化した行動データを用いれば、お客さまが快適に買い物するための適切な対応が可能です。
防犯対策
施設内の危険な場所や立ち入り禁止区域でピープルカウンター機能を活用すると、防犯対策に役立ちます。管理区域内で人の動きを検知したときに、管理者にアラートが送られるシステムを導入すれば、コストを抑えた防犯対策も可能です。
▼セーフィーではピープルカウンター機能が利用できるAIカメラをご提供しています。導入をご検討の際はお気軽にご相談ください。
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ピープルカウンター機能のおもな活用シーン
ピープルカウンター機能がどのような場面で活用されているのか、具体例を見ていきましょう。
店舗・レストラン
店舗やレストランでは、一日の来客数の計測や時間帯別の店内の混雑状況、レジの待ち時間の長さの把握にピープルカウンター機能を活用できます。顧客の属性や行動パターンの解析、購買率などのデータを蓄積することによって、より顧客のニーズに合った商品選定や店内レイアウトなどが可能になるでしょう。
また、万引きや無銭飲食の防止、閉店後の防犯対策としても有効です。
宿泊施設
施設内の温泉やジム、食堂など、エリアごとの混雑状況や利用者数の計測にもピープルカウンター機能が活用できます。蓄積されたデータは計画的な人員配備などに役立てることができます。
館内の危険区域や立ち入り禁止エリアに設置することで、事故防止や防犯対策にもなるでしょう。
美術館・博物館
美術館や博物館などの施設では、来客数や滞留時間を可視化することにより、混雑状況に合わせて入場者数を制限するといった管理が可能になります。特に新型コロナウイルスの感染拡大以降、三密を避けた運営が求められる公共の施設にとって、館内の人数を把握することは重要です。
また、美術的・歴史的に貴重な作品を守るための防犯対策にもなるでしょう。
駅・空港
駅や空港などのように不特定多数の人が行き交う公共の場では、いかにスムーズな動線を作れるかが重要なポイントです。ピープルカウンター機能の活用によって、人が滞留しやすいエリアや人流が滞ってしまう原因などを可視化できるため、混雑緩和の施策を実施しやすくなります。
また、災害時にも施設内のどのエリアにどれだけ人がいるかを把握することによって、適切な対応をとれるでしょう。
ショッピングモール
ショッピングモールでは施設全体の来客数や混雑状況を把握するほか、複数の入り口のなかでも出入りが多い場所を分析して、広告やテナントなどを効果的に配置するといった活用方法もあります。
また、イベントや天候別の来客数のデータを分析することによって、イベント効果の測定や気象データと照合すれば雨天時の集客対策などにも活かせるでしょう。
ピープルカウンター機能などクラウドカメラを利用した顧客分析・マーケティング活用事例はこちら
AI-App 人数カウント
クラウド録画サービス「Safie」ではAIカメラ「Safie One」向けの有料オプション「AI-App 人数カウント」にピープルカウンター機能を搭載しています。「AI-App 人数カウント」を利用することで、立ち入り検知・通過人数カウント・立ち入りカウントができます。
「立ち入り検知」により、レジ前やサービスカウンターの混雑を検知して通知でき、レジ応援やお声がけをスピーディーに行いお客様の不満を軽減できます。その他、おすすめの活用方法をご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてください。
ピープルカウンター機能で定量的なデータを活用
ここまでで説明したように、人員配置など人の目で見ながら随時調整することが難しい業務も「Safie One」と「AI-App 人数カウント」を活用することで、客観的なデータに基づいた最適化が可能になります。数値化して比較することで、売上の伸びる店舗と伸びない店舗の比較もより明確になります。
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