【食料品製造業】品質管理の実態調査|経営層・品質管理部門の責任者110名に聞きました

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食料品製造業の経営層・品質管理部門の責任者110名を対象に、食料品製造業における品質管理の実態調査を実施しました。

調査の結果、約7割の方が、現在のトレーサビリティ体制に危機感を抱いているほか、品質管理業務における課題や、品質管理・トレーサビリティを目的としたカメラシステム活用状況など、食料品製造業における品質管理の実態がみえてきました。

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調査概要

  • 調査名称:食料品製造業における品質管理の実態調査
  • 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
  • 調査期間:2025年5月26日〜同年5月27日
  • 有効回答:食料品製造業の経営層・品質管理部門の責任者110名

※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合があります。

品質管理業務における課題ではトレーサビリティに関する回答が上位に

【品質管理の実態調査|経営層・品質管理部門の責任者110名に聞きました】挿入グラフ1

品質管理業務における現在の課題を尋ねたところ、「ヒューマンエラーによる品質不良が発生する」が30.9%で最も多く、「トレーサビリティの確保が十分ではない」(30.0%)、「紙での記録管理が多く、データ活用が難しい」(28.2%)が続きました。

また、3位以降も製造工程の追跡や記録に関する課題が上位に多いことから、トレーサビリティに課題を感じている方が多いことが伺えます。

約7割が、現在のトレーサビリティ体制に危機感を抱いている

【品質管理の実態調査|経営層・品質管理部門の責任者110名に聞きました】挿入グラフ2

さらに、「現在のトレーサビリティ体制について、将来的な食品安全リスクを考えたとき、どの程度の危機感を持っているか」という問いに対しては、「非常に危機感を感じている」が26.2%、「危機感を感じている」が41.7%という結果に。合わせると、約7割にあたる67.9%が、現在のトレーサビリティ体制に危機感を抱いていることがわかりました。

品質事故・リコール発生時の最大の課題は「原因特定の難しさ」や「対象製品の特定・範囲確定」が上位

【品質管理の実態調査|経営層・品質管理部門の責任者110名に聞きました】挿入グラフ3

また、過去3年以内に品質事故・リコール対応を経験した方に、当時の最大の課題を質問したところ、「原因特定の難しさ」(21.9%)や「対象製品の特定・範囲確定」(20.9%)が上位に挙げられました。

この結果からも、トレーサビリティシステムの改善が重要であることがわかります。

食の安全確保のために必要な投資については複数が拮抗

【品質管理の実態調査|経営層・品質管理部門の責任者110名に聞きました】挿入グラフ4

今後3年以内に、食の安全確保のために必要性を感じる投資内容を聞いたところ、「トレーサビリティシステムの強化・刷新」「IoTセンサーによる製造環境モニタリング」「サプライチェーンプロセスの見直し・再設計」が同率1位(22.7%)でした。

これらを含め6つの回答が拮抗していることから、食の安全を確保するためには、品質管理業務のデジタル化・自動化の推進やサプライチェーンプロセスの改善だけでなく、AIの活用や人材強化など多角的なアプローチの実践が必要だと多くの方が感じていることが伺えます。

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本記事では、食料品製造業の品質管理に関して、特にトレーサビリティに関する回答を中心にご紹介しました。無料でダウンロードいただける「調査レポート完全版」では、以下の内容を全データ・グラフ付きで詳しく解説しています。

  • 本記事で紹介しきれなかった、全9問のアンケート回答結果
  • 実は対応が遅れている!?HACCPの導入状況
  • トレーサビリティ強化のためのカメラ活用方法ランキング

食料品製造業における品質管理の実態を知ることで、食の安全を守るために必要な対策のヒントが見えてきます。ぜひ、この機会にご覧ください。

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トレーサビリティシステムの強化には「Safie」のクラウドカメラがおすすめ

セーフィーのサービスをあらわした画像

食料品の製造工程・サプライチェーンにおけるトレーサビリティシステムの強化にはクラウドカメラの活用がおすすめです。

クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」のクラウドカメラであれば、トレーサビリティシステムを強化できるだけでなく品質管理業務の効率化にも役立ちます。

特徴1|強固なセキュリティ

Safieクラウドプラットフォームの図

「Safie」のクラウドプラットフォームでは、不正アクセスなどを防ぐため「データ伝送経路」、「データ保存領域」、「クライアントアプリ」のデータを扱う3つの領域について、高いレベルでのセキュリティを実現しています。

▼Safieのセキュリティに関する詳しい説明はこちら

特徴2|パソコンやスマートフォンから視聴が可能

「Safie」のクラウドカメラで撮影した映像は、PCやスマートフォンからリアルタイムに視聴できます。視聴に使用するアプリケーションも直感的に操作できるUIで、操作に不慣れな方でもカンタンに使うことができます。

リアルタイム映像だけでなく、録画映像についても簡単に遡って視聴できるため、多くの時間を要していたインシデント発生時のエビデンス確認も大幅に時間短縮できます。

▼実際に操作を体験できるデモ画面はこちら

特徴3|複数拠点・複数台のカメラもリモートから一括管理

「Safie」は、すべてのカメラをweb上の管理画面でリモートから一括管理できます。また、視聴権限もカメラごとに細かく設定が可能です。

ダッシュボード機能やタグ機能を使えば、複数拠点に設置したカメラも効率よく管理できます。

また、オプションサービスの「Safie Manager(セーフィー マネージャー)」を使えば、グルーピング機能を使ったカメラとアカウントの統合管理や、シングルサインオン、2段階認証といったセキュリティレベルをあげたアカウント管理も可能になります。

特徴4|最長5年まで録画可能

「Safie」の録画期間は、7日間プランから選択可能で標準で最長365日間プランまで選べます。また、オプションの長期保存プランを利用すれば最長5年まで録画できるので、保証期間の長い食料品の製造過程でも安心して利用できます。

また、保存期間を過ぎても残しておきたい映像は、「ムービークリップ機能」を使うことで保存やダウンロードが可能です。

▼録画期間と利用料金の詳細はこちら

特徴5|既設のIPカメラのクラウド化・一元管理も可能

Safie Trail Station(セーフィー トレール ステーション)」を導入すれば、既設のカメラ(※)を「Safie」のクラウドに接続し一元管理することも可能です。映像を見たい時に必要なだけの通信を使用するため、ネットワーク帯域の消費量を最小限に抑えることができます。

現在使用しているオンプレ型のカメラシステムのクラウド化ができるため、コストを抑えつつトレーサビリティシステムの強化が実現できます。

※:カメラはOnvif Profile Sに対応したIPカメラである必要があります

▼「Safie Trail Station」の詳細はこちら

まとめ

今回は、食料品製造業の経営層・品質管理部門の責任者110名を対象に、食料品製造業における品質管理の実態調査を実施しました。

今回の調査で、食料品製造業の品質管理における重要な課題が明らかになりました。約7割の経営層・品質管理責任者が現在のトレーサビリティ体制・システムに危機感を抱えており、実際に、品質事故・リコール発生時には「原因特定の難しさ」や「対象製品の特定・範囲確定」と言った課題を実感しています。

これらの課題解決には、トレーサビリティシステムの強化や製造現場のモニタリングなど多角的なアプローチが必要です。「Safie」のようなリモート管理可能なクラウドカメラの活用は、食料品製造業におけるトレーサビリティシステムの強化や品質管理業務の効率化に有効な解決策のひとつです。ぜひ、ご検討ください。

食品製造業における品質管理の実態調査レポート
食品製造業における品質管理の実態調査レポート
食料品製造業の経営層・品質管理部門の責任者110名に、品質管理の実態調査を実施したレポートです。

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  ▶「防犯カメラとプライバシーの関係。事業者が注意すべき設置のポイント
※カメラの設置に際しては、利用目的の通知を適切に行うとともに、映像の目的外利用を決して行わないことが求められます。適切なデータの取り扱いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
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