万引き防止に最も使われる対策とは?無人販売店でも導入の最新防犯術

万引き防止に最も使われる対策とは?

スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、アパレル店にて万引き被害にあった経験はありませんか?万引きの対策には、従業員・警備員による巡回や店舗レイアウトの工夫など、さまざま挙げられます。なかでも店舗の防犯対策としてもっとも実施されているのは防犯カメラの設置です。

この記事では、なぜ防犯カメラが万引き対策に選ばれるのか、どのような防犯カメラを選べば良いのか解説します。また、最後にはSafieの防犯カメラを実際に導入した事業者の活用実績なども紹介しています。

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多様化する万引きの手口

セルフレジの導入やマイバック利用の普及など、近年の販売手法は時代とともに変化しており、万引きの手口も同様に多様化してきています。無人販売万引きやセルフレジ万引き、エコバッグ万引き、さらには従業員による内引きなど、店舗経営における新たな試みの障壁になっているケースは少なくありません。

警視庁が発表した2022年の犯罪統計資料によると、万引きの件数は前年度より3.1%減少しましたが、それでもなお8万件以上の被害が報告されています。この数字からわかる通り、万引きは社会全体に深刻な影響を及ぼす犯罪です。

もっとも実施されている万引き対策は「防犯カメラ」

実施している万引きの防止策
出典:統計・データでみるスーパーマーケット

店舗経営者が実際にとっている万引き対策には、「防犯カメラの設置」「警備員による店舗巡回」「従業員による声かけ」などのさまざまな対策があります。「統計・データでみるスーパーマーケット」の調査によれば、もっとも実施されているのは、防犯カメラ設置による万引き対策でした。

およそ93.6%ものスーパーマーケットが防犯カメラを万引きの防止策として採用しており、その効果の高さが期待されます。

実際、Safie(セーフィー)の防犯カメラも多数の導入実績がございます。

防犯カメラが万引き防止策に選ばれる理由

90%以上のスーパーマーケットが、万引き対策に防犯カメラを設置している背景にはどのような理由があるのでしょうか?その具体的な理由について詳しくご紹介します。

導入コストが低い

防犯カメラの導入コストは、警備員を雇ったり従業員の巡回監視を増やしたりするよりもはるかにコストを抑えられます。一度設置したら、防犯カメラは24時間働きつづけます。さらには、月額費用や初期費用も昔に比べて安くなっているため、導入しやすい環境が整っています。Safieの防犯カメラも初期費用+月額1,320円〜でクラウド録画サービスを利用できる防犯カメラを提供しております。

防犯カメラによる抑止力

防犯カメラそのものが、犯罪を抑止するための有効な手段となります。お店の出入り口や商品の陳列棚が見える位置に防犯カメラを設置することで、犯罪者に対しての抑止力としての効果を期待できます。

万引きの証拠を映像で記録

不幸にも万引きの被害にあった際、防犯カメラの映像から犯行の瞬間を確認することで犯人を特定するための証拠を手に入れることが可能です。事件として被害届を提出する際にも、防犯カメラの映像をもとに調書を進めることができ、犯人を捕まえる役に立つことでしょう。

リアルタイムに映像を確認

クラウドやIoTの進化により、ネットワークに接続することでリアルタイムに映像を確認できる防犯カメラが増えています。例えば、無人店舗での精算機の様子や商品陳列棚を映した映像を遠隔地からでも確認できます。

複数の店舗を管理するエリアマネージャーや経営陣などにとっても、現場の状況を即座に把握できるのは大きなメリットです。

AIによる犯罪発生の検知

AIの進化により、犯罪者の特徴をAIが分析し、犯罪を予測・防止する防犯カメラの開発が進んでいます。例えば、防犯カメラの映像から人を検知して、立ち入り禁止区域への侵入を検知したら、管理者へ通知を出す仕組みなどは実用化されています。

SafieのエッジAIカメラ「Safie One」にも、「人検知」機能を搭載しており、夜間の侵入者の検知や店舗の入店人数の調査など、ビジネス課題の解決にも活用可能です。

スーパーマーケット

小売店向け活用ガイド
・死角をなくして万引き対策
・カメラが壊れても直前までの映像をチェック
・レジ周りのトラブルの抑止

どんな防犯カメラがおすすめ?

商店やスーパーマーケットの万引き対策として、どのような防犯カメラが最適なのか防犯カメラの選び方について紹介します。

HD画質(100万画素)より大きな解像度

今までの防犯カメラではVGA画質(約30万画素)の映像が主流でした。しかし、VGA画質では映像を拡大した時にぼやけてしまい、はっきりと確認することが難しくなる場合があります。最低でもHD画質(100万画素)以上の防犯カメラであれば、ズーム時でも詳細を確認することができ、万が一の場合でも犯行の瞬間や犯人の特徴を確認しやすくなります。

クラウドストレージ

高解像度の防犯カメラは、SDカードの容量を大きく消費するため、映像の記録時間は短くなります。その解決策として、高価な大容量SDカードの導入、またはクラウドストレージへ映像を記録する必要性が求められます。また、SDカードでは防犯カメラそのものを盗まれた場合に、映像を確認することはできません。クラウドストレージであれば、映像データが盗まれる心配はないため、防犯カメラの映像はインターネット上で保護するのが最適です。

90°以上の広角レンズ

万引きのような犯罪行為は、防犯カメラの死角を狙って行われる可能性が高くあります。防犯カメラの死角を減らすには、撮影範囲を広げる広角レンズが効果的です。特に90°以上の広角レンズであれば、部屋の角から店舗全体を見渡すことも可能になります。広角レンズには明確な定義がないため、画角が60°程度のレンズも広角レンズと呼ばれることがあります。なるべく死角の少ない画角90°以上の選ぶのが最適でしょう。

WDR搭載

WDR(ワイド・ダイナミック・レンジ)機能とは、防犯カメラの映像の明るさを自動調整して、映像の明るい部分と暗い部分のどちらもくっきりと見せる技術です。お店の出入り口や窓の近くでは、逆光や影により映像の一部が見えなくなることがあります。補正のない映像のままでは、白飛びや黒飛の原因となるため、WDRを搭載した防犯カメラを選ぶことで鮮明な映像を撮るようにしましょう。

セキュリティ機能が強固

防犯カメラの映像を記録するには、データの不正利用や情報流出に注意しなければなりません。そのため、映像データは盗難されたり不正アクセスの被害に会わないようにセキュリティ対策を施す必要があります。特にネットワークに接続する防犯カメラは、強固なセキュリティで守られた信頼できるものを選ぶようにしましょう。

防犯カメラにSafieをおすすめする理由

Safieの防犯カメラは、HD画質(100万画素)×30fpsのキレイでなめらかな映像を記録。万引きの瞬間をズームで確認したり、犯人の特徴を割り出したりするために役立てる高画質が特徴です。録画映像を最長365日間も残しておくことが可能で、ムービークリップ機能により、決定的なシーンは削除せずに、クラウド上へ保護したりダウンロードできます。

さらにネットワークに接続しても高いセキュリティ機能を提供します。面倒なグローバル固定IPやDDNSの取得やポート解放などの設定も必要ありません。外部からカメラへアクセスすることはできないため、不正アクセスなどの懸念からも解放されるため、安心して万引き対策に活用できます。

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Safieの導入実績と体験談

店舗の万引き防止策として、実際にSafieの防犯カメラを実際に導入している利用者の活用実績と体験談について紹介します。

事件解決につながった防犯カメラの映像

下北沢でアウトドアショップを開く「BOZEMAN 」さんでは、実際にSafieの防犯カメラの映像から事件解決に役立つ一例となりました。

万引きの被害で被害届を出すお店は少ないかと思いますが、今回の事件では強盗致傷として捜査されたケースです。

何度か万引きの被害を受けていた店主の横山さんは、万引きしそうな人を店舗のカメラでチェックしていました。カメラの映像からお店の商品をカバンに入れたことを見つけたため、声をかけたところ犯人は店主を突き飛ばして逃走したのです。

警察に相談すると、強盗致傷として捜査することが決まり、科学捜査や警察犬なども出動する大騒ぎとなりました。Safieの防犯カメラの映像にも犯行時の行動や犯人の顔も映し出されていたため、その映像を警察が持ち帰り、みごと犯人は逮捕されました。

犯人の逮捕まで2ヶ月ほどかかり、難しい犯罪捜査にSafieの防犯カメラの映像が犯人確保にも貢献した事件でした。

無人レンタルスタジオでの活用事例

横浜にも拠点を持つツムギホールディングスが運営する無人レンタルスタジオ「BUZZ」もSafieの防犯カメラを巧みに活用しています。スタジオは無人であるものの、料金精算や清掃には人員が向かうことがあります。Safieの「立ち入り検知」機能付き防犯カメラを導入したことで、料金箱の前に一定時間たっても人がいる場合に管理者へ通知するシステムを設け、料金精算の進行をスムーズにしています。

BUZZでは、支払いのために料金箱に人が集まった時に、通知を出すことにより、精算が問題なく行われたかリアルタイムで確認することができるようになりました。

防犯カメラの機能をビジネスにうまく活用している意外な事例でした。

まとめ

店舗の種類や業種にかかわず、防犯カメラを設置することで犯罪やトラブルを未然に防ぐ強力な手段となります。Safieの防犯カメラはその活用実例として、犯人の検挙や店舗運営の円滑化に貢献しています。

さらには、カメラの設置場所を工夫することより、防犯カメラの数が少なくてもその効果を最大限に高めることも可能です。

万引き対策にどの防犯カメラを導入するか検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。

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