新型コロナウイルスの感染拡大により新しい働き方が模索され、あっという間に2020年の半分が終了した7月1日。
リモートワークが難しいとされてきた「現場」の働き方を変えるウェアラブルカメラ『Safie Pocket2(セーフィー ポケット ツー)』の発表会を実施しました。
今回は、東京・品川の品川産業支援交流施設 SHIPで開催されたSafie Pocket2記者発表会の模様をレポートします。
当日は新型コロナウイルス対策として、限られたプレスの方にお越しいただき、またYouTube Liveを使用した配信スタイルで開催されました。
1.Safie Pocket2とは?
「新しい生活様式について会社としても前向きに取り組んでいきたい」と佐渡島隆平(セーフィー株式会社 代表取締役)の第一声ではじまった新製品「Safie Pocket2」の記者発表会。
創業6年目の新たな一歩を踏み出す佐渡島の表情からは、緊張感と、これまでの感慨深さ。そしてこれからの飛躍への決意が伺えます。
非対面の遠隔テクノロジーに対して世界中のニーズが高まっており、クラウド録画カメラを提供するセーフィーでも新たなプロダクトの提案をはじめました。
「医療現場でセーフィーが採用された事例のひとつです。
聖マリアンナ医科大学病院でコロナ感染者との接触回数を減らすため、セーフィーのクラウドカメラがバイタルチェックや重症患者の容態を見守るために利用されています。
遠隔にいながら、業務を遂行するために、我々のサービスが採用された事例です」
そう語り、話は「現場」を持つ業種へと広がります。
「ここ最近は現場のお客様の声が私たちのもとに多く集まり『遠隔でなんとかしたい!』
というニーズが急速に高まっています。
現場で活用できる遠隔ソリューションがない。
私たちは、現場の人こそニューノーマルな働き方をしてもらいたい。現場で働く、みなさんの願いを形にした」
そう佐渡島は熱く語ります。
「現場の声を集め、現場で働く人に非常に簡単な操作で、遠隔業務が開始できるソリューションが『Safie Pocket2』です!」
ポケットから新製品を登場させ説明は続きます。
「簡単に装着できる。ライブで会話ができる。ポータブルにどこでも置いて業務を振り返ることができる。そして、LTEが搭載され、バッテリーも内蔵されているため、電源をオンにするだけで簡単に使えます!」
そう説明し、佐渡島自身がSafie Pocket2に電源を入れ、簡単に使うことができることをアピールしました。
このあと、セーフィー本社と繋いでSafie Pocket2のデモを実施しました。
非常に簡単な仕組みで生産性が上がるソリューションをレンタルプランでご提供します。
「あらゆる業態の、あらゆる人が待ち望んでいる、あらゆる現場を持った人たちを革新していくツールになると確信し、我々は世の中に送り出していきたい!」
という想いを伝え、佐渡島の説明は終わりました。
2.建設業界でIT化を推進されるトップランナー3社が
“セーフィーに期待すること”
ここからはパネルディスカッションで建設業界のトップランナー3社からいただいた、Safie Pocket2に対するコメントを抜粋します。
株式会社大林組
土木本部本部長室 i-Conセンター 現場支援第一課
高橋 寛 様
「Pocket1(従来機)では映像と音声のリアルタイムでのズレが悩みの種だった。新製品新製品Pocket2ではそのズレがだいぶなくなりリアルタイムに近づいてビックリしました。
これならより現場で使用できる。
我々の声をもっと取り入れていただき、やれることをもっと叶えていただきたい。」
鹿島建設株式会社
土木管理本部 生産性推進部
渕先 弘一様
「Pocket1ではカメラ本体、Wi-Fiのルーター、バッテリーが分かれていて『どうにかならないのかな』と思っていた。
今回、Pocket2で改善され、開発のスピードが非常に早く感心している。
この先、Pocket2の位置情報を地図上で確認できるようになれば、例えば、我々は現場全てにモニターを置いているので、作業員の位置情報が把握できるようになると非常に便利に思う。緊急事態対応も非常に素早くなると期待している。」
大成建設株式会社
社長室 情報企画部 デジタル推進室
中尾 勇貴様
「ウェアラブルカメラに期待しているのは、簡単な操作性、耐水・防塵、耐衝撃。
Pocket2は操作性がものすごく簡単で電源を入れるだけ。
耐水・防塵はIP67。ふつうに現場で使って何も問題なし。Pocket2は良いものだと思っています。」
課題解決だけではなく、可能性を創造するセーフィー 。
「映像から未来をつくる」という信念のもと、目の前の課題解決から、よりよい未来を共に目指すことをお約束し、記者発表会は終了となりました。