現在利用しているオンプレミス型カメラシステム（オンプレカメラ）のリプレイスを検討中の企業に勤務する情報システム担当者110名を対象に、クラウド型カメラシステム（クラウドカメラ）へのリプレイスに関する意識調査を実施しました。

調査の結果、約9割の方が「懸念点が解消されればクラウドカメラを導入する」意向があるほか、オンプレカメラを使用する理由や、クラウドカメラに期待することや懸念点など、オンプレカメラを使用する企業の実態がみえてきました。

調査概要

• 調査名称：クラウドカメラへのリプレイスに関する意識調査
• 調査方法：IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
• 調査期間：2024年10月24日〜同年10月25日
• 有効回答：オンプレカメラシステムのリプレイスを検討中の企業に勤務する情報システム担当者110名

※回答の構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

オンプレカメラを使用する理由はセキュリティ面と運用面が大半

現在オンプレカメラを使用している理由を聞いたところ、最も多かったのが「セキュリティ面で安心だから」74.5％、それ以外は運用面が上位に挙がりました。機能面より運用面が重視される傾向が伺えます。

クラウドカメラの懸念点はインターネット回線を利用するリスクが上位

クラウドカメラを導入すると仮定した場合、どのような懸念があるか聞いたところ、「情報漏洩のリスク」が35.5%で最も多く、「ネットワーク障害による録画中断のリスク」が23.6%と、インターネット回線を使用することに関するリスクが上位となりました。

懸念点が解消されれば約9割が「クラウドカメラを導入したい」と回答

クラウドカメラ導入に関する懸念が解消された場合、「クラウド型カメラシステムを導入したい」と回答した企業は、89.4%に上りました。

これは、クラウドカメラに対する高い潜在的なニーズを示しています。懸念点を丁寧に解消することがクラウドカメラの導入を進める鍵となりそうです。

クラウドカメラへのリプレイスを検討する理由No.1は「リアルタイム視聴」

オンプレカメラからクラウドカメラへのリプレイスを予定している方に理由を聞いたところ、「リアルタイムで視聴できるようにしたい」が74.1%と最も多い結果となりました。また、「PCやスマートフォンから視聴できるようにしたいから」も51.9％と多く、映像視聴の利便性向上を求める企業が多いことがわかりました。

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複数拠点・複数台のカメラもリモートから一括管理

「Safie」はweb上の管理画面からカメラを管理するため、すべてのカメラをリモートから一括管理できます。また、視聴権限もカメラごとに細かく設定が可能です。

ダッシュボード機能やタグ機能を使えば、複数拠点に設置したカメラも効率よく管理できます。

また、オプションサービスの「Safie Manager」を使えば、グルーピング機能を使ったカメラとアカウントの統合管理や、シングルサインオン、2段階認証といったセキュリティレベルをあげたアカウント管理も可能になります。

月額1,320円から選べる録画プラン

「Safie」の録画プランは、7日間プランから最長365日間プランまで7つのプランから選択可能。7日間プランであればカメラ1台あたり月額1,320円（税込）で利用できます。

また、保存期間を過ぎても残しておきたい映像は、「ムービークリップ機能」を使うことで保存やダウンロードが可能です。

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まとめ

今回は、オンプレカメラのリプレイスを検討中の企業に勤務する情報システム担当者110名を対象に、クラウドカメラへのリプレイスに関する意識調査を実施しました。

今回の調査では、企業がクラウドカメラの導入に対して、情報漏洩リスクやネットワーク障害といった懸念を抱える一方で、保守・運用の効率化やリモート管理の利便性に大きな期待を寄せていることが明らかになりました。セキュリティ面での安心感が高い現行システムからの移行には慎重な姿勢が見られますが、クラウド型の特性を活かした管理負担の軽減は、多くの企業にとって、リソースの最適化に貢献する有効な手段といえるでしょう。

※テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査（2023）」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア（54.1％）。
※ セーフィーは「セーフィー データ憲章」に基づき、カメラの利用目的別通知の必要性から、設置事業者への依頼や運用整備を逐次行っております。
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