防犯カメラの位置情報機能のメリットとは?おすすめの製品もご紹介

位置情報機能付き防犯カメラとは?

防犯カメラに位置情報を把握する機能があれば、建設現場や工場などあらゆる産業現場において活用でき、作業効率化や生産性の向上など多くのメリットが見込めます。この記事では防犯カメラに位置情報機能がついているメリットを解説し、現場におすすめの製品も併せてご紹介します。

防犯カメラの位置情報機能とは?

位置情報機能とは、人工衛星の信号から座標を計測(GPS)したり、スマホの回線やWi-Fi基地局の情報から場所を割り出した情報で、現在地を場所を特定する機能です。

クラウドカメラなどの場合、防犯カメラの管理画面を通してスマホやパソコンなどから映像を確認できますが、位置情報機能が備わっていればカメラの現在地の座標がわかったり、管理画面の地図上でカメラの位置情報が確認できたりします。複数台の防犯カメラを管理している場合などに便利な機能です。

防犯カメラの位置情報がわかると便利

なぜ防犯カメラに位置情報が必要なのかを解説します。さまざまな地域に防犯カメラを設置している場合や、広大な敷地に複数設置している場合、映像だけではどのエリアのものかをすぐに特定できないケースがあります。

地図上に防犯カメラの位置を表示させることで以下の2つが可能になり、管理がスムーズになります。

  • どのエリアの映像であるか迅速に特定できる
  • 地図上から見たいエリアのカメラを選択できる

また、カメラの位置情報がわかることで作業効率向上など多くのメリットが見込まれるほか、今後もさまざまなシーンでの有効活用が期待できます。

例えば、災害時や現場の事故発生時の際には場所の特定が容易になり、迅速な対応が可能になります。

防犯カメラの位置情報機能のメリット

防犯カメラの位置情報機能について、メリットを紹介します。

どこのカメラ映像かひと目で確認できる

複数のカメラを管理している場合は、各カメラの位置情報をひと目で把握できます。そのため事故や災害が発生しているようすを発見した際も、発生場所の特定をスムーズに行えます。

エリアや位置を絞ってカメラを特定できる

地図上からエリアや位置を絞って映像を確認できるため、周辺状況を同時に確認したい場合にも効率よく作業を行えます。

カメラの位置と向きを地図上で設定できる

同じ現場に複数カメラを設置する場合は、位置情報だけでなくカメラの向きも設定できます。特定のスポットを起点に映像を見たいときに、カメラを視覚的に選定できる点が位置情報機能付き防犯カメラを導入するメリットです。

位置情報付き防犯カメラの選び方

防犯カメラの機能性は位置情報機能のほかにもさまざまあるため、選ぶ際に注意しておきたいポイントを紹介します。

導入のしやすさで選ぶ

防犯カメラは、電力供給の方法により導入のしやすさが変わります。たとえば屋外に設置する際は、電源を引く工事が必要になる場合もあるため注意が必要です。防犯カメラは電源コードを挿すタイプや充電式、太陽光発電などさまざま種類があり特性も異なるため、設置のしやすさや設置場所に合わせて選ぶとよいでしょう。

また、持ち運んで使いたい場合や設置場所が狭い場合はサイズや重量感も選ぶ要素になります。

見たい範囲が撮影できる画角か

見たい箇所が広い場合は、広角撮影ができるカメラを選びましょう。ドワープ機能付きの360°カメラなど1台で広範囲を撮影できる製品もあるので検討するとよいでしょう。

防水・防塵機能の有無で選ぶ

防犯カメラを屋外に設置する場合は、雨風やホコリなど厳しい環境に耐えられる防水性能や防塵性能が高い機種を選ぶ必要があります。防水・防塵の性能を表すIPコードを確認し「IP66」以上の機種を選ぶと安心です。

ランニングコストをチェック

クラウド上に映像を保存するタイプのネットワークカメラを導入する場合は、クラウド利用料がかかり、カメラやルーターのレンタルプランを利用する場合は月額のレンタル料金がかかります。カメラの性能や台数、保存できるデータ量などによりランニングコストは変動するため、防犯カメラを選ぶ際は事前に確認しておきましょう。

セーフィーの位置情報機能付きカメラ

Safie GO PTZ Plus

Safie GO PTZ Plus

Safie GO PTZ Plus

アプリから遠隔でPTZ操作が可能です。見たい場所をピンポイントで撮影できます。GPSを搭載しているのでカメラの設置位置も確認できます。

料金はお問い合わせください

GPS機能を持つ固定カメラ「Safie GO PTZ Plus(セーフィー ゴー ピーティーゼット プラス)」はカメラの設置位置の取得が自動で可能。映像視聴用アプリケーション「Safie Viewer」のマップビューアーから、該当のカメラアイコンをクリックするだけで各カメラの映像にアクセスすることができます。

マップビューアーのカメラ位置表示(イメージ)
マップビューアーのカメラ位置表示(イメージ)

この機能を利用することによって、例えば、氾濫の恐れがある河川の流域に複数の防犯カメラを設置しておけば、大雨などの災害時に簡単に現地のリアルタイム映像を確認することができ、迅速な対応が可能になります。

Safie Pocketシリーズ

Safie Pocket2 Plus

Safie
Safie Pocket シリーズ

現場を見ながらリアルタイムに会話できる

料金はお問い合わせください

また、GPSによる位置情報取得機能を搭載したウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2(セーフィー ポケットツー)」であれば、撮影位置やカメラが移動した軌道を確認することができます。

Safie Pocket2の位置情報連携機能(イメージ)
Safie Pocket2の位置情報連携機能(イメージ)

まとめ

ビューアー上に位置情報のマッピングができる防犯カメラやGPS機能付きの防犯カメラは、カメラの効率的な管理や映像への迅速なアクセスを可能にします。

防犯カメラを設置する際に、広大な設置エリアに複数台のカメラを設置する必要がある場合や、頻繁に移設が発生する場合は、位置情報機能付きのカメラを検討するとよいでしょう。

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