防犯カメラの導入を検討している方の中には、防犯カメラはレンタルしたほうがよいのか、購入したほうがよいのか迷っている方も多いでしょう。

防犯カメラの導入方法を紹介し、レンタル・購入それぞれの場合のメリット・デメリットについて解説します。あわせて、レンタルする際におすすめの防犯カメラも紹介しているので、防犯カメラ選びにお役立てください。

防犯カメラの調達方法

防犯カメラの調達方法は、大きく分けてレンタルと購入の二通りあります。ここでは、それぞれのパターンについて解説します。

レンタル

レンタルは、防犯カメラのレンタルを行っている業者から、利用期間に応じて防犯カメラを借りる方法です。レンタル期間は、業者によって異なります。なお、途中解約自体は可能ですが、違約金が発生することもあるため注意しましょう。

また、設置から撤去までを一括で行う契約や、故障・盗難に対する保証がついている契約もあります。トラブルが起こっても費用がかからないため、初めて防犯カメラを導入する場合でも安心です。

購入

家電量販店やホームセンターなどの防犯カメラを販売しているお店で、防犯カメラを購入するパターンです。

自分の判断で防犯カメラを選定することになるため、どのような製品がよいのか、どこに設置するつもりなのかなど、設置場所に合った製品をあらかじめ把握しておかなければなりません。また、設置については、自分で設置するほか、業者が設置工事まで対応していれば、依頼することもできます。

防犯カメラの購入にかかる費用

防犯カメラの購入には、次の3つの費用がかかります。

• カメラ本体の費用
• 周辺機器（録画機・モニターなど）の費用
• 取り付け・工事などの設置費用

なお、防犯カメラの設置にかかる費用の相場は、1台当たり15万〜35万円程度です。カメラ本体の価格はカメラの機能や性能によって変わるほか、屋内用のカメラに比べて防塵防水性能に優れた屋外用カメラのほうが、高額になる傾向にあります。

それぞれにかかる費用について見ていきましょう。

カメラ本体の費用

防犯カメラを購入する場合の費用目安は、1台あたり数千円〜5万円程度が相場です。

一方で、完全防水や赤外線機能といった高性能な機能を搭載する防犯カメラでは10万円以上する製品もあります。価格帯も幅広く、価格によって防犯カメラが搭載する機能・性能もさまざまなため、自身が必要とする機能・性能を見極めてから製品を選ぶようにしましょう。

周辺機器（録画機・モニターなど）の費用

防犯カメラの種類によっては、映像を録画するための録画機や映像を映し出して確認するためのモニターが必要な場合があります。その場合、録画機とモニターの購入にかかる費用相場は5万〜15万円程度です。

なお、録画映像を保存するためのSDカードが内蔵されている防犯カメラや、録画映像をクラウド保存できるネットワークカメラを選べば、録画機やモニターを購入する必要がありません。周辺機器にかかる費用を節約したいのであれば、これらの防犯カメラを選びましょう。

ただし、SDカードを搭載した防犯カメラの場合は、SDカードを抜かれるリスクや録画容量の小ささなどがデメリットとして挙げられるため、注意が必要です。

取り付け・工事などの設置費用

防犯カメラを設置する際にかかる費用は、1台あたり10万円程度が目安とされます。屋外設置工事にかかる費用の内訳は、次のとおりです。

• 人件費
• 出張費
• 材料費（ケーブル、ねじなど）
• 特別工事費（高所作業、電源の新設などが必要な場合）

また、設置するカメラの台数が多い場合は作業に要する工数が増えるため、費用が増額になる可能性もあります。

防犯カメラをレンタルする場合のメリット・デメリット

防犯カメラをレンタル契約したほうがよいのか、購入したほうがよいのかを見極めるためにも、それぞれのメリット・デメリットを理解しておきましょう。

まずは、防犯カメラをレンタル契約する場合のメリット・デメリットから紹介します。

メリット

防犯カメラをレンタルするメリットとしては、次のようなものがあります。

• 導入時にかかる初期費用を抑えられる
• 短期間から借りられる
• 契約にメンテナンス費用が含まれているケースが多い

防犯カメラを購入すると、1台あたり数万円はかかります。その点、レンタルなら月額料金だけで済むため、購入に比べてコストを抑えられる点は魅力です。

また、業者によっては、防犯カメラを短期間でも借りられることもあります。本導入の検討のための試用用途の場合や、イベントなどで一時的に設置したい場合などには、レンタルが適しているかもしれません。

さらに、レンタルの場合は、契約に修理やサポート対応が含まれていることが一般的です。故障や不具合が生じても無償で修理を受けられるため、トラブルが起きたときでも安心できます。

デメリット

防犯カメラをレンタルするデメリットには、次のようなものがあります。

• 長期間利用すると、購入より割高になる可能性もある
• 解約時に違約金がかかる場合がある

レンタルの月額料金には、防犯カメラの月額利用料のほかメンテナンス料金も含まれており、一般的に割高です。そのため、長期間レンタルするほどコストも高くなります。購入したほうが安く済むケースもあるため、注意しましょう。

また、業者によっては最低使用期間が決まっていたり、解約時に違約金がかかったりする場合もあります。ムダな出費をしないためにも、あらかじめ契約期間や違約金に関しても確認しておきましょう。

防犯カメラを購入する場合のメリット・デメリット

続いて、防犯カメラを購入する場合のメリット・デメリットを紹介します。

メリット

防犯カメラを購入するメリットは、次のとおりです。

• レンタルよりトータル費用を抑えられる
• メーカー保証がついている

防犯カメラを購入する際には初期費用がかかりますが、長期間利用をすることでレンタルよりトータルコストを抑えられます。また、購入時にメーカー保証がついている点もメリットです。初期不良があった場合や保証期間中に故障があった場合でも対応してくれるため、安心できるでしょう。

デメリット

防犯カメラを購入するデメリットとしては、次のようなものがあります。

• 初期費用が高くなる
• 保証期間後に故障した場合、買い替えが必要になる

防犯カメラを購入する場合は、防犯カメラ本体価格に加えて、必要に応じて録画機やモニターなどの機器も購入することになります。性能や搭載する機能によって価格は異なりますが、10万円程度はかかるでしょう。

購入した場合、メーカーの保証プランに加入できて保証を受けられる点は確かにメリットです。しかし、有料プランに入らないかぎり、無償保証期間の経過後は、カメラを買い替えることになることは理解しておきましょう。

防犯カメラのレンタルがおすすめのケース

次のような場合は、防犯カメラのレンタルがおすすめです。

• 初期費用を抑えたい
• メンテナンスもお任せしたい
• 購入とレンタルで迷っている
• 利用期間があらかじめ決まっている（短期間）

レンタルのメリットは、初期費用を抑えられること、月額利用料金にメンテナンス料が含まれているケースが多いことです。導入費用をあまりかけたくない場合やメンテナンスもお任せしたい場合、購入とレンタルかで迷っていてとりあえず試してみたい場合には、レンタルが向いています。

また、あらかじめ利用期間が決まっている場合（主に短期間利用）もレンタルがおすすめです。短期間であれば月額利用料金を払っても、購入するよりトータルコストが抑えられる可能性が高くなります。

防犯カメラの購入がおすすめのケース

次のような場合は、防犯カメラの購入がおすすめです。

• 使いたい製品が決まっている
• 長期間利用する予定がある
• 設置や撤去などに対応できる

レンタルする場合には、利用可能なカメラの機種が限定されたり、機種を指定できなかったりするケースが考えられます。そのため、すでに使用したい製品や機種が決まっているのであれば、購入がおすすめです。

また、利用期間が長期間と決まっている場合も購入をおすすめします。長期間の利用においては、レンタルよりも購入のほうがトータルコストが割安になるためです。

さらに、DIYが趣味の場合や、工事関連の仕事に従事していて取り付け工事に対応できる場合も、購入を検討するとよいでしょう。防犯カメラを購入した場合、設置から撤去まで自分でやる必要があります。設置を自分で行えるのであれば、業者に依頼する際の作業費を抑えることが可能です。

クラウド録画サービス「Safie」の防犯カメラは購入・レンタルどちらも可能

防犯カメラの導入を検討中であれば、クラウド録画サービス「Safie（セーフィー）」のクラウドカメラがおすすめです。

「Safie」のカメラで撮影された映像はクラウド上に保存（クラウド録画）されるため、スマホ・パソコン・タブレットなどからいつでも手軽に確認できます。また、クラウド録画のため、録画機やモニターの用意が不要です。

さらに、撮影される映像がクリアで滑らかなのも特徴です。HD画質・100万画素対応で鮮明に映せるだけでなく、1秒間に最大30フレームで表示するため滑らかな映像で視聴できます。

なお、必要な費用はカメラの本体料金とクラウド録画の利用料金だけです。カメラについてはレンタルプランもあります。購入かレンタルでお悩みの場合はぜひ一度お問い合わせください。

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防犯カメラの購入／レンタルで迷ったらセーフィーにご相談ください

防犯カメラを導入する方法には、購入もしくはレンタルの2つがあります。それぞれで、メリット・デメリットが異なるため、費用や利用期間、防犯カメラを設置する場所などを総合的に考慮して適切な方法を選びましょう。

防犯カメラの設置を検討中であれば、「Safie」がおすすめです。手軽に設置できるうえに鮮明で滑らかな映像をさまざまなデバイスから確認できます。ぜひご検討ください。

※ セーフィーは「セーフィー データ憲章」に基づき、カメラの利用目的別通知の必要性から、設置事業者への依頼や運用整備を逐次行っております。
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