貸切バス事業者が求められる対応とは?2024年4月スタートの制度改正で点呼の録音・録画が義務化に

2024年4月1日から、国土交通省により「旅客自動車運送事業運輸規則」が改正・施行され、貸切バスの安全性向上に向けた対策のための新制度が本格的に始まります(※)。この改正によって貸切バス事業者が求められる対応について、主に点呼時の録音・録画の記録保存の義務付けに焦点を絞って解説します。

(参照)国土交通省.“貸切バスの安全性向上に向けた対策のための制度改正を行いました”.国土交通省.2023-10-10.(参照2024-2-13)

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2024年4月からスタート!貸切バス事業の制度改正とは

2024年4月1日から「旅客自動車運送事業運輸規則」が改正・施行され、貸切バスの安全性向上に向けた対策のための新制度が本格的に始まります。今回の改正について、変更されたポイントを軽くご紹介します。

貸切バスを対象に5つの項目を義務化

  1. 輸送の安全に係る書面及び記録の保存期間を3年間に延長(例:点呼・日報・運行指示書等)
  2. 点呼時の録音および録画を実施 + 90日間の記録保存
  3. アルコール検知器の使用時の写真撮影 + 90日間の記録保存(※2で録画している場合を除く)
  4. デジタコの使用 + 3年間の記録保存
  5. 運転者に対して行う安全運転の実技指導

本サイトでは、5項目の義務化のうち、2.点呼時の録音および録画を実施 + 90日間の記録保存と、3.アルコール検知器の使用時の写真撮影 + 90日間の記録保存への対応方法についてお伝えしていきます。

本記事で解説しない部分の新制度への対応方法については、国土交通省が配布している「貸切バス事業者のみなさま」をご一読ください。

(参照)国土交通省.“貸切バスの安全性向上に向けた対策のための制度改正を行いました”.国土交通省.2023-10-10.(参照2024-2-13)

点呼時の録音および録画と90日間の記録保存が義務化

制度改正により、乗務の前後で実施している点呼の様子の一部始終を動画で撮影、保存することが義務付けられました。

貸切バス事業者がすべき対応

点呼時の様子を動画で記録

防犯カメラやスマートフォン、パソコン内蔵のwebカメラ等を用意し、点呼の様子を動画で撮影する必要があります。その際には、下記の項目が記録できるように注意が必要です。

  • 点呼実施者と運転者、両方の音声と映像を撮影すること
  • 運転者の顔が識別できるような画質、画角で撮影すること
  • 点呼時の指示などのやりとりが分かる音声を記録すること

撮影した映像は90日間の保存が必要

点呼を実施した日を1日目とし、そこから90日間電磁的な方法で保存しましょう。その際に、ファイル名や保存日などで撮影日が分かるようなファイル整理が必要です。

電話点呼の場合は録音で対応

点呼実施者と運転者のやりとりの録音が必要となります。録音の方法は問われていません。

(参照)国土交通省.“貸切バス事業者のみなさま”.国土交通省(参照2024-2-13)

アルコールチェック時の様子を写真撮影と90日間の記録保存が義務化

制度改正により、貸切バス事業者がアルコール検知器を用いて運転者の酒気帯びの有無を確認する際に、検査状況の写真を撮影して、その電磁的記録を90日間保存することが義務付けられました。なお、点呼の様子の一部始終を録画している場合は、改めての写真撮影は不要となります。

貸切バス事業者がすべき対応

アルコールチェック時の顔写真を撮影

点呼時におけるアルコールチェックの際に、アルコール検知器による呼気の検査中の運転者の顔写真を撮影する必要があります。前述の点呼の状況を撮影している映像内で、運転者の顔がかんたんに識別できる場合は改めての写真撮影は不要です。

撮影した写真は90日間の保存が必要

アルコールチェックを実施した日を1日目とし、そこから90日間は写真を保存しましょう。動画で撮影した場合も同様です。

(参照)国土交通省.“貸切バス事業者のみなさま”.国土交通省(参照2024-2-13)

貸切バスの新制度に対応!設置におすすめのクラウドカメラ「Safie One(セーフィーワン)」

Safie One

Safie
Safie One

エッジAIを搭載。画像解析による業務効率化も叶えるカメラ

¥41,800 (税込)

外形φ76.5×92.5mm
重さ360g
防水性能なし
ネットワーク接続有線LAN、無線LAN
PoE給電対応
画角水平114° 垂直60°
ズームデジタルズーム 最大8倍
マイク(音声入力)あり
スピーカー(音声出力)あり
暗所撮影対応

特徴紹介

工事不要でかんたん設置!置くだけで使える!

ポン置きや、壁・天井へのネジ止めに対応しているコンパクトな屋内用カメラ「Safie One(セーフィーワン)」。ライティングレール・三脚など多彩なアダプターに対応しているため、場所を選ぶことなくご自身で設置できます(※)。

営業所や車庫での点呼状況に合わせたさまざまな設置方法に対応しています。

※ライティングレールに取り付ける場合には、別途フィクサーが必要です。

有線も無線もLTEも対応!お客様の通信環境に合わせて選べる

無線LAN接続、有線LAN接続どちらにも対応しています。さらに、別売りのLTEドックと通信プランの契約で、インターネット回線のない場所に設置してもすぐに利用が開始できます。

Safie One(セーフィーワン)の本体写真

Safie One用LTEドックは、ドコモ系MVNOのLTE回線を利用して通信します。
設置前に利用可能範囲についてリンクよりお客様ご自身で確認をお願いいたします。
https://www.nttdocomo.co.jp/area/
※別途通信料が発生します。
※推奨環境は LTEエリアのみとなります。
※LTEのサービスエリア外やサービスエリア内であっても、地下・高層階・窓のない屋内などでご利用いただけない場合があります。
※イベント会場や大型施設など通信が混雑する場所では、通信速度が遅くなる場合があります。

90日間保存プランあり!映像の保存期間が選べる

Safie対応カメラで撮影された映像はすべてクラウドにアップロードされ、最大365日間の保存が可能です。映像の保存期間はお好きなプランをご自身で選択していただけます。

クラウド月額利用料金表

貸切バス事業の制度改正で義務化された映像の保存期間は90日間ですので、90日間のプランを選択していただくことができます。保存期間を長くしたい場合は、契約中のプランを変更することで対応可能です。

Bluetooth標準搭載。外付けスピーカーと接続で音声もきれいに取れる!

スピーカー等のBluetooth機器とカメラを接続することができます。カメラの設置場所から距離がある場合でも、点呼時のやりとりの音声をしっかりと記録することができます。

Bluetoothスピーカー対応

専用のビューアーで映像の管理がらくらく。複数拠点をまたぐ点呼管理の運用にも!

カメラで撮影された「映像・音声」を視聴するための専用ビューアー「Safie Viewer(セーフィービューアー)」にアクセスすれば、リアルタイムに映像を確認できます。複数カメラ・複数拠点のカメラ映像を管理するのに最適です。

Safie Viewer(セーフィービューアー)のダッシュボード画面

撮影開始までのかんたん3ステップ

カメラの選定から撮影まで、大掛かりなシステム導入なしでスモールスタートが可能です。

①まずは設置場所を確認!(インターネット回線があるか?など)

②カメラとプラン(録画期間)を選択

③届いたカメラを自身で設置!カメラを電源、インターネットに接続で撮影開始!

※設置工事が発生する場合があります。詳しくはサポートデスクにご確認ください。

Safie One

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Safie(セーフィー)は国内シェアNo.1

セーフィーのクラウドカメラが選ばれる理由

Safie(セーフィー)は、「見える」安心を手軽に運用できるサービスとして、国内においてクラウド録画サービスのシェアNo.1を獲得し、様々なお客様にご利用いただいています(※)。


※テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2023)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(54.1%)

Safieの特長はこちらからご確認ください。

カメラ導入に際して、「どんな設置方法があるか教えてほしい」「実際の導入費用は?」など、不明点や気になる点がございましたら、お気軽にサポートデスクにお問い合わせください。

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