聖マリアンナ医科大学病院でのセーフィーを活用した遠隔診療がBBCで報道されました

英国の公共放送「BBC World News」にて、聖マリアンナ医科大学病院での新型コロナウイルス患者への対応について、ニュース動画がアップされました。

日本語版、ニュース動画はこちらからご覧頂けます。

英語版、ニュース動画はこちらからご覧頂けます。

動画内の患者を監視しているモニター映像はセーフィーカメラで撮影されているものでしたので、このブログでニュースの内容をお伝えします。

東京では当初は新型コロナウイルスをうまく制御でき、集団感染を早期に抑え込みに成功していたにも関わらず、近頃ではエピデミック(感染流行)が拡大しつつあるということから、実際の医療現場はこれまでどのように対応してきたのか、また現在の状況、最後に現場の医師からのメッセージが取材されています。

新型コロナウイルス対策ユニットの構築

聖マリアンナ医科大学病院では、わずか2週間ほどで新型コロナウイルス患者専用の救命救急ユニットを構築されました。

治療に必要な個人用防護服が足りていないことから、感染を防止するために医療スタッフの直接患者のいる場所への移動を制限し、治療のために中へ入るわずかなスタッフと遠隔でコミュニケーションをとりながら治療を進めています。

そこで遠隔監視に利用されているのがセーフィーのカメラです。

重症患者1人ひとりの病床付近にカメラを設置し、患者の様子やバイタルサインを監視しています。

複数の患者をモニターの1画面に映し、リアルタイムに患者やバイタルサインを確認している様子が動画ニュースで取り上げられています。

引用:BBC World News

  • 遠隔監視にお役立て頂けるダッシュボード機能の設定はこちらから資料をダウンロードして頂けます

聖マリアンナ医科大学病院では、クリップを使ってカーテンレールや什器にカメラを設置し、院内の無線WiFiにつなぎご利用頂いています。映像を活用し、少ない人数で現場をまわす仕組みを整えました。

引用:「聖マリアンナ医科大学病院における COVID19 への対応」

  • 実際の取り付けられたカメラはこちらからご覧頂けます

聖マリアンナ医科大学病院での多くの入院患者は40代と50代、新型コロナウイルス患者用のベッドは15床ありますがすでに11床に患者がおり、重症患者は気管挿管のために2〜3週間は入院が必要になるということです。

現在の院内状況

日本での一般的な病院は感染症科がありませんが、聖マリアンナ医科大学病院では感染症センターがあり、感染症指定医療機関として重症患者を受け入れることから、救命救急エリアを専用の陰圧室に転用しています。

2週間前までは、集中治療室(ICU)専用の普通のナースステーションがあった場所です。

安全な場所はグリーンゾーン、イエローゾーンは機密扉で仕切られており、重症患者のいる高度治療室がレッドゾーンとされています。

医師からのメッセージ

重症患者への治療を施しているスタッフの精神的重圧はとても大きく、個人用防護服をきちんと身につけていても、患者の治療をしているので感染のリスクがあるということです。

一般の方に向け、「個々が感染しないための行動が大切で、多くの人との接触を避けて欲しい」と助けを求められていました。

日々、医療現場で奮闘してくださっている関係者の方に感謝の気持ちをお伝えすると共に、感染拡大防止や、個人用防護服が不足している状態での治療などにセーフィーのカメラをお役立て頂ければと思います。

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